たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

松野官房長官の「……発射をいたしました」に違和感

2022-01-31 11:08:31 | Nationalism
令和4年1月31日 昨日、またも北朝鮮が「弾道弾」を発射した。
それに対し、松野博一官房長官「北朝鮮は本日7時52分ごろ、
北朝鮮内陸部から、弾道ミサイル1発を東方向に発射をいたしました」と発表した。

「いたしました」という言い方はなんだ!!
TBSサンデーモーニングを視聴していた際、
この松野官房長官の緊急会見録画を見て、
「いたしました」に我が耳を疑った。

日本国を代表する官房長官・スポースクマンが、
「ミサイル弾」打ちまくる脅威国の兵器実験に対し、
なんで、敬語、謙譲語で発表するのか。



外交上、「脅威国」の軍事行為に対して、
「いたしました」なんて言う国がどこにある。
実力行為にたいし「抗議」で済むものは何もない。

中国、韓国、ロシア、北朝鮮の広報官が発する、
居丈高で高圧、強圧的な言い方に対し、
日本が発信する「外交的談話」のなんと情けなこと。

中国、ロシア、北朝鮮など独裁、権威主義国の行為に対し、
バイデンの米国を代表する自由・民主大国の発信力が、
相対的に低下している。
日本のことは、日本で決める時期に来ている。

「岸田総理は聞く力」が売り物だが、
外交で「聞く力」で領土・国民を守られるのか。
「北京冬季五輪」が終わればアジアのウクライナが始まる。
(2枚の写真はWebの発表記事から)

暑中お見舞い申し上げます。

2020-08-06 15:48:40 | Nationalism


明日7日は「立秋」になります。



暑いです。
猛暑列島になっています。
8月中続く予想になっています。

梅雨明け一週間で「立秋」になりました。
月並みな挨拶ですが「暦の上では秋」になります。
暑中見舞いを書いている間もありませんでした。



きょう8月6日は「広島原爆」から75年になります。
猛暑の中の「平和の祷り」の日ですね。



たにしの爺、6年前に広島を訪れ、
平和記念公園、資料館を見聞してきました。
ちょうどオバマ米大統領の折ツルが展示されていました。
その写真を掲載して、改めて今日、
被爆地ヒロシマへ平和の祷りの日としました。



人間の多様性の輝きに満ちて、リオ・パラリンピックが開幕

2016-09-08 17:19:40 | Nationalism

南米初開催となる障害者スポーツの祭典、
第15回夏季パラリンピック・リオデジャネイロ大会が、
7日夜(日本時間8日午前)開幕しました。
開会式を全部見ました。リオ五輪開会式以上に胸が熱くなりました。







大会には159カ国・地域から約4400人が参加します。
初の難民選手団も入場しました。
日本から132人が参加します。 







国も違い、人種違う。皮膚の色も、髪の色お違う。
コスチュームも、おしゃれも違う。
ここまではリオ五輪と同じです。







しかし、ここが違うのです。
歩けない人、車椅子の列、杖の人、見えない人、手先の無い旗手。
手の無い人、常人の半分くらいの背丈の人。







入場してくる障害者選手は歓喜を弾かせています。
多様な渾然たる光景が展開されました。
でも、みな人間たちは自信に満ちた笑顔は同じでした。





義足や義手、車椅子を縦横に操り、ぶつかり合う球技、時速30キロにもなる車椅子マラソン。
また、伴走者と一体になって走るマラソン。
水の中では自由になれると言う隻腕の水泳選手。







