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ルーマニアに限らず、古くからの建物を大事に使う風習のあるヨーロッパ、100年を経た建物もたくさん残っています。しかしながらブカレストでは、共産主義の時代に多くの歴史的な建物が破壊されたことがありました。「東欧の小パリ」と称された美しい街並みが取り壊され、何の変哲もないコンクリートの塊のような建物に建て替えられてしまったところも多いです。
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そこから半世紀以上を経て、使い続けるこれらの建物。その時代と何が異なるかと言えば、車の普及率。今建てられるビルディングには駐車場は完備していますが、昔の建物にはそのスペースはありません。街中の道路に、公然と駐められている車の多さ、二重駐車や三重駐車もあちこちで。
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本来は駐車違反ですが、駐車スペースが無いのだから致し方なし。ごくたま~に、クレーン車とレッカー車を使って強制退去されているのを見かけますが、罰金は800レイにも及ぶそうです。路上に駐められている車に『駐車違反』の警告ビラが貼られているのは、見たことがありません。
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時々街中で見かける駐車場。もちろん、駐車料金が必要。こちらの大きな木の陰に設けられた駐車場には、車が一台も無し。その前にはずりと路上駐車。
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こちらのビルの地下に設けられている24時間営業の駐車場、もはや『24H』は看板に偽りあり。シャッターを下ろしてしまっています。何のための駐車場なの?
*小遣い稼ぎ?
駐車場なのだか路上駐車なのだか判別がつきにくいけれど、道路脇に止めようとするとき、係員(?)が誘導して手招きしてくれるときがあります。ドアを開け車を降りたその瞬間、「はい、お金(を払え)。」と手を出してきます。ほとんどが自称の係員で、勝手に車を誘導し、小銭を稼ごうとするもの。
5レイも払えば十分で、2~3レイでもなんでも、出せばオッケー。変に拒否をして、物影からボスみたいなのが出てきて揉め事になると怖いので、たいていの人が普通に支払っています。駐車場よりこっちのほうが儲かりそう!
*居住区では?
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居住区のブロックハウス(共同住宅、団地)周辺では、路上や空きスペースに駐車場が設けられています。自分の車のナンバープレートをしっかり地面に表示、これは自分の駐車スペースでちゃんと料金を支払っているもの。
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↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑
これから駐車場問題はますます大変だ!
でも、どこかへ行くときは、誰かに乗せてもらえるので、特に不便でもないです=。