たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

トム・クルーズ「オブリビオン」地球に残されたたった一人の男

2013-06-30 05:19:42 | 劇場映画

6月も今日で終わりですね。
今年もあと半分しか残されていない。

梅雨空が開けて、三四日蒸し暑い陽射しです。
梅雨明けには、もう一雨ありそうと予報は伝えています。
トム・クルーズの映画「オブリビオン」を観ました。
いつもは観る作品を決めてシアターに行くのですが、
今回はたまたま時間があったので寄ってみました。
上映時間に合ったのがこのトム・クルーズの「オブリビオン」



トムの映画は「ミッションⅢ」以来、しばらく観ていないので、
まあ、いいかと思い、まったく予備知識なしでチケットを買いました。
巨大スクリーンに広い客席には10人を超すか超さないかの観客でした。

まったく何も知らないで観たこともあってか、
記憶なのか、現実なのか、時系列に惑わされながら、
最後まで混乱状態で観ていました。



近未来の2077年。エイリアンの襲撃を受けた地球。
時間が戻ったり、先へ飛び越したのか。
現実なのか四次元空間なのか。
時間列と次元間が記憶の中と現実を行ったり出たり。



あのモーガン・フリーマンが地底に住んでいたり、
とにかく整理が付かないまま長いエンドローグ。
「オブビリオン」oblivionとは[忘れられている状態」「忘却」ということだという(英語)。
観終わって分かるキーワードがこの題名だったのでしょうか。



1000メートル上空に設定されたスカイタワーという超空間に、
美女と二人で勤務、地球と水プラントの監視と管理を任務としているトム。

ある日、古い宇宙船が不時着する。



以下は、公式HPサイトで紹介しているあらすじストリーです。

何故、彼は人類のいない地球に残されたのか――。
2077年、エイリアンの襲撃を受け、地球は全壊、生き残った人類は、他の惑星へ移住を果たすが、
ジャック(トム・クルーズ)は荒廃した地球に残り、パトロール機バルブシックを駆り、
高度1000メートルの上空から地空を監視している。



ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。
目を覚まし彼女は、なぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。
彼女に不思議な結びつきを感じながら、次第にあらゆる現実に疑問を抱くようになっていくジャック。
そして、二人に隠された「真実」は謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)によって明かされようとしていた――。
人類のいない地球に残されたジャックと、突然現れたジュリアの織り成す切ないラブストーリーが誕生した。
(映画の「公式サイト」のストーリーから)

爺の一言、謎解きは映画館で。
映画は、ひと時を酔わせてくれます。

昼の長さが判然としない夏至でした

2013-06-22 05:55:33 | 24節気

夏至の日 雨も緑に 草の波



気が付いてみれば、昨日6月21日は夏至の日でした。
終日、雨模様で、一年中で一番昼が長い日とされていますが、
陽射しがまったくなくて、
何時までが昼だったのだろうか。







当ブログには「24節気」のカテゴリーがありますので更新しました。

梅雨の晴れ間 癒しの障子間

2013-06-16 10:34:10 | 散策の詩




今年は全国的に早い梅雨入りでした。
沖縄では早くも梅雨明けだという。

当地では梅雨入り以来、晴れ間が続いていました。
ここ2,3日は走りの台風3号の停滞で梅雨空になっています。



最近、久ぶりに障子間で寛ぐ機会がありました。

腹ばいて、チョッと畳みのかび臭いイグサの匂い。
仰向いて、板天井の煤け振りをみる。
目をつむれば、何時かの既覗感覚が蘇る。
目を開ければ、縁先の向こう緑が眩しい。
写真は残念ながら、爺の小宅ではありませんでした。



大の字に寝て涼しさよ寂しさよ(一茶)
草葉より暑い風吹く座敷哉 (一茶)

Googleは16日のGoogleロゴは日本の俳人・小林一茶生誕250周年を記念したデザインに変更した。

小林一茶は1763年、長野県生まれ。小林一茶といえば、さまざまな俳句を残した人物として有名。
「やせ蛙まけるな一茶ここにあり」「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」などは一茶の代表句ですね。



Googleはときどき記念日や生誕者をデザインしたロゴで、
Googleユーザーを楽しませてくれますね。

真田の郷でふるさと談義と胡桃おはぎ

2013-06-01 08:04:41 | 社会見学


前回に続いて、
東御・湯の丸高原の風に吹かれて
高校時代のクラス会の模様です。

東部湯の丸高原山麓にある「大田区休養村とうぶ」から、
玉村豊男さんのワイナリー、
ヴィラデスト ガーデンファームに立ち寄ったあと、



次に、真田氏館跡の御屋敷公園に廻わりました。
ここは、あの真田幸村親子が上田城を築城する以前の居館跡で、
地元ではお屋敷と呼び、つつじの名所になっているという。
ちょうどヤマツツジまつりの最中でした。





地場土産を商う車屋台が出ていました。
「クソ爺のこだわり 椎茸のフライ」などという、
ブログオーナー「たにしの爺」を超す、
珍名なるものもありましたが、
何処でも売っていないと言う口上に釣られ「みそ手毬」を土産に買いました。





お茶所では「くるみおはぎ」と「ごまおはぎ」を食しながら、
おはぎといえば、別所・前山寺とか、道の駅・雷電とか、
海野宿の胡桃蕎麦とか‥‥など、
欠席者の安否情報の交換や、次は何処でやる‥‥など、
おらほの田舎情報談義に浸りました。



やはり故郷の空気と、学び舎を共にした者どもとの語らいはいいものだ。
ここでも、残念ながら撮影者(爺)は入っていません



ここで解散しましたが、地元組みの他、車で碓氷峠を越してきた者が二人。
あさま組みが私ともう一人、彼は実家によるというので、
私は上田市内まで送ってもらい、上田城へ。



城門の前では真田十勇士の出迎えを受けました。
美形のくの一に「お江」かと聞くと、
「お江」は十勇士には居ませんという。



上田城址公園をを50年ぶりに散策、櫓門に上櫓したり、新緑の桜堀、ケヤキ並木を廻って見ました。





上田市役所のウオシュレットのトイレを借りてマーキング。
そのあと蕎麦を食してあさまで帰途に。
いい風に吹かれました。