なんと言う美しさでしょう。
障害を持つハンディは微塵も感じられない。
可能性は無限に引き出せる勇気が発信されています。
大会のテーマは「限界のない心」です。





パラ旗の入場行進は立てない、歩けない子ども等が、
パパ等に支えられて、足の甲に乗っての行進です。
雨中の聖火リレーには感動のハプニングもありました。


 
両足義足のエイミー・パーディさん。
ソチパラのスノーボードクロスでメダリストになりました。
最先端テクノロジーロボットと華麗な競演です。







聖火最終ランナーとして、
ブラジルで最多メダルリストの競泳のクロドアルド・シルバ選手が、
聖火台に灯をともし、パラリンピックが開幕しました。



この時間、
小中学生、高校生らは、登校準備や途中で見た者はなかったでしょうが、
絶対に見て貰いたい教材でした。





これほどの生きた教材は、すべての教科書・授業に勝るものです。
教育委員会・学校当局にお願いしたい。
子どもたちに見せてあげてください。





2時間くらい授業を潰してもいいから、全校で開会式の録画テレビの観賞をして戴きたいものです。
生徒が変わるかもしれません。





写真は順序を追っていません。すべてテレビ画面の撮影です。
最後まで見て戴きありがとうございます。

この記事お勧めです。「パラリンピックを10倍楽しむ方法」
たにしの爺

戦後70年目、ヒロシマ、ナガサキの原爆の日

2015-08-10 17:08:25 | Nationalism

鎌ケ谷市役所に集い黙祷と献花で平和を祈念

鎌ケ谷市役所には「非核・非戦」の思いが込められた記念像と祈念碑があります。
市庁舎前広場に立つ平和記念像「かたぐるま」。写真右
「広島市庁舎の敷石・信用金庫敷石」の被爆石をはめ込んだ「平和祈念碑」。写真左



1984(昭和59)年7月2日、鎌ヶ谷市は核兵器の廃絶と軍備縮小を訴え、
さらに世界の恒久平和を実現していくため、「非核平和都市宣言」をしました。
平和を願う市民の声を背景に市議会で採択されたものです。
核兵器廃絶を求める平和宣言都市としては、
千葉県では習志野市、四街道市に次いで3番目でした。



その翌年に母子が安らぐ平和な社会を願い、
平和記念像「かたぐるま」を市役所庁舎前広場に建立しました。
1991(平成3)年には、広島市から寄贈を受けた、
「広島市庁舎の敷石・信用金庫敷石」の被爆石をはめ込んだ「平和祈念碑」が設置されました。



6日のヒロシマ原爆の日、9日長崎原爆の日には、
「非核・平和を祈念する市民の集い」の呼びかけによる黙祷・献花が行われました。
たにしの爺も参加して黙祷・献花をして「非戦の誓い」をしてきました。



6日朝、原爆投下の時刻8時15分に合わせ「平和祈念碑」の前で黙祷と献花、
世界で初めて核兵器の惨禍に見舞われた犠牲者に、
「非核・平和」の誓いを捧げました。



黙祷に先立ち、呼びかけ人の一人が「鎌ケ谷市・非核平和歳宣言」を朗読しました。
広島での被爆体験を持つ「鎌ケ谷市原爆被爆者折鶴会」の小中武志会長(84歳)から、
身近な人々の苦悶の死、被爆者の苦しみを語り、
「二度と絶対に戦争はしてはならない」と話されました。



長崎被爆の9日は11時2分の長崎被爆時刻に、
「平和祈念像・かたぐるま」の前で黙祷・献花を行ない、
猛暑の中、「非核・平和」を祷りました。



6日と同様、「非核平和歳宣言」「原爆詩集」朗読のあと、
小中武志さんの被爆体験と長崎医大で被爆した永井隆博士の業績を紹介し、
モデルとなった歌「長崎の鐘」の2番を歌唱しました。
炎暑の市役所前の広場に小中さんの大きな歌声が流れ、
辺りが静まり返りました。



「長崎の鐘」(サトウハチロー作詞)2、召されて妻は天国へ/別れてひとり旅立ちぬ
/かたみに残るロザリオの/鎖に白きわが涙
/なぐさめ はげまし 長崎の/ああ 長崎の鐘が鳴る

筆者が3年前に長崎を訪れた際、
案内してくれた若いバスガイドさんが、
永井博士の「この子残して」の抜粋朗読と、
この歌の2番を透明感のある声で静に歌唱したシーンが思い出され、
鎌ケ谷市役所から長崎原爆の「平和祈念像」が浮かびました。

