たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

たわ言を綴ってブログ開設10年になりました

2015-09-26 21:24:51 | Journalism

2005年9月26日の夜「たにし」がアブクを噴いてちょうど10年。
花姿や風景に、小説・映画に、時節に、季節の変わるごとに、
なにやら他愛もない感懐を、徘徊綴りで並べ立ててきました。



爺の本来は、時事・時局問題が守備エリアなんですが、
そっちに関心を向け出すと、硬派な言説が止まらなくなるので、
なるべく触れないことにしています。



気が付いてみたら、今年はこれまでまともな本は一冊も読んでいない。
通勤車内が一番の読書環境だったことを思い知りました。
時間がいくらあっても、自宅での読書は身に入らないし続かない。
新聞記事やニュースもWebで間に合ってしまう。
元新聞人を自認していたものだが、これも加齢現象なのだろうか。



何かの集まりでは「好奇高齢者」です。趣味は「学習すること」です、
などと自己紹介してはいるが、何のことはない、
PCに取り憑いて、Webをハシゴしているに過ぎない。



ところで、たにしの爺はヤクルトのフアンなんです。
国鉄スワローズ以来、ずーっとです。
巨人を負かすと、うれしくてたまらなかったです。

今シーズンは14年ぶりに優勝に近付いていますが、
今日の試合はなんとしても勝ってもらいたかったです。
FAで日ハムからきた大引遊撃手がブレーキだった。
打席では緊張がありあり、もっとバットを振り切ってもらいたい。



巨人の中で一番嫌な「巨人病患者」長野にやられたのはくやしい。
明日は勝たないと優勝が危なくなる。
巨人の先発は、これまた嫌な「巨人病患者」の菅野。
対するヤクルトは石川投手だ。
今日・27日の追記
石川で、2-1で「巨人病患者」の菅野に勝った。
胃が軋む試合でした。M3点灯。




巨人に負ける試合を観るのは神経に悪い。
とにかくどのチームでもいい、
巨人を負かしてくれるとうれしくなる爺です。
子どものころから「多数に寄る時流」が嫌いでした。



写真は群馬県の吾妻川の小野上付近の朝の風景です。
上流には関東耶馬と称される吾妻渓谷もありますが、
建設中の八場ダムによって堰き止められ、
川の姿も変わってしまうのでしょう。

「鎌スタ北海道まつり2015」青空にスルメイカが泳いでいました。

2015-09-21 08:40:28 | 鎌スタ

プロ野球・北海道日本ハムファイターズのファームの拠点、
鎌ケ谷スタジアムでは秋の最大イベント、
「鎌スタ北海道まつり2015」が開催されています。
9月19日(土)、21日(月・祝)、22日(火・祝)の3日間、
北海道がてんこ盛りです。





スタジアムに着いて、空を見上げると、なんと、
万国旗ではなく、スルメイカの大群が泳いでいます。
係りの職員に聞きました「本物です。売っています」





球場外周には「函館」「札幌」「旭川」「帯広」エリア。
4両編成の「C☆Bトレイン」が4エリアを巡回しています。





始発駅は「函館」で各駅での乗り降り自由のフリー乗車です。
大人も子どもも家族が楽しそうに乗り込んでいました。



目当ての駅で降りればイベントを見て、グルメも楽しめます。



始発駅の函館はスルメイカの天空干し。
札幌駅はラーメン。





旭川は水族園と動物触れ合いコーナー。
帯広は十勝豚丼と十勝ワイン。







スタジアム前のメーン会場は男爵芋のタワー、詰め放題。
松尾ジンギスカン、厚岸の牡蠣など、人気で長い列が出来ています。





グルメを楽しんだりスタジアムに戻ってプロ野球を観戦したり、
北海道を堪能できるイベントになっていました。



21、22日はヤクルトスワローズとの2連戦です。
球場外周のイベントも行われています。
3日間のレポートは後日、フォトチャンネルで詳細を報告します。

映画「天空の蜂」を観て来ました。ど迫力の超絶スケール!

2015-09-17 18:36:03 | 劇場映画
「ダイハード」を凌ぐサスペンスと痛切に胸打つ人間劇

完成披露前の巨大ヘリが奪われた。



標的は原発。上空にホバリング。



8時間後には爆発物ともに墜落。



原作・東野圭吾、監督・堤幸彦。
江口洋介×本木雅弘「天空の蜂」。
とにかく面白いです。
巨大スクリーンの劇場で必見です。



『天空の蜂』公式サイト

国勢調査をオンライン回答で済ませました

2015-09-12 14:53:57 | Journalism

5年に1度行われる国勢調査が始まっています。
今回からパソコンやスマートフォンが利用できる、
「オンラインによる」回答も可能になっています。



好奇高齢者の「たにしの爺」は好奇心から、
早速、お国のお仕事に参加しました。
今日は土曜日ですから休日出勤です。



PCを立ち上げ入力用のⅠDやパスワードを、
直接入力をする前に、メモ帳に予備入力しました。
ページのタイトルに「国勢調査」としたつもりが、
「酷税調査」となってしまいました。



