国宝松本城と諏訪大社を拝してきたことたことを、
3回にわたり長々と綴ってきました。
最終章は寄り忘れた「おんばしら館・よいさ」と
「下社春宮」近くで訪れた「慈雲寺」について書きます。
駅前の観光案内所の担当者さんから、
面白いから寄っていきなさいと勧められた、
「おんばしら館よいさ」を忘れていたことを、
「秋宮」近くに来てから思い出しました。
「おんばしら館よいさ」には、木落し体験装置があって、
木落し坂を下る躍動感を体験できると聞きました。
是非体験してみてと言われていました。
残念なことに通り過ぎていました。
御柱の迫力を映像で紹介もしているという。
もう一カ所、強く勧められたのが「慈雲寺」でした。
「春宮」から「秋宮」へ向かう中山道の脇に、
武田信玄ゆかり「矢除け石」などがあり、
その脇から急な石段があります。
126段の石段を休み休み上がりました。
武田信玄が保護した名刹で、
臨済宗妙心寺派・白華山(はっかさん) 慈雲寺。
コケ生した杉並木の参道を抜け山門を潜ると、
そこには美しい庭園が広がっていました。
雪吊りされた松の古木が眼前に広がり、
白い砂利の中に石が配された枯山水の
静寂な日本式庭園が広がっていました。
本堂裏の池泉庭園には雪が残っていました。
私たち以外に訪れている人はなく、
静謐は時間をしばらく楽しみました。
急な石段を上がったご褒美になりました。
これで松本城、諏訪大社めぐりの旅記録はお仕舞にします。
行きあたりばったりの徘徊旅でしたので、
見落としてきた歴史、事跡が心残りになりました。
肝心の上社本宮、前宮にも回っていません。
各所で集めた案内書やパンフレットを整理しながら、
いつか行ける機会があればいいな~と思っています。
上諏訪、下諏訪駅の観光案内所は頼りになりました。
ありがとう。読んでくれた皆さんお疲れさんでした。