ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

選挙戦たけなわ

2008-05-30 | ルーマニア・ブカレストの日常


次の日曜日のルーマニアの首都・ブカレストの市長&区長選挙に向けて、大いに盛り上がってきました。選挙ポスター掲示板もこのとおり。文字通り盛り上がっています。次から次へと上に貼っていって良いの?日本のように、候補者によって貼る場所が決まっているわけでは無いようで。
 


もともとポスターの類は次から次へと上へ貼り重ねる国民性(?)、すべてがこのようでは無いのですが)~これ、かなり街中の大通りにある掲示柱。
 


こんなポスターだったらどんどん貼り重ねてくださ~い、でも、一枚ずつ脱いで行ってね、と声が聞こえて来そう、殿方から!
 


とにかく街角のいたるところに候補者の顔写真入ポスター。こちら、バス停。



これは工事中の地下鉄への進入口。社会主義の時代に着工され、建築費不足で計画は頓挫、ユーロに加盟した昨秋にはいったん工事再開していたのですが、今またビニールで覆われてしまっています。



道路にも横断幕。マラソン大会を主催しているPNLのものですが、マラソン大会の会場、とかではありません、念のため。



公園にも堂々と。木の幹にも顔写真が掛かっていました。



ブロックハウスを覆う巨大ポスター。もちろん手前の交差点にも掲示板。



新しくなった地下鉄オボール駅(Mのマーク)の広場にもPNLの巨大ポスター。地下鉄の自動改札にも1機ずつ名前入りステッカーが貼ってあります。



公衆電話ボックスもこのとおり。下のガラスが割れてしまっているのが気になります。



電柱はもちろんのこと、交通標識にまで。いいのかなあ?



もちろんゴミ箱にも。これらのポスター、選挙が終わるときれいに撤去されるのかしら?

でも街頭演説会や街宣車が回ってくるわけではなく、街中は静かです。どうやって広報活動をするのかというと。



街角のあちこちにこんな簡易ビニールハウスを設けて、チラシなどを配っています。政党によってシンボルカラーが在って、PDL(デモクラティック・リベラル党)はオレンジ、PNL(ナショナル・リベラル党)はご存知、黄色。ほかによく目にするのは若草色・赤・白。
 


でも、選挙活動員が前に出て積極的に街行く人にチラシを配っているのではなく、ブースを訪れた人に説明したりチラシを配ったり。前を通りかかるだけでは、なにやら暇そうにいすに腰掛けているだけだったりして。
 
チラシをもらうとき、一緒に何か小さなものをもらえたりします。政党名や候補者名入りの文房具(ボールペンや定規)・ライター・マッチ・オレンジ色のスカーフ(PDLですね!)・PNLは宣伝パッケージ入りの電球も配っていました。
 
私に選挙権がないのは見てのごとく、ブースの前で写真を撮っていても誰も近づいてきません。とはいえ、政党主催のマラソン大会では黄色(PNL)赤(ブカレスト2区の候補者)(PSD=ソーシャル・デモクラティック党)のポロシャツをいただきました。ありがとうござ~い。でもこのポロシャツ、仲間内では着ている人、いないのですよね~。
 
テレビでは毎晩のごとく市長候補の政見放送&各候補者入り混じっての政権討論会。マイダーリン、「コレハ、似タリ寄ッタリノ、トークショーダヨ。」と言いながら結構真剣に見ています。

選挙管理委員会から選挙公報が配られてくるわけではなく、新聞で市長候補を見るとなんと19人!でも有力者は3人ほどだそうで、お姑さん曰く。

そういえば、日本にあるような「投票所入場整理券」(ハガキで届くもの)はありません。IDカードで管理するのかなあ?投票日は次の日曜日。さあ、うちのみんなは投票に行くのかな?


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