たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

ウズベキスタンの郷土料理と文化交流会を体験

2018-02-26 11:15:41 | Journalism

当市の国際交流協会が主催した交流イベント。
「外国家庭料理講習会」に参加してきました。
今回のゲスト国は「ウズベキスタン」でした。



「スタン」の国々はエキゾチックなイメージの香りですね。
中央アジアのシルクロードに沿って幾つかの国が存在します。
その中でも「ウズベキスタン」はシルクロードの中心地で、
文明の交差点として繁栄した国ですね。



↑サマルカンドの中心・レギスタン広場
ロシア帝国による中央アジア征服によりソ連邦の版図に組み込まれ、
ソ連邦の解体とともに1991年12月、独立した共和国です。
国土は日本の約1.2倍のイスラム教スンニ派の国で、
首都はタシケント。日本とは双方ともに友好国です。



↑神学校のブルーな屋根
その国の家庭料理を知ることは「異文化交流」の始まりです。
今回のイベントは①調理体験②試食③交流パーティでした。
講師を務めたのはカユモア オゾダさんとナジロワさん。
カユモアさんは日本在住13年の働くママさんです。



メニューは5品です。レシピのうち材料だけ紹介します。
下ごしらえ、作り方は省略します。



①パロフ(ウズベキスタン風ピラフ)6人前。
牛肉500g、玉ねぎ1個、ニンジン大3本(米と同量くらい)
ニンニク1個、タイ米500g(タイ米は粘りがなくてピラフに向いている)
油150㏄、塩適宜、クミンシード適宜、水



②マスタヴァスープ6人分。
鶏もも肉300g、玉ねぎ0,5個、ニンジン大2本、ジャガイモ大3個、トマト2個、米100g、唐辛子粉小さじ2分の一、月桂樹の葉3,4枚
油適宜(スープ鍋の底がかぶる程度)、ヨーグルト適宜、パセリ適宜(スープのトッピングに使う)



③アチチュクサラダ(6人分)
トマト2個、玉ねぎ1個、キュウリ2本。
ドレッシングも何もない。塩だけで味付けした。
目からうろこの簡単サラダ。



④ホルウェタル(デザート)
小麦粉適宜、砂糖適宜
⑤ウズベキスタン風緑茶



カユモアとナジロワさんによるレシピ説明と調理指導で、
参加者のグループが作り合わせした料理がテーブルに並び、
交流パーティが始まりました。



メーンメニューのパロフは一見、チャーハンみたいでした。
食べてみると辛味は薄く、少し重い感じの触感でした。
サラダはシャキッとさっぱりしたいい感じでした。



マスタヴァスープはお米が入っているせいか、
スープと言うより、日本風オジヤ鍋みたいでした。
まあ、現地に行って本物の味とは違うのでしょな。



↑サマルカンドの街並
カユモアさんによるウズベキスタンの文化紹介が始まりました。
ウズベキスタンは砂漠の国で色・カラーが少ないので、
空の色・ブルーを生活の中に取り入れている。
建築物をはじめ多くの物をブルーで彩っているという。



中でも「青の都」と称されるサマルカンド・ブルーが有名で
「世界遺産」になっている建造物はブルータイルで覆われている。
モスクのブルータイルをつくることは名誉な仕事となっている。



カユモアさんの家系も陶芸家の一族で、
陶工家は独自のブルーを求めて植物採集や採石に出るという。
お父さんが焼いたというお皿を持参して見せてくれました。



また、ウズベキスタンの人たちは踊りが好きだという。
王様を喜ばせるための踊りが文化になっているという。
雨が多く、果物が新鮮で大変美味しいと話してくれました。



民族衣装「クイナク」も持参、着けて見せてくれました。
シルクで織られていて、何回洗濯しても褪せないということでした。



カユモアさんはまた、信じられないようなことを言いました。
ウズベキスタン人以外、初めて会ったのは日本人で、
それまで世界は「ウズベキスタン」だけだと信じていたという。



美しいお二人のお話を聞きながら、
「世界はウズベキスタンだけ」と信じて育ち、
初めての異国遭遇が「日本だった」という。
今では5ヵ国語に堪能なバイリンガル・ママになった。

日本はもとより、世界文化の橋渡しに貢献したいという。
かつての「東西の文化の交差点」の役割は、
カユモアさんの血脈に生きている。

注:地図と建物の写真はwebの観光案内から

「作文三上」ブログの「記事映え」目指して

2018-02-14 18:53:00 | 花とつぶやき

最近のことでした。テレビを見ていたとき、
日時とチャンネルは覚えていませんが、
「記憶」とか「脳のはたらき」の話がありました。



「脳の活性化」には文章を綴ることがいい、と言うことでした。
その際、講師の教授が、文章は「三上」で練るのが良いと話しました。
タレントらしき司会者が「三上」って何ですかと言う。



