たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

犬吠埼2日目は「銚子電鉄」に乗って観光

2020-12-15 11:27:11 | 国内旅行
今回の銚子旅の企ては「銚子電鉄」に乗って、
「号泣(GO KYU)キャンペーン」中の「銚子電鉄」
千葉県民として応援することでした。



関東平野のとっぱずれ銚子の「ローカル線」銚子電鉄、
長期間に渡って経営難に悩んでいます。
映画「電車を止めるな!」を制作したり、
経営難を逆手にとったユニークなキャンペーンを編み出して、
話題を集めています。


犬吠駅の正面

電車を止めない「銚子電気鉄道」
この秋からは「GOTOトラベル」にちなんで、
「号泣(GO KYU)キャンペーン」を展開しています。
「号泣(GO KYU)キャンペーン」



宿から歩いて10分余りの「犬吠駅」に来ました。
それなりに人出になっています。
構内には「銚電名物」の「ぬれ煎餅」の売店や、
ゆる鉄写真家の「中井精二写真館」などもあります。
駅長さんは女性のおばさんです。



「一日乗車券」のワンデイパス700円を、
GOTO「地域振興券」で購入すると、
300円分の「ぬれ煎餅」のおまけがついてきました。



まず下りに乗って「外川駅」に向かいました。
電車が入ってきました。ホームには大勢の人です。



車内にはチーバくん「千葉県のマスコットキャラクター」
がディスプレイされ人気を集めています。
皆さん、「銚電」応援に来た人たちのようです。





「外川駅」に着きました。





千葉県唯一の「終着駅です」
駅前は何もなく、余り旅情を感じません。
外川漁港まで坂道を下りました。





駅からちょっと行ったところに鮮魚店があって、
女将さんが趣味でやっている漁業「資料館」があって、
覗いてみました。上がったばかりの鮮魚を勧められました。







外川駅から上りに乗って「観音駅」で降りました。
駅から10分ほど歩き「銚子大仏」のある園福寺に来ました。



朱色の本殿や五重塔、大仏様がコンパクトに目に入り、
行き届いた清々しい境内になっていました。



観音駅に戻って、JR銚子駅と同居する始発の銚子駅まで行き、
折り返し電車で犬吠駅の戻りました。
コロナ禍対策でダイヤが間引き運転になっていて、
途中下車すると待ち時間が長いです。



長い待ち時間を退屈しないで楽しめる、
「駅名愛称のネーミングライツ」
銚電では経営危機を地域の事業者に協力を求めて、
「駅名を買ってもらう」「駅名愛称命名権」事業を進めています。
本来の駅名を損なわない「楽しいネーミング」が付いています。
「愛称名」乗る前に調べておけば楽しいです。



車内には、ユニークなポスターもありました。
「売るものが無くなってきたので、音売ります。」
SNSの着信音として電車音や踏切音などの、
「着銚電音」の配信(有料)するというものです。



帰りは高校や中学生がどっと乗り込んできました。
銚電は観光客と学生さんの通学の足になっているようです

コロナ禍とあって「醤油工場見学」中止や、
駅から見学施設「ぬれ煎餅」工場まで遠く、
徒歩で観光するには、特に高齢者には辛いですね。

今回は往路復路とも「利根川水郷ライン」を走り、
市内観光は「銚子電鉄」利用の観光でした。
特に「銚電」に拘らなければ、
クルマが便利と言うことになるでしょうか。

自宅から木下街道で利根川に出て、
「利根川水郷ライン」で銚子まで2回休憩して、
4時間弱、82歳の高齢者には限界ですな。
無事でよかった。