■ 非核平和都市宣言
世界の恒久平和と安全は、人類共通の念願であり、
人類が尊重しなければならない普遍的な理念である。
この崇高な目的の達成なくして、
鎌ケ谷市のめざしている「自然と調和した住みよい街づくり」の実現もあり得ない。
わが国は世界唯一の核被爆国として被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを全世界の人々に訴え、
再びこの地球上に核兵器による惨禍を繰り返させてはならない。
私たち鎌ケ谷市民は、生命の尊厳を深く認識し非核三原則が完全実施されることを願い、
平和を愛する世界の人々とともに核兵器の廃絶と軍縮を訴え、
世界の恒久平和を実現することを決意する。
ここに鎌ケ谷市を非核平和都市とすることを宣言する。
1984年7月2日 千葉県鎌ケ谷市

戦後70年、2015年の祷りの八月、
安倍政権が進める一連の「安全保障法制」による「平和の危機」に対し、
国民の「非戦」の思いが強く広がる夏になりました。

野田民主党は、日本のために、早く国民の審判を受けなさい。

2012-10-27 09:36:46 | Nationalism

ようやく29日から国会が開かれる。
「問責決議」を受けている野田総理のする最優先事項は、
早く解散することです。

 先き送りするほど支持率は下がる。
なんで、この事が分からないのだろうか。
輿石民主党幹事長は、
石原新党、都知事選挙で「年内解散は無理」だ。
バカ言っているんじゃないよ。選挙先延ばしが見え見えだ。

解散が遅くても、早くても、民主党が過半数を得ることはもう不可能。
国民の審判が怖くて、逃げている与党って、一体、なんなのだ。

 松下政経塾終了の同窓生と、一回限りのチルドレンと呼ばれる新人たちで、
議員の数を膨らましただけの民主党。
日本の政治状況を極限にまで劣化させてしまった。

ろくでもない閣僚しか、揃えられない、目を覆うばかりの人(財)材の欠如。
党役員と閣僚のたらい回しでしか組閣できない実態。
国会の大臣席に一度も着かないで辞める大臣って、なんなのだ。

 三党合意を実現させ「近いうち解散」の約束を信じて、
野田総理を支持していたが、もう限界ですね。うんざりです。



選挙に有利な党利党略、選挙が怖い議員ばかりがひしめく民主党。
新たなマニュフェスト作りを始めたようだが、
前回選挙は、ウソの数字を並べて国民をだました。
来るべき選挙のマニュフェストには、ウソ数字は書けないと、
民主党の公約・マニュフェストが「風前のともしび」だという。

石原新党旗揚げなど「第三の勢力」結集が取り沙汰されているが、
しょせん選挙目当ての同床異夢に過ぎない。
 たにしの爺が提言します。
既成政党の民主、自民、公明が国民の信を得る道は、
「衆院小選挙区の0増5減に、比例代表の定数40削減と、
一部連用制導入を盛り込んだ衆院選挙制度改革法案」
を三党合意の公約に掲げて、
日本の「最大統治勢力である霞が関官僚」の独断を断つことです。
あっ、石原慎太郎爺もそんなこと言っていますね。
 一刻も早く総選挙をやって民意を問うべし。

2012年の8月15日 67年目の「祷りの日」

2012-08-15 16:24:21 | Nationalism

◎川村記念美術館の夏
写真の蓮の花は千葉・佐倉市の「DIC川村記念美術館」の蓮池に咲く伝説の大賀ハスです。
(1951年に植物学者の大賀一郎博士によって、千葉市花見川区の泥炭層から発見された約2000年前の古ハス)。
ちなみに 大賀ハスは千葉県の天然記念物になっているそうです。
また、アート広場の周縁には画家の名を冠した4種のヒマワリ(モネ、ゴッホ、ゴーギャン、マティス)が咲き揃っていました。



◎感動の華が一杯のロンドン五輪終わる。
日本選手団が五輪参加史上最高の38個のメダルを獲得したロンドン五輪が終わりました。
これまでとは違った価値ある「銀」「銅」が目立ちます。
お家芸の男子柔道は少し情けない結果になってしまいましたが、
これまで獲得できなかった競技でメダルを得たこと、
また何十年ぶりのメダル復活がありました。

