10月が11月になったからといって、
爺の生活に何か変わるわけでもありませんが、
月の区切りの栞として何か挟んでおきます。
たそがれの徘徊人(びと)には、ススキが似合うのかな。
「おれは川原の/枯れすすき、同じお前も/枯れすすき、
どうせ二人は/この世では、花の咲かない/枯れすすき」
(野口雨情作詞、中山晋平作曲)
今日はハロウィンとかで、
昨夜からテレビの女子アナまで大騒ぎしています。
月並みな挨拶ですが、天高く馬肥ゆるとも、
明日11月1日はは秋の天皇賞レースですね。
プロ野球日本シリーズもホークスの圧勝で終わりました。
爺のご贔屓の「スワローズ」は非力でした。
全セで戦っても鷹には勝てないでしょう。
プロ野球は「1強11弱時代」ですな。
晩秋にはススキが似合うものとして並べました。
気が付けば、今年はコスモスを撮ってなかった。
イベント取材があって、忙しかった10月でした。
・「秋の野の美草刈りふき宿れりし宇治の京の仮いおし思ほゆ」額田王
・「人皆は 萩を秋といふよし 我は尾花が末を 秋とは言はむ」作者不詳
・「虫の音もほのかになりぬ 花すすき穂にいずる宿の 秋の夕暮れ」源実朝
・「山は暮れて野は黄昏の芒かな」与謝蕪村
カラスウリが橙色に染まると藪垣が透けてきます。