クロス・ロコモティバ

　

別名「フェアプレー・クロス」というこのマラソン大会は、ブカレストの老舗マラソンクラブ、ロコモティバ（＝機関車、の意味）の主催で今回第19回大会。社会主義の時代から続いているランニング愛好家のための大会です。上の写真、クラブの会長さんとラン仲間達。　
　


今日のコースはヘラストロウ公園1周、約6キロ。脚の状態がよくないので、完走目標で。完走者のすべてに表彰があります。スポンサーの化粧品メーカーからのギフトパッケージもみんなにもらえます。
　
このギフトパッケージ、少しずつ中身が異なっていて、私にはフット・ジェルとオード・トワレ、リキッド・ファンデーション。このファンデ、嬉しいことに私の肌色でした～こちらの人にはこのオークル系は濃すぎます、売れ残りを持ってきたんだよ、スポンサーは、というマイダーリンの解説、でもちょうど私にいい色がもらえてラッキーでした。



参加者はマスターズで活躍する年代の高い人たちが多く、この女性ランナーも65歳の部。ずっとスポーツを続けているので若く見えます！
　
走った後はみんな集まって簡単なサンドイッチパーティ。アルコールは出ないけれども、主催者がちゃんと食べ物を用意してくださいます。初参加は2005年でした、何度も出会っているメンバー、元気な笑顔に出会うと嬉しいです。
　


このクラブ・ロコモティバは世界組織ロコモティバのルーマニア支部として登録されています。黄色地に黒の機関車がトレードマーク、日本にも支部があります、囲碁クラブだそうです。（上の写真少し小さくて判りにくいですが、日本にもロコモティバのマークがついています。）
　
昨年の夏、フランスTPC大会の主催者クロードさんがルーマニアにお越しになり、クラブ・ロコモティバとのフレンドシップ提携案を進めておられます。クロードさんのランニングクラブ・コショアは、これまた世界スポーツ組織FSGTに所属するひとつのクラブです。



上の写真はクロードさんがお越しになったとき、クラブ・ロコモティバの会長さんと。私の着ているTシャツは、FSGTの訪問団を日本にお迎えしたとき（2005年夏）に、記念にいただいたもの。このFSGTと日本のスポーツ組織とのつながりが、私をフランス派遣へと導いてくれたのです。

フランスTPC大会に参加するルーマニア選手団は、まだ組織的なものではなく個人が集まって選手団を形成しています。でも何年か続けて参加するうちに、互いの国のクラブとしてフレンドシップを結び交流していこう、と発展してきました。
　
個人のつながりが、大きな流れへ。スポーツは世界共通、みんなが親しみ楽しめるものでありますように。


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