そして何よりも特に、卓球、バトミントン、女子バレー、女子サッカーの
ペアあるいは団体の強さと美しさには、大大〃〃「天晴」ですね。
感動をありがとう。



◎今日は67年目の「終戦の日」
8月は盂蘭盆会・ご先祖様への、平和への「祷りの日」でもあります。
しかし「祷り」とはうらはらに、日本列島周辺には不穏な空気が広がっています。
日本固有の領土、北方四島、島根県竹島、尖閣諸島が危ない。



 7月3日、ロシアに実効支配をされている北方四島の国後島に入った、
メドベージェフ首相は「ロシアの領土にとって重要な一部」などと住民に語っています。



 7月10日には、不法に常駐する韓国の守備隊によって実効支配されている島根県・竹島に、
李明博大統領がヘリコプターで上陸し、「わが国の領土をしっかり守って下さい」などと激励しています。
 また11日、ロンドン五輪の韓国サッカー男子選手が、
竹島領有を主張するメッセージを掲げる「政治的活動」を世界にアピールした。
堂々たるオリンピック憲章違反です。



 さらに、東シナ海の島嶼群のひとつ尖閣列島の実効支配と領有化を目指す中国、
公海上の国際規約などくそ食らえといわんばかりの無法行動が続いています。



◎「議員の身分維持が第一」が本音
これらの行為になぜか?日本政府は腰が引けていて、「遺憾」を繰り返すだけです。
領土を侵犯されても耐えるだけの「平和日本」
国の方向性、社会保障、税制、原発、エネルギー政策など、
何一つナショナルコンセサスがないことの反映ではないでしょうか。

 小澤一郎代表を筆頭に「議員の身分維持が第一」の政治家たち、
自らの国家観を実現しようという政治家ではなく、
自らの当選だけを追い求める「税金伴食屋」ばかり。
国会の政治情勢が惨憺たる状況を何とかできる政治家が一人もいない。
  考えさせられる8月15日ですね。
最後までお付き合いくださりありがとう。Byたにしの爺

紳士の国のオリンピック 山百合の高貴さに‥‥ 

2012-07-31 23:35:43 | Nationalism

今日で7月が終わる。7月の花は百合ということで、
連日の猛暑を忘れさせる里山の女王・山百合です。

ロンドン・オリンピックの競技が序盤から烈しい。
審判の判定に関する物議が話題になっている。
それも、柔道、体操など日本絡みが目立っているようだ。

開会式では選手宣誓のほかに、審判団もコーチ陣も五輪旗を握って宣誓をした。
今回から審判団、コーチの宣誓をするようになった背景には、
「より速く、より遠くへ、より高く」の記録競技に比べ、
審判の判定で勝敗を決める競技が殖えた、オリンピックの特殊性と悩みからだろう。
また、薬物などコーチの指導力も問題になっている現状もありそう。

それとやはり、前回の北京大会での開催国寄りのひどすぎる判定や、
コーチによる試合引き伸ばし、判定へのブーイング、抗議など、
不明朗な大会運営が目に余ったことに対する措置が一番の理由であろう。

格式と品位が伝統の紳士国・イギリスは前回開催国とはその辺は違う。
男子体操団体戦、100年ぶりにメダルを手中にしたはずのイギリス。
十数分後には審判団の判定ミスに、日本が(300ドル払って)判定やり直しを要求した結果、
4位から2位に上がって、イギリスが銅メダルの結果になった。
もしこれが前回大会で、対象国が中国だったら一大騒動になって、
無事には終わらなかったに違いない。

イギリスには銅メダルになったけれど、開催国として特別金メダルだ。

ロンドン五輪が開幕 「世代を超えたインスピレーション」

2012-07-28 14:30:47 | Nationalism

ロンドンで行われる第30回・夏季オリンピック大会が始まりました。 
いつも早起きの爺は、朝5時からの開会式のテレビ中継を取材しました。
いやー、長丁場でした。3時間半。
イギリスの中世の田舎風景から始まり、産業革命の時代を経て、テクノロジーの現代へと、
大人海作戦と光と映像を駆使した演出が繰り広げられました。



