ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

どこへ行ったか、遠い夢

2008-11-16 | 日本でランニング
しっかり雨の残った昨日の日曜日午前中、摂津淀川月例マラソン(ハーフ)を走ってきました。雨がずっと落ちてきて、濡れるのやだな、と思いましたが、走ってみるとそんなに寒くも無く、風も無く、呼吸もしやすく、良いコンディションでした。

脚が重くペースの上がらないわたし、途中で止めようと思ったけれどちょうどペースの合うクラブの大先輩の並走のおかげでゴールまでたどり着きました。ラスト1キロはラストスパートしたその方に付いていけず、でも21キロ走れてよかったです。今日もハーフは1時間48分。まだ、1キロ当たり5分ペースでは走れません。

大急ぎで帰ってきて、テレビの前に鎮座。東京国際女子マラソンと四万十川ウルトラマラソンの特集番組、見ていました。何度も走ったことのある東京女子のコース、手に取るようにわかります。初参加が1998年、ちょうど10年前。自己ベストを2度、更新したのはこの大会でした。今年の大会もナンバーカードが用意されていましたが、どんなペースでもフルマラソンを完走できる力は今のわたしにはありません。ウルトラマラソンなど、夢のまた夢。

10回、同じフルマラソン大会に参加することの難しさ。毎年、トレーニングを積み、体調を整え、同じ大会を目指すこと。仕事や家庭など生活環境を保ちながら、体力を落とさず走り続けること。これがいかに厳しいことであることを実感しています。
 
そんなわたしにクラブの大先輩・摂津60番さんから思いがけないプレゼント。わたしも3回、20キロの分に参加したことのある「玉造毎日マラソン50回記念誌」です。10年以上前に「玉造毎日マラソン10回出場表彰」を受けておられる摂津60番さんと所属クラブ(淀川ランナーズ)の大先輩の方の名前が巻頭のほうに刻まれています。

摂津60番さんは10回出場表彰のその後も毎年、挑戦し続けておられます(最近は種目がハーフマラソンのみになっています)。つまり一つのマラソン大会に20回以上出場すること、決して容易い努力ではありません。私がまったく果たせないこと、ただただ敬服です。

そしてそのような方からこうやって気に留めていただき、50年間の全種目の完走者リストにわたしの名前も載っているというので「記念にどうぞ。」と手渡してくださること、本当に有難く嬉しいことです。
 
もう少し走り続けたい、それはそんなに遠い夢ではないはず。

<注>:玉造毎日マラソンの厳しさ
陸協登録選手なら誰でも参加できますが、ゴール関門は3時間30分。前日の開会式で「明日は思い存分走ってください。(暑さにバテた人のために)救急車はたくさん用意しています!」と主催者からゲキのとぶような、酷暑マラソンでした。




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