講師の教授が言う。それは文書を推敲する良い場所として、
「馬上、枕上、厠上」が最適だとされていると話しました。
四字熟語でいう「作文三上」のことですね。



文章を作る推敲するのに、適した三つの場所とはーー、
★馬上(ばじょう、馬に乗っているとき)、
★枕上(ちんじょう、寝床に入っているとき)
★厠上(しじょう、便所にいるとき)――の3ケ所。



早速、Webで調べてみました。
中国・宋の学者、欧陽脩の「帰田録」に拠ります。
「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。
乃(すなは)ち馬上・枕上(ちんじゃう)・厠上(しじゃう)なり」



「三上」を現代的に置き換えれば、
★「馬上」――は「電車・汽車」に乗っているときですね。
アイディア、インスピレーションが湧く空間として、
ハイヤーで送迎される経営者は理にかなっています。
「マイカー」では事故につながります。



★「枕上」――はよく分かります。
日本人最初のノーベル賞学者・湯川秀樹博士が、
「中間子理論」を思いついたのは「布団の中」、
と言うのは知られている有名な話ですね。



★「厠上」――これは微妙ですね。
当時の中国の厠・トイレがどのようなものか知りません。
日本のかつての和式トイレを想像したとき、あの姿勢で、
長時間にわたり物思いに籠るのはしんどいですね。



たにしの爺、もう一つ「途上」を加えたいです。
徘徊の道すがらインスピレーションが湧きまね。
「妄想文章」を練るのは明け方の布団の中です。
起きてキーボードに向かい文字に変換されます。



添付の写真は今日、撮り立てのシーンです。
フキノトウが顔を出していました。春の気配。
チョコは長男の嫁からプレゼント。ありがとう。



「インスタ映え」には、ほど遠いですが、
「記事映え」には、なっているでしょうか。

「ボケ防止」ブログ更新エネルギーが無くなりそうです

2018-02-12 10:33:34 | 花とつぶやき

ブロガーの皆さん「ブログ継続・更新」の意義は何でしょうか。
「たにしのブログ」継続に黄信号の気配が漂っています。
「ネタも無く、更新の気力」が湧かなくなりました。


自他ともに「分かりやすい名文家」として、
同輩からも認められていた「たにしの爺」
読み易い「視覚環境」にも心掛けています。


時々刻々、日本中でブログが更新されています。
「たにしの爺」がお世話になっている「gooブログ」。
今朝の順位は 2,807,006ブログ中14,994位でした。


「gooブログ」だけで300万近くの登録ブロガーがいます。
FC2など、他のプロバイダーのブロガーを合わせると、
ブログサイトは1,000万近くに達しているのでしょう。


「たにしの爺」と名乗って「アブク」を噴き散らして15年弱。
ところで最近、爺は「ネタ切れ」と倦怠感が生じてきました。
爺のブログ友だちに「休養宣言」をした人が居ます。


「しばらく休みます。
2年2カ月ほど独り言を言っておりましたが、
考えてみると、
私はブログのために振り回されている様でした
デジカメおばさんも少し休んでみます」


爺も、最近、この方の気持ちを実感しています。
なんかネタがないかと、キョロキョロするのが、
気持ちの負担になったり、
あるいはまた、何日も更新しないと、
怠け癖が付いてしまわないかと、不安になったりします。


好奇高齢者を自認しているなどと、高言してきましたが、
ブログ更新のネタ探しに出歩いたり、三館めぐり、
(映画館、美・博物館、図書館)もさぼっています。


だがしかしーー、「たにしの爺」は恐ろしいのです。
ブログ更新がなくなったら、ボケちゃうのではないかと。
人に見られても恥ずかしくない文章を書くということは、
それなりの魅力のあるネタや文章表現が必要になります。


「たにしの爺」のような高齢者から主婦の方々まで、
実に雑多なブログが、何らかの情報を発信しています。
毎日ではないにしろ日々更新されています。
この人たちのエネルギーの源は何なのだろうかーー


この歳になると、
劇的なワクワク、ドキドキすることなんて起きない。
出歩いたり、本を読んだり、映画を見たりして、
ブログ更新のネタにしてきましたが、
最近、その気力が薄れてしまいました。