以下、暑い野外は苦手な爺はつれずれに、
テレビ中継の聞き取りメモと映像写真をもとに、ブログ更新に休日を過ごします。

ロンドンでのオリンピック開催は3回目となりますが、
日本選手団が参加するのは、今回が初めてです。1908年大会は参加していないし、
1948年大会は敗戦国日本は、参加を断られているからです。



204カ国・地域から1万500人が参加するロンドン五輪。いろいろ初めてがあるようです。
女子のボクシングが採用され、すべての競技が女性参加種目になった。
史上初めて全参加国・地域に女性アスリートが出場する。
肌を露出するスポーツにイスラムの戒律に反するとして、
女性の参加を認めていなかったサウジアラビア、カタール、ブルネイの3カ国が女子選手も出場します。



入場行進では、全身を衣服で包み顔だけ見える姿でしたが、
競技では、臍出しギリギリのユニホームで走る陸上や水泳には出ないでしょうが、
どのような競技に出て、どのおようなユニホーム姿になるのでしょうか。
この開会式が行われている五輪スタジアムは「史上最軽量」な仮設構造となっている環境施設だという。



入場行進を見ていて、カナダや豪州、NZなど英国国旗のユニオンジャックが入っている国旗と、
かつて英国の植民地であって独立した中南米、太平洋、アフリカ周辺国が多いことを知らされました。
宗主国・イギリスによる世界大会のような感じもします。



行進を見ていて感じたもう一つの特徴は、アメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど選手団は圧倒的に黒人選手が多いことでした。





大会は8月12日日までの17日間、26競技302種目で頂点を争われます。
残念なことに、日本得意種目の野球とソフトボールが競技種目から無くなったのは、メダルの皮算用から2個減ったことです。

星条旗はサクラに似合う

2012-04-12 23:16:40 | Nationalism


今年のサクラは散るのも早かった。
都心は土日が満開で、月曜日には、散り始めていた。
木曜日には、花びらの吹き溜まりが、風に舞っていた。



汐見坂を登るとアメリカ大使館が見えてきた。
サクラ越しに星条旗が翻っていた。



汐見坂の左手にはホテルオークラ東京があった。





オークラ公園の遊歩道を通り抜けると霊南坂に出た。
坂を下ると桜坂に出た。
昼休み、花見の勤め人たちが居た。

払暁に聞く ホトトギスの声か

2011-06-03 07:57:21 | Nationalism

たにしの爺、払暁に税務署あてのメールを打っていたら、
かすかに「とっきょとかきょく」と聞いたような声がしました。
しばらくしてまた一声、はて、いまごろホトトギス。

不如帰は、夏の夕方に鳴くのではないのか?
かすかに、また「とっきょとかきょく」
そうかもう6月、初夏なんだ。

松戸にある文化財「戸定邸」の庭には、
ホトトギスの花の群生あるのを思い出しました。

鳥のホトトギスは見たことがありません。
花のような、まだら模様なのかな。

今日は立冬。凋落する民主党政権の外患内憂

2010-11-07 09:36:17 | Nationalism

今日は二十四節気の一つで立冬です。
暦歳時記では「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」とされています。
太陽の光が弱まり、冬枯れの景色が目立つようになります。
破れ蓮、敗蓮の風景などが、この日に似合いそうです。

蓮の茎傾き合いて枯れにけり 泊雲

夏の繁茂のころは池を覆い、大きなピンクやホワイトの花が競った蓮池も、
今の時期ともなればすっかり緑を失い、大きな葉も破れたり、茎も折れて、
寂寥の雰囲気になります。一年草の宿命とはいえ晩秋の風情のひとつです。



