たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

タイ・パタヤの5☆ホテルの庭で見た花です

2014-10-31 14:39:22 | 海外旅行


タイ・パタヤの5☆ホテルの庭で見た花です
なんと言うな名前の花なんでしょうか。







この夏、行く機会があって一週間、初めてタイを訪れました。
よく知っている経験者には、他愛もない光景でしょうが、
メモ代わりに撮って来たものでブログに記録しました。




─────────<これまでの記録>────────────────
<ワットプラケオ(王宮)編>
<ワット・アルン(暁の寺)編>
<ワット・ポー(黄金の寝釈迦仏)編>
<パタヤビーチ5☆ホテル編>
<バンコクのパワースポット「エラワン祠」編>
<ストリートフード、バンコクの街角スケッチ編>
<バックパッカーの聖地!カオサンロード編>
<1万メートルからの富士山編>

●フォトチャンネル
<タイ・バンコクの街角スケッチ>
<タイ・バンコクのパワースポット「エラワン祠」>
<チャオプラヤー川からの眺め編>
<パタヤ・ビーチのホテル編>
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ストリートフード、バイクタクシー、タイ・バンコクの街角スケッチ

2014-10-29 10:28:54 | 海外旅行

この夏の一週間、タイに行く機会がありました。
見聞したことを記録しています。
<交通・露店・ストリートフード編>――最終回

宿泊したジャスミンシティホテルはBTSアソ―ク駅とMTRスクムビット駅に近く、
付近には高級ホテルや商業施設が多くありました。バンコクの中心の街として、
朝夕はたくさんのビジネスマンやOLが慌ただしく行き来していました。



朝夕ラッシュ時の交通渋滞は凄まじく、自家用車、タクシー、三輪車(トゥクトゥク・後部座席に3人同時に乗れる)、バイクタクシー、バスが道幅いっぱいにひしめいていました。
人と車の違いこそあれ、日本のラッシュ時の駅構内のようです。



すれすれに車を寄せてきて割り込みます。不思議なことに日本のようにやたらとクラクションは鳴らしません。
内側車線から外側車線まですり抜けて行きます。
割り込んだり、譲ったり、みなお互い様というルールなんでしょう。
「混雑を上手にクリアするお互い様秩序」とも言うべきバンコク繁華街の交通事情でしょう。






そいう状態の中で活躍しているのがバイクタクシーでした。
地下鉄から降りてきたサラリーマンやOL、女子大生らは、
バイクの後ろにチョコンとお尻を乗せ、片手にスマホを見ながら乗っていきます。







バイクタクシーはいたるところに客待ちをして居て、
乗って来てさっと降りていく人、その後へチョコッと乗っていく人と、
需要と供給が絶妙に合っていていました。







筆者はノースリーブのOLがスマートに乗り降りするのを感心して眺めているばかりでした。
乗る勇気はありませんでした。何処連れて行かれるか分からないし、
落ちて腰でも打ったら大変なことになってしまう。



●朝食はストリートフードで済ます
ホテル周辺道路には朝早くから夜遅くまで、
「ストリートフード」(要するに露店)が立ち並んでいました。
ここ周辺に限らず、有名観光地はもちろんですが、
タクシーで走っていると、どのと通りにも「戸板一枚」程度の露店が並んでいます。
タイ人の食生活は露店外食が習慣だと聞きました。





焼肉、揚げ物、フルーツ、パンなどあらゆるものが売られていました。
また、衣料品や民芸品、コピーブランドの時計、アクセサリーなども目に付きます。



見たこともない食べ物はなんとなく気味悪く手が出せません。
サラリーマンやOLたちが買っていくのですから、中にはきっと美味しいものがあるのでしょう。
民芸品やアクセサリーなどの露店商品には名札が付いていません。交渉して値切っていくのだそうですが、最初の言い値も良く分からず見るだけで通り過ぎていきました。



いつか見たヨーロッパの映画でこんなシーンを思い出しました。
モロッコかどこか北アフリカの街の市場で主人公の女優が、
言い値で民芸品を買うのを見ていた現地に住む友人が、
値切らないで買うのは失礼で「売る人への侮辱」だと教えていました。

これでタイ記録は打ち止めにする予定です。
タイへは日本からの旅行者も多く、在住居住者も多く、
よく知っている経験者から見たら、他愛もない記録でしょうが、
めったに海外へは出ないし、初めて東南アジアの国を体験したものとしては、
格好のブログネタとして綴ってみました。
なお、街頭の光景として撮ってきた写真は「フォットチャンネル」にもまとめる予定です。