春風、佐保姫が訪れる「萌え~」の季節になれば、
気力も沸くかもしれません。
今は冬眠中です。


訳のわからない、どうでもいいネタで更新しました。
穴埋めの「アブク」にお付き合いさせてしまい、
ゴメンなすって、ハイ。


平昌(ピョンチャン)五輪が終われば、春も遠からじ。



亀戸・升本で亀戸大根あさり鍋めし

2018-02-08 20:17:17 | 社会見学

当地は晴天日が続いています。
富山、新潟など日本海側は近年にない大雪に見舞われ、
道路に車が立ち往生したままで脱出困難になっている。
ようやく動き出したようですが、
連休の後、再び降雪予報になっています。

一方、関東首都圏は晴天日が続いています。
「幻の江戸野菜」となっている「亀戸大根」。
亀戸にあって有名割烹「亀戸升本」で賞味しました。



「亀戸升本」は写真でご覧のように、ちょっと敷居が高そう。
入口には蹲があり、亀戸大根に水が滴り落ちています。
爺も柄杓で一掛けしてみました。
店内は広いテーブル席が幾つか配置されています。
入口から2階に上がる階段がついています。



和服の女性に案内され一階のテーブルに着きました。
ランチのメニューは2種類だけ。
「亀戸大根あさり鍋めし」「亀戸大根あさりせいろめし」



亀戸大根とあさりが相性がいいということで、
江戸時代からの取り合わせだということです。

「昔ながらの召し上がり方」という栞が付いていました。
その一、麦菜めしをお櫃から、お茶碗にお入れください。
その二、鍋の具やだし汁を麦菜めしに、たっぷりとおかけ下さい。
その三、辛味は当店秘伝の亀辛麹でお好みの風味をお楽しみ下さい。



「亀戸大根あさり鍋めし」1,580円(税込)
・あさり鍋(爺)
(江戸前生あさり・亀戸大根・旬野菜・太鼓橋うどん)
・麦菜めし・・亀戸大根たまり漬け
・亀戸大根すてぃっく
・亀辛麹 ・おあがり揚げ。

鍋はみそ味で、葉が付いたままの「亀戸大根」と、
十数粒のあさりがメーンの具材のようでしたが、
スティックになっている大根が、
しゃきっとした歯触りで清涼味がありました。



・「亀戸大根あさりせいろめし」(同伴者)1,580円(税込)
・あさりせいろ飯・亀戸大根ステーキ
・亀辛麹 ・大根餅入り茶わん蒸し
・亀戸大根たまり漬け・亀戸大根すてぃっく・亀戸大根汁、

こちらの味は分かりませんでしたが、
「大根餅入り茶わん蒸し」のお出汁の素が特定できないと言っていました。



まあ、江戸下町の風味を、
ちょっぴり味わったということにしましょう。
「升本」で本格的に江戸風味を味わうには、やはり、
当店のメーン料理「お会席膳」を味わうことでしょうね。

米メジャーリーグに行った大谷選手、帰ってくる青木選手

2018-02-01 10:20:59 | Journalism

2月1日、プロ野球12球団の春季キャンプが一斉にスタートしました。
1月31日、この日、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が、
日本ハムのファーム・鎌スタの「勇翔寮」を退寮しました。

今週に入って、日ハムの寮生たちはキャンプ地に行って、
グラウンドには選手の姿はありませんでしたが、
室内練習場からは球を打つ音が響いていました。

大谷選手、ランニングに出てこないかと数十人にファンが、
集まっていました。
報道によると、大谷選手はこの日朝、
9時前に5年間過ごした寮を後にしたという。

添付の写真は5年前、
2013年1月19日に行われた新入団選手歓迎式典で、
ハイタッチした際の記録写真です。



青木宣親選手がヤクルトに復帰)(毎日新聞31日朝刊)

たにしの爺は50年を超す「親ヤクルト」
国鉄スワローズ、サンケイアトムス、ヤクルト、東京スワローズ。
ずーっと、一番、気になるチームです。
昨シーズンはあきれるほど勝てない。
敗数96の球団記録を達成してしまった。

今シーズンは、
小川淳司監督(2度目)と宮本慎也ヘッドコーチのもと、
強いヤクルトを目指すチームに強力な戦力が加わりました。

6年間、米大リーグでプレーした青木宣親外野手が、
7シーズンぶりに復帰することが決まりました。
イチロー選手も一緒に来ればいいのに。

大谷選手は海の向こうで、
青木、イチローが日本で、
そうなると、日本のプロ野球が楽しくなる。