凋落する風景といえば、この時期「民主党」に勝るものはありません。
外患内憂。このままでは日本が「破れ蓮」状態です。

周辺国から、日本国家の主権が蹂躙され放題です。
周辺国の「善意に頼る平和」(平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。=憲法前文)が幻想であることを知った。

今日本を脅かす二大膨張大国の専横に為す術もなく、
襲撃された事実さえ、なかった事にするがごとくに、
穏便に刺激しないように、善意をお願いするばかり、
このままの民主党政権では日本を失ってしまいそう。

内憂外患。もう一つは「一兵卒・小沢一郎」の「うそ笑い」抵抗。
豪腕とか、強面とか言われ、永田町を威嚇してきたこのセンセイ。
国民国家のために果たして「良い政治家であったのか」疑問です。

この人の足跡を検証したとき、国を良くし、国民を幸せにする実績があったのだろうか。
国会での説明責任を拒否して開き直り。国会も民主党も何も出来ない。
統治能力もない、危機管理能力もない、自浄能力もない民主党政権。

オバマ民主党が幻想であったように。
マニュフェスト民主党も幻想であった。

たにしの爺は、マキコとイチローのいる政党は支持したことがない。
権力を嵩に身を太らすヤツは許せないのだ。

過去ログを見ていたら、昨年も「敗蓮」について更新していました。
秋花の旬は 杜鵑 石蕗 敗蓮

処暑のみぎり……秋の花草の風姿も……

2008-08-23 20:45:31 | Nationalism

祷りと喧騒の8月も、今週で終わる。
2008オリンピックも、今日で終った。


 流血の聖火リレー、偽装開会式、柔道試合中に5回も帯を解く不可解な選手の国……「ヨウ化銀ミサイル」を数千発も打ち上げて、天候までねじまげてしまう。

 そんななかで「走る飛ぶ投げる」最もオリンピック精神を体現したのが、カリブ海の小国・ジャマイカだった。

 男子陸上100、200、400リレーを世界新で金金金。
新たな伝説を打ち立てた「超人・ウサイン・ボルト」。
 女子100ではシェリーアン・フレーザー以下金銀銅を独占したハリケーン・ジャマイカに超天晴れ。

国の広さは秋田県ほど。人口は300万にも満たない小国。1人当たりの国民総所得は約5000ドル(約55万円)だという。もちろんメダルをとっても報奨金などない。
メダル一個当たりの人口割合は世界最高になるだろう。


 四六時中機動隊に見守られている駐日アメリカ大使館。桜田通りを隔てて、数百メートル離れてある駐日ジャマイカ大使館は、大きくもないビルの2階にある。(上の写真)もちろん機動隊などいない。


 秋風が立ってきたが、日本は停滞したまま。(*_*)(*_*)(*_*)(*_*)(*_*)
「アドレナリン不足」の福田政治には国中がヘキヘキ。
「景気は停滞している」と役人が言っている。

 日本銀行は景気判断を前月の「さらに減速」から「停滞」に下方修正した。
日銀が「景気は停滞している」と表現したのは、1997~98年の金融危機のとき以来約10年ぶりだという。
国民健康保険、介護保険、市民税は、訳が分からない内に上がっている。何でかフラメンコ~オーレ
物みな値上がりで年を越せるか、いまから心配している。