─────────<これまでの記録>────────────────
<ワットプラケオ(王宮)編>
<ワット・アルン(暁の寺)編>
<ワット・ポー(黄金の寝釈迦仏)編>
<パタヤビーチ5☆ホテル編>
バンコクのパワースポット「エラワン祠」
<バックパッカーの聖地!カオサンロード編>
<1万メートルからの富士山編>

●フォトチャンネル
タイ・バンコクのパワースポット「エラワン祠」
<チャオプラヤー川からの眺め編>
<パタヤ・ビーチのホテル編>

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映画「ウィークエンドはパリで」リアルな滑稽

2014-10-22 12:48:37 | 劇場映画

人生の秋を迎えた英国人の大学講師ニックと妻メグ。
結婚30周年を祝うため新婚旅行先だったパリを再訪。



新聞の映評を見て気になっていた映画「ウィークエンドはパリで」を見てきました。
見終わって一言「うむーん???」
人生の黄昏期を迎え、深刻な滑稽さが身に染む。



思い出のホテルを予約したがどうもしっくりしない。
部屋の感じも壁のカラーも違うとメグは納得しない。
ニックは妥協しようとするがメグは飛び出していく。



アチコチのホテルを廻ったに二人が落ち着いたのは、
あの超高級ホテルプラザホテルのロイヤルスイート。
窓を開ければエッフェル塔が輝くパリの夜が広がる。



二人は凱旋門や長い階段を登るサクレ・クール寺院、
サルトルやボードレールらが眠るモンパルナス墓地、
書店を訪れたりお料理やワインを満喫していたが‥。



ニックが「大学からクビを宣告された」と告白する。
映画はこの辺から一転「えっ、そんなことあり??」
新婚旅行の思い出パリが老境夫婦のリアルな修羅場に。
果たしてすれ違った思いの絆の行方は‥‥‥‥‥‥‥



製作:イギリス(2013)
監督:ロジャー・ミッチェル
夫:ニック・バロ(ジム・ブロードベント)
妻:メグ・バロウズ(リンゼイ・ダンカン)
公式サイトはこちら

バンコクのパワースポット「エラワン祠」

2014-10-19 13:47:28 | 海外旅行

この夏の一週間、タイに行く機会がありました。
見聞したことを記録しています。
<バンコク屈指のパワースポット「エラワン祠」編>



タイは仏教信仰の熱いお国です。
バンコクを歩いていると、人々の信仰心を垣間見ることができます。
宿泊ホテルのあるBTSアソーク駅から三つ目のチットロム駅で降りて、
ガード下を進行方向に数分歩いて、タイで最強とも言われる、
バンコク屈指のパワースポット「エラワン祠」にも行きました。
高架駅の階段を下りると、そこから奉納用の花を売る店が続いていました。



ここは、ヒンドゥー教の神「ブラフマー」が祀られていて、
抜群のご利益があるとされています。
その霊験にあやかりたいと願い花を捧げ祈る人の群れと、線香の香りと煙が立ちこめていました。
既にご利益を受け“お礼参り”として踊りや音楽の奉納を行う人たち。
バンコクで一番の街角のパワースポットで賑わっていました。





参拝客は境内に(入場は自由)ある売店で花、線香、ロウソクなどを購入し、
ブラフマー神の周りに供え願い事を唱えています。
願い事が成就した人はブラフマー神に感謝の意を現すため、
タイ伝統舞踊の踊りを依頼し、踊りの舞台にひざまずき祈っていました。



この伝統舞踊が後を絶たないことから、
いかに願い事の成就した人多いか物語るものとして、
エラワン祠が最強のパワースポットと言われているようです。





花やお線香が次から次に添えれられ、願いの表情は真剣そのものです。
観光客も大勢来ていて、祷りの場所に似合わず華やかな雰囲気を醸していました。



◎仏教国「タイ」では仏閣を訪れる際のエチケットがあります。
良識ある服装で、ショートパンツやTシャツなど肌を露出したものはダメ。
仏教の家や礼拝堂、寺院に入る時には靴を脱ぐなどです。
たしかに王宮など観光寺院に行った際、露出の多いヨーロッパ系の観光客には履き替えのスカートを供用していました。