キーボードのSとZの位置が近いので、
ミスタッチになったのでしょう。あるいは、
滞納している市民・県民税、固定資産税の督促状が、
机上に溜まっているので、
そっちの意識が指先に伝わったのかもしれませんな。



オンライン調査の入力は数分で終わりました。
高齢者の夫婦世帯では労働もなく収入もないわけですから、
面倒な解答欄は何もありません。極めて単純でした。

この期間に回答がなかった世帯には、
9月26日以降に調査員が改めて訪れ、
紙の調査票を配って回答を求めることになっています。



今回のこのシステムによって、
①調査対象者の都合の良いときに調査回答ができる
②他人の目に触れることなく、回答した調査票を提出することができる
③電子調査票の入力チェック機能によりデータの入力ミスを防ぐことができる
④調査員による調査対象者への調査票の配布・回収等の業務軽減が期待できる

総務省は調査対象者の利便性やセキュリティの確保、業務の効率化が期待されるとしています。



ところで、調査された「個人情報」は厳格に保護される、
と言うことになっていますが、信じてもいいのだろうか。
年金情報が外部ハッカーの操作によって流失したように、
国のやっている「個人情報管理」は信じ難いものがある。



いま、マイナンバーによる「個人情報の集積」が進められています。
これって、行政の効率化には都合がいいだけで、
どれほど、個人への恩恵が何かあるのだろうか。



これからは生まれた赤ちゃんからナンバー数字が付与され、
血液型はもちろん遺伝子、染色体、DNAまで記録される。
入園した保育園から小中高等学校、最終学歴、就職先まで、
稼いだ給料、日常の買い物まで記録に残る管理国家になる。



インターネット国勢調査はマイナンバー国民管理のスタートか?

日本の真ん中 「へそ」はどこの地点だろうか

2015-09-06 15:30:45 | 国内旅行

先日、所用があって、群馬県の伊香保温泉に行きました。
伊香保温泉の玄関口はJR渋川駅です。
時間がありましたので、駅から歩ける範囲でぶら~としました。



北の方向に歩いていくと新町五叉路というのがあって、
マロニエ通りという看板がありましたので、そっちに行きました。
しばらく行くと「日本の真ん中・へそ地蔵」に出会いました。



「へそ地蔵」の高札によりますと、
古くから日本の中心と言われる「へそ石」がありまして、それにちなんで、
昭和50年にこの「へそ地蔵さん」が建立されたとあります。



「お地蔵さん」には立派な「おへそ」もありました。
「おへそ」は人体の中心で命の絆でした。
たにしの爺、遠く離れた徘徊の道で、貴重な絆と出会いました。
徘徊のご利益を信じて行きたいですね。



帰ってから検索してみるとこの渋川市では商工会議所が中心となって、
「渋川へそ祭り」というイベントがありました。
今年は32回目で7月25日に行われたようです。



へそ祭りでは、「全国へそのまち協議会」構成市町村による、
「全国へそのまち観光物産展」が開催されて、
各地区の名産品の販売が行われたいう。
ちなみに参加市町村は、
北海道のへそ 北海道富良野市
福島のへそのまち 福島県本宮市
日本列島の中心 栃木県佐野市
日本のへそ 兵庫県西脇市
岡山のまんなか 岡山県吉備中央町
九州のへそ 熊本県山都町
沖縄のへそ 沖縄県宜野座村
日本のまんなか 群馬県渋川市

日本列島は弓なりで、中心位置は分かりにくいですね。
海洋部の島嶼を含めた範囲になるとさらに複雑になります。
日本には幾つもの「日本の真ん中・へそ」を名乗る町や市があるようです。

たにしの爺、「日本の真ん中に行ってきました」
地理地点は北緯36度29分・東経139度0分でした。
下の写真の山は渋川市内から見えた標高1296.1mの子持山です。



この他、徘徊途中に、
「おしくらまんじゅう」と言う看板の出ている店がありました。
要はマンジュウ屋さんで、店先で蒸かして売っているみたいです。
ちょっと覗いて、「通りすがりのものですが」と聞いてみました。
主いわく「群馬の名物はマンジュウとウドン」だという。

酒まん、ふぶき、みそまん各100円を買ってみました。
宿に入ってから食してみました。
どれも薄皮で練りアンが微妙にシッコリしていて、
甘味がほんのりと口に広がり、美味しい饅頭でした。
一個でも「美味しさ千金」ですね。
食べてしまったので写真が撮れませんでした。