ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニア式誕生日の過ごし方

2009-11-02 | ルーマニア・わたしの日常


お誕生日にその日を迎えた人がいろいろもてなすのが、ここルーマニアの風習。あらかじめ自分で誕生日パーティを準備し、友人を招いたりします。招かれたほうはちゃんとプレゼントを用意して。
 
小学生くらいだと、クラスメイトを招いてパーティ。先月誕生日を迎えたビクターのところのエリカちゃんはマクドナルドのパーティルーム貸し切り。店側もちゃんと心得ていて、お誕生日席を用意し、カラオケやゲームも演出してくれます。

エリカはお母さんがハンガリー人なので、ブカレストのハンガリー人学校に通っています。クラスメイトは全部で14人。生徒全員と担任の先生、エリカちゃんのご両親もそろってのパーティです。招いたらまた次に招き返す習慣があるようで、毎月のようにクラスメイトの誕生日パーティ。ご両親の出費がちょっと大変かも。
 
ここまでお付き合いできなくても、学校では「今日はわたしの誕生日です。」と、チョコレートなどを持って行ってクラスのみんなに食べてもらいます。授業が始まる前、一番に、チョコレートタイム。先生も一緒。おめでとうの挨拶は、頬キッス。

ラン仲間のパーティはたいていレストランで。みんなブロックハウスに住んでいるので、たくさん招くことできないのです。少人数なら家でパーティ。大きなお家の人は家にたくさん招いてパーティ。
 
ほかに、誕生日の人がよその家におよばれすることもあります。お友達のご厚意、この機会にゆっくりご飯でも食べにおいで、と。
 
よかによくあるのが、何の前触れも無く「今日はわたしの誕生日だから。」と、その日に出会った友人たちに振舞うお祝い。走ったあとならみんなにビールをご馳走したり、ちょっと場所を代えてテラスで簡単に食事したり。お代金はお誕生日の人持ち。
 


昨日の私もこのパターン。一緒に車に乗せてもらったマリアナ、そしてブカレストで仲良くしてもらっているベテランズのお姉さま方と、マラソン会場に設けられたテラスでミチ(ルーマニアの棒状ハンバーグ)&ホットワインで乾杯。
 


この習慣を聞いたときには、「誕生日の人がみんなにご馳走するなんて損な習慣?」と思ったりしていたけれど、とんでもない、自分で堂々と誕生日を祝えるし、みんなにおめでとうと言ってもらえるし、楽しい習慣です!
 


帰りにマリアナたちからもらったお花は抱えきれないほど。ロードサイドで農家の人から買ってくれたもの。今の季節、いろいろな種類の菊がとてもきれい。
 


もちろん我が家に帰り着くのも、ワイン2本にビール&チキン1羽丸ごとロースト&コゾナック(イタリアのパネトーネ風パン菓子)、そしてケーキも自分で買って帰りました。マイダーリンは朝6時から仕事、曇り空のブカレストも気温5℃と上がらず。外は冷たいけれど、温かい家がいちばん!





  
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
誕生日 (のび太)
2009-11-03 14:08:59
こんにちは。
誕生日は本当に大切な日ですね。
ルーマニアの事が参考になりました。
私は妻と結婚してから誕生日を祝う
大切さを強く感じました・・・。
のび太さんへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2009-11-04 19:03:18
>誕生日は本当に大切な日ですね
ルーマニアでは特にそのようです。
生まれ月日のほかに、名前の誕生日もあって、ルーマニア正教のカレンダーに載っている「聖人の日」の、聖人と同じ名前の人はその日を誕生日として、「おめでとう」の言葉をかけます。
さすがにこの日は、ほかの人にご馳走したり、という習慣はないみたいです。

ご夫婦二人の誕生日を、おたがいに心を込めて祝ってくださいね。

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