─────────<これまでの記録>────────────────
<バックパッカーの聖地!カオサンロード編>
<ワットプラケオ(王宮)編>
<ワット・アルン(暁の寺)編>
<ワット・ポー(黄金の寝釈迦仏)編>
<パタヤビーチ5☆ホテル編>
<1万メートルからの富士山編>

●フォトチャンネル
<チャオプラヤー川からの眺め編>
<パタヤ・ビーチのホテル編>
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バンコク・バックパッカーの聖地!カオサンロード散策

2014-10-14 20:40:42 | 海外旅行

この夏の一週間、タイに行く機会がありました。
見聞したことを記録しています。
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<ワットプラケオ(王宮)編>
<ワット・アルン(暁の寺)編>
<ワット・ポー(黄金の寝釈迦仏)編>
<パタヤビーチ5☆ホテル編>
<1万メートルからの富士山編>

●フォトチャンネル
<チャオプラヤー川からの眺め編>
<パタヤ・ビーチのホテル編>

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<地下鉄体験とバックパッカーの聖地!カオサンロード編>

ワットプラケオ(王宮)へはMRT:地下鉄で行ったことを前回に報告しました。
地下鉄に乗るには、販売機にお金を入れると黒いコイン型をしたチケットが出てきます。





自動改札機についているセンサーに丸い黒札でタッチすると、改札が開いてはいることが出来ました。
MRT駅構内は広くて、ホームも車内も清潔で冷房が効いていて快適でした。



到着駅に着いたら自動改札にチケットを入れる穴があって、
チケットを入れると改札が開き出られました。



地下鉄の建設は、ほとんどが日本の円借款で賄われ、地下道には王様の座るショウインドーや、
請負った日本企業を紹介するプレートが埋め込まれていました。





フアランポーン駅が終点でここで降りました。
地下道からエスカレーターで上がると、タイ国鉄の起点になっているヤワラート駅がありました。
日本で言えば東京駅のような存在で、広い構内には待合ベンチや売店があって、
天井近くには国王夫妻の大きな額が掲げられていました。







◎バックパッカーの聖地!カオサンロード

王宮の帰りはトゥクトゥク(三輪自動車、)に乗りました。
ドアはなく、大通りの前後左右がよく見えて、なかなか快適でした。



格安ゲストハウスが集まっていて、
バックパッカーの聖地といわれる「カオサンンロード」に寄りました。
大きなバックを背負った、世界各国からきたバックパッカーが歩いていました。





さらにこの通りは、バンコクの観光スポットの一つとなっていて、
多くの外国人が歩いていました。(私も外国人だった。)
約300m通りの両側には、
実に雑多な店がひしめいていました。
雑貨店、衣料店、屋台、バッグ、装飾品など、
レストラン・バー、ゲストハウスなどがとても目に付きました。



窓口はそれほど広くないけれど、奥行きは深く、
トイレを借りに入り込むと、両替人が居たり、宿泊施設があったりします。



カフェテラスというには、いささか不気味な感じの飲食店もあり、
中年とも思われる西欧人の女性が店先に座って、
一人で食事をしたりしています。
きっとそいう光景が日常なんでしょう。





雑貨品には、どれも値札がついていないので、手にとっては見ても買うまでは行きません。
それでも手首にはめる輪と首飾りを買いました。
小銭を手に乗せて見せたらそれで間に合ったようでした。

切なさをレシピに詰めた『めぐり逢わせのお弁当』

2014-10-09 13:43:32 | 劇場映画

全てを棄てカフェで出会いを待つ女。
何をためらうのか見つめるだけの男。



インド・ムンバイでは、お昼どきともなると、
ダッバーワーラー(弁当配達人)がオフィス街で慌ただしくお弁当を配って歩く。

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<ダッバーワーラーとは>パンフから引用
「弁当配達人」を意味する。家庭の台所から"できたての"お弁当を集荷してオフィスに届けるという、
ムンバイに実在するお弁当配達サービスに携わる人々を指す。
5000人のダッバーワーラーが1日20万個のお弁当を手に往復しているわけだが、
ハーバード大学の分析によると、誤配送の確率はたったの【600万分の1】だそうだ。

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主婦のイラ(ニムラト・カウル)は、
自分に無関心な夫の気を引くために、心を込めてお弁当を作るのだった。
戻ってきたお弁当箱は食べつくして空だった。
しかし、帰ってきた夫の反応は無関心だった。



愛情弁当は誤配されていたのです。
定年退職を控えたやもめ男サージャン(イルファーン・カーン)のデスクに届けられていました。
そして次の日もサージャンのデスクに、豪華なお弁当が届きました。