立春 ・ 春と聞かねば 知らでありしを

2008-02-02 20:48:55 | Nationalism

今日は節分。豆まきです。
最近は、太巻きを、丸かじりするのだそうです。
コンビニ、スーパーでも売っています。

そして立春です。タマゴが立つ日ですね。
季節は少しずつ春に向かって動きはじめる。


麦踏みながら

作詞 関根利根雄/土岐善麿補作 作曲 玉利明

1 山ふところの だんだん畑
  麦踏みながら 見た雲は
  あれは浮雲 流れ雲
  一畝(ひとうね)踏んで ふりむけば
  風にちぎれて 空ばかり

2 山ふところの だんだん畑
  麦踏みながら 見た人は
  あれは商人(あきんど) 旅すがた
  一畝踏んで ふりむけば
  もみじがくれの うしろ影

3 山ふところの だんだん畑
  麦踏みながら 見た鳥は
  あれはかりがね 親子づれ
  一畝踏んで ふりむけば
  峰は夕映え ひとつ星


麦踏みは、芽がでて数センチになった麦を、一畝(ひとうね)、一畝(ひとうね)踏んでいく、早春の農作業です。
 この作業を行うことによって、霜柱ができたときでも、土が持ち上がらず麦の根を保護し、根も強くなり麦の生育を助けます。
 麦踏みをタニシの記憶でたどれば、雪解け後の寒風に身を縮めながら、家中で田圃に並んで、一歩ずつ地下足袋でひたすら、踏んでいく、学校から帰ってもこれをやっていれば、勉強をしなくてもすむ。夕餉の後は疲れて寝るだけです。


いま麦作をやっている人が、日本にいるだろうか。
 日本人の食べ物は自給率40%だという。自分たちの口に入れる食物の60%が外国産の輸入物。特に最近、中国品が急増している。
 残留農薬漬けの野菜を売りつける国も、それを買ってくる輸入業者も無責任極まりない。

 自国民が口に入れる食品を老舗料亭から、零細食肉業者まで日本人でさえ、偽装食品を製造販売するのだから、あの危ない国が、どんなものを造っているのか恐ろしくなる。
 市場主義、コマーシャリズムの行き先は、破滅への道。


タニシのあぶく綴り――

学校田のかかし・案山子に吹くコンテストの風

2006-09-19 16:10:09 | Nationalism

近くの高校生たちの傑作が並んでいた。

左*「優秀賞」田んぼの新入社員。中*かみなり親父。
右*「優秀賞」赤ちゃんを背負った茶パツのよこたん


ちかごろめっきり見かけなくなったが、稲穂の黄金波に立っている案山子は秋の風物詩だ。出穂時期に大量に来るスズメにやられると、実り始めた稲穂はアッという間にしゃぶられてしまう。
昔の農民が考えた「鳥獣追っ払いの模擬人間」の知恵を、カラス、スズメの学習能力が超えてしまい、動かない案山子なんかには目もくれない。
いまや案山子は、地域興しのコンクールでニュースになっている。
ゆくゆくは昔話の童話の本でしか見れなくなるのだろう。
唱歌・童謡にも歌われていたが、今では聞くこともない。社会にそぐわない歌詞があるのかも知れない.
「案山子(かかし)」作詞作曲不詳/文部省唱歌
山田の中の一本足の案山子、
天気のよいのに蓑笠つけて、
朝から晩までただ立ちどおし。
歩けないのか、山田の案山子。

山田の中の一本足の案山子、
弓矢で威して力んでおれど、
山ではカラスがかあかと笑う。
耳がないのか、山田の案山子。
「案山子」をなぜ、「かかし」と詠むのか

8月15日 終戦記念日に吹くそれぞれの風

2006-08-15 14:11:13 | Nationalism
今日のキーワード小泉首相、公約、靖国神社参拝、分祀、合祀、戦没者墓苑、献花、全国戦没者追悼式、国益、抗議、批判、反発、反対、賛成、終戦の日、反省、歴史認識、アジア外交、近隣諸国、友好関係、中国、韓国、東京裁判、戦犯、A級戦犯、サンフランシスコ講和条約、戦争責任、哀悼の誠、ポスト小泉、安倍官房長官、麻生外相、谷垣財務相、

この61年間、日本は平和について希求し、戦争をしないことを国是として誓っている。
領有権を侵犯されても抗議と中止を促すだけ。祈るような気持ちで平和の維持を願っている。
日本国民が他国の国旗を焼いたり指導者の写真を焼き踏みにじったりしただろうか。

その日本を挑発する近隣国の脅威に対し、いま日本はどこまで忍耐できるか岐路に立っている。
譲れないカードを出され、受け取るか、拒絶するか、追い込まれる日本……なんか、いつか来た道に踏み込んでいるような……
ブログにはナショナリズム的な言質が溢れている。
平和主義は、国家のアイデンティティーとはならないのだろうか。