たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

辛夷の花 3月が往く

2011-03-30 07:03:26 | Lyricism

3月・早春の花といえば辛夷ですね。
今日と明日で3月も終わりになります。
辛夷の花で更新するには今日しかありません。

千昌夫が歌う「北国の春」で、
♪♪白樺 青空 南風
こぶし咲くあの丘 北国の
ああ 北国の春

と歌われています。
雪解けの北国の春、大きな蕾が膨らみ、
白い花が早春の野辺に咲く辛夷の花。

♪あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな
その雪解けの北国を襲った自然の惨禍。
雪も舞う悲しみの春になっています。

白い辛夷は鎮魂の花になってしまいました。

目立ちやの 政治家よ 何をしている 

2011-03-21 09:32:43 | Journalism

この度の大災害に被災された皆様に心より、
お見舞いを申し上げます。
絶望的な惨状を見たり、聞くたびに、
一人でも多くにご無事を祈ります。


 いろいろありまして、更新が半月以上滞っていました。

 たにしの爺、個人的に出来る被災地支援は、
車の外出はしない、ガソリンは給油しない。
一滴でも多く、命を救うために動く人たちの車に使ってもらう。
買い溜めはしない。必要な物を必要な分だけ、
自転車で探しに行く「たにし篭り」の暮らし。



しかし思うに、
 なぜ救援活動がこんなにも、もどかしいのか。
自衛隊など陸から、海から、空から、電撃的に、
総力で現地に集結すれば、もっと助かる命はふえる。
救援物資などは、空からダイレクトに届けられる。

 現地の町役場や市役所が不自由な中で必死になっているとき、
縦割り行政防災マニュアルなど役に立たない。
政府に緊急非常事態宣言の認識が欠けているいるのではないか。



 さらに不思議なのは、政治家の姿が見えないことだ。
口を開けば「国民」「国民」と言っていながら、
こんなとき何をしているのだろう。
議員宿舎を空けて被災者を収容するとか、
歳費を義捐金に回すとか、なんかする事があるだろう。
全員ボランティアに行け。

 岩手県選出の、あの金権政治家は、何をしているのだろう。
 今こそ、金権だけでない「国民のための政治家」だという証明をしてもらいたい。