一方、イラはいろいろ工夫したお弁当を作ります。もう一人子どもが欲しいですと訴えても、
夫はそっけなく、振り向いてもくれません。
「毎日カリフラワー」はいらないという。
ある日、サージャンに届いたイラの弁当に手紙が入っていました。
そして、イラの元に戻ってきた空の弁当箱にもメモがありました。



インド国内最大の都市・ムンバイ(旧ボンベイ)。
逢うこともなく、惹かれあった孤独な男と女。

「人はたとえ間違った電車に乗ったとしても、正しい場所へと導かれる」
映画の脚本を書いたリテーシュ・バトラ監督が好きなフレーズだという。
登場人物たちの人生を方向づける“スパイス”として使ったとされています。

「誤配された弁当だったが、本来行くべき人の元に届いていた」そいうことでしょうか。

やもめ暮らしで定年を控えたサージャンが、イラから出会いを求められて、
珍しくネクタイなどして、出かける朝、ふと気付いた老い、電車で席を譲られる‥‥

出会いのカフェにはイラが待っていた。
明日への一歩を踏み出せるはずの「電車」に乗るのでしょうか。
ラストでは、列車に揺られるダッバーワーラーの歌と手拍子が響く。

とっても古風で、切なさ心に沁みる映画です。
映画館でどうぞご覧遊ばせ。



以前、ブログで2本のインド映画として、
見たいと宣言していた内の『めぐり逢わせのお弁当』公式サイト
「シネスイッチ銀座」でも上映していますが、
立ち見が出来るほど込み合っているという情報もあり、
舞浜のシネマイクスピアリで見ることが出来ました。



デズニーリゾート・イクスピアリはハロウィンの飾りで賑わっていました。
たにしの爺には無縁なので横目で見て帰りました。


台風一過、日ハム鎌ケ谷スタジアムに鏡池

2014-10-06 21:16:01 | Journalism

 台風一過、一気に青天になったので、いつもの徘徊コース「日本ハム鎌ケ谷スタジアム」に寄りました。外周を5~6周すると、約5000歩になります。



 着いてみると「あれま、これは、なんと」駐車場が池になっているのではないか。
 「奈良公園の猿沢池」ならぬ「鎌スタのハム池」が出現していました。
 水深は20センチくらいあるのでしょうか、相当な降りだった証拠ですね。





 スタンドと周りの木々が、秋空とともに水面にくっきり映し出され、レアな光景を撮りました。
 駐車スペースを示す赤いカラーコーンが揺らいでいました。





 グランドの方は外野芝生の塀際が池状態で、広告の標識が映って、ダブルになっていました。





 外野後方の大駐車場も湖面状態で子どもの遊具広場「鎌スタ☆レッチ」も池の中になっていました。


王宮、タイ最高の地位と格式・王室の守護寺は眩い光に満ちていた

2014-10-05 12:08:43 | 海外旅行


この夏の一週間、タイに行く機会がありました。
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<ワット・アルン(暁の寺)編>
<ワット・ポー(黄金の寝釈迦仏)編>
<パタヤビーチ5☆ホテル編>
<1万メートルからの富士山編>

●フォトチャンネル
<チャオプラヤー川からの眺め編>
<パタヤ・ビーチのホテル編>

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<ワットプラケオ(王宮)編>

ワット・アルンへ行った翌日には、ワットプラケオ(王宮)へ行きました。
宿泊ホテルの最寄のMRT:地下鉄のスクムビット駅まで歩き、
フアラムポーン駅まで乗り、その先はタクシーにしました。
このフアラムポーン駅は地方に行くタイの国鉄ターミナルになっていて、
ホームには長距離列車が止まっていました。(交通に関しては別項を立てる予定です)。



ワットプラケオは、王室の守護寺でもあり、タイ最高の地位と格式を誇る仏教寺院だという。
“王宮”と呼んだり“グランドパレス”とも呼ばれているという。





タクシーは警察官に止められ門前まで行けず、巨大な白亜の塀に沿ってしばらく歩きました。
門をくぐって敷地内に入ると、左手の建物に軍隊さんが銃を持って駐屯していました。





入場門では来場者は服装チェックされます。
ショートパンツやミニスカート、タンクトップなど、
露出度が高い服装の観光客には、スカートが貸与されます(有料らしいです)。



このロングスカートが色鮮やかな模様入りで、
スカートを巻いた女性観光客がぞろぞろ歩いている光景は、
金ぴかの建物の雰囲気に、とても良く似合って目を惹きます。



観光客で一杯の敷地内を奥に進んでいくと、左手には美しく光る「黄金の仏塔」が見えます。
さらに進んでいくと左手に『入場券』売り場があり、
入場料は外国人一人500バーツ(1500円ほど)です。
そとき、ちょうど「近衛兵」の行進に出会いました。





チケットを持って、改札のような入場ゲートまで行きます。
ここも入場者チェックが厳しく行われていました。



中に入ってすぐ左手にある「回廊の絵」というのがあります。
「ラーマーヤナー」と言う物語を絵にしたもだそうですが、ここはスルーして奥に足を踏み入れると、





まばゆいばかりの金色の大小の仏塔が配置され、
巨大な黄金の寺社が林立して、黄金郷にいるみたいなります。





途中、アンコールワットの模型がパノラマ的にあったりします。
本堂に入る前に一休みしていたときには、衛兵の交代儀式の練習も見ることが出来ました。





本堂には靴を脱ぎ、サングラスや帽子も取って入ります。(本堂は撮影禁止)
中にはもっとも重要な仏像「エメラルド仏」が置かれています。

パレス前の広い敷地はさまざまな造形で美しく整備されていて、
白服でりりしい姿の衛兵がそこここに直立不動姿でたっています。



近付いて並んで写真もOKでしたが、決して微笑んだりはしてくれません。
同国における最高の地位を占め格式が高いとされる、
「ワットプラケオ」の威厳と誇りの表われなんでしょう。



とにかく黄金の迷宮に紛れ込んだ気分で、
何がなんだか分からないうちに時間が過ぎてしまいしました。
このあと、バックパッカーの聖地と言われている「カオサンロード」を散策して帰りました。
(別項を予定しています)

バンコク・ワット・アルンの尖塔に虹の輪を見る

2014-10-02 12:01:52 | 海外旅行

この夏の一週間、タイに行く機会がありました。
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<ワット・ポー(黄金の寝釈迦仏)編>
<パタヤビーチ5☆ホテル編>
<1万メートルからの富士山編>
●フォトチャンネル
<チャオプラヤー川からの眺め編>
<パタヤ・ビーチのホテル編>
このあと、王宮編、街歩き編、交通編のアップを予定しています

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<ワット・アルン(暁の寺)編>
ワット・ポーを見た後は、ワット・アルンに行きました。





「ターティアン船着場」から渡し舟で「ワットアルン船着場」まで数分で、
チャオプラヤー川を渡ります。運賃は3バーツ(約13円)でした。
船からは「トウモロコシ」のような感じの仏塔が屹立して迫ってきます。



ワット・アルンは三島由紀夫の「豊饒の海4部作の第3部」の、
「暁の寺」の由来にもなっていることで知られていますね。入場料は50バーツ。



ワットというのはタイ語で「お寺」、アルンというのは「暁」という意味だそうです。
ワット・アルンは高さ75メートルの大仏塔と4基の小塔からなっていて、
色とりどりの陶器片が嵌め込まれ、細かな飾りが施された輝やく大塔でした。











長い階段があって上まで登ることが出来ます。階段がこれまた急勾配で、
登るときは前を見て登るので、それほど怖くはないんですが、降りるときの怖さは大変なものでした。



手すりに掴まって一段ずつへっぴり腰で、
そろりそろりとやっとの思いで降りきりました。



仏塔の途中には周回廊があって一回りできます。色鮮やかなタイルで彩られた堅固な作りで、
よくもまあ、これほど急勾配の巨塔を華麗に積み上げたものだと、驚愕しながら回廊を巡りました。



眼前には付属の4つの尖塔が迫って、天気も良かったので最高の見晴らしでした。
チャオプラヤー川が白く光って見えました。 
このときでした、尖塔の真上に丸い虹が掛かっているのが見えました。



よくある事なのか、レアな現象なのか分かりませんが、
大仏塔の尖塔に円形の虹を見た意味は一体なんだったのだろか。
数分で虹は消えていきました。







帰国して今思えば、塔の狭い回廊を廻っていたときに、人の声が消えて静かな世界を感じました。、
タイにおける、一番のタイらしさの記憶になっています。まさに豊穣の時でした。



渡し舟に乗って帰りました。
長文お付き合いありがとうございました。