ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

子供たちから各国語が飛び出す

2010-06-20 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
今日、スナゴフの森で参加してきたマラソン大会「Run for the Future」は、参加人数は少なかったけれどとてもインターナショナル。ボランティアで手伝っている子供が流暢な英語で話しているではありませんか。



気になって話しかけてみると、「僕は英語を話すけれど、この子はフランス語を話すよ。英語とルーマニア語はまだちょっとだけ。」何度かフランスのマラソン大会に行っているので、フランス語で片言挨拶は出来ます、「こんにちは、わたしの名前はヒロコ。あなたは?」、アジア人が話しかけるのでこんどは子供のほうが驚いていたりして。
 
子供の参加者がスクールバスで乗り付けてきたと思ったら、「ケンブリッジ・スクール」。ブカレストにあるけれど、英語で教育をする私立学校。子供たちが英語を話しているのも納得。
 


主催者は非営利団体「Association Action」、地域社会支援サークル「The Family International」によるもの。仕事でルーマニア駐在中の外国人も多く、こちらのブースで「今日の元気の出る一言カレンダー」やリラックスCDを販売していた女性はイタリア人。
 
主催者の会長さんご夫妻はルーマニア人とブルガリア人のカップル、息子さんが2人いて、「子供たちのの第一言語は英語よ。」、ご主人とも英語で会話されています。「こんにちは、わたし、日本で2年間仕事をしていました。」というルーマニア人女性もいて、日本語会話も飛び出すマラソン大会は初めて。
 
ルーマニアにいながら英語で教育を受け、各国からの子供たちといっしょに机を並べること、熱心な親御さんたちはこんな選択をしています。英語で初等教育をしている学校はほかにブリティッシュ・スクールなど、数多くブカレストにあり。また、ドイツ語やハンガリー語で教育を受けることの出来る学校もあります。
 


そんな学校から、クラス単位で参加するマラソン大会。とてもファミリーな雰囲気で、わたしも自分のレースの前に子供たちのレースを大声援。



さらに5キロレースを走った後、ゴール地点でフィニッシュしてくる人を拍手でお迎え。そのうち、「途中で歩き出した人がいるよ。」との情報をうけ、「じゃあ、みんなで迎えに行きましょう~。」、ゴールテープを持ったお手伝いの子供たちもいっしょに緑の中をハイキング。森林浴もインターナショナルな子供たちと一緒で、もっとずっと散歩していたい気分。
 
いつもブカレスト市内で参加しているマラソン大会とはがらりと雰囲気の違った、子供たちもお行儀が良く、大人たちもゆったりしていて、ハイソサエティーな感じのマラソン大会でした。

今日の主催者Association Action ・The Family Internationalのサイトはこちらから。



上で「ハイソ」と書きましたが、それも参加費を考えると納得。たいていのブカレストでの大会が無料のところ、この大会は大人20ユーロ、12歳以上の子供10ユーロ、しかも車がないと来れません。12歳未満は無料。子供たちはみんなにディプロマ(=賞状)とお菓子&食品セットがもらえます(たくさんのスポンサーの提供品)。

会場のスナゴフの森:


スナゴフはブカレストの北約40キロのところの高級リゾート&別荘地。かのチャウシエスクの別邸があり、革命勃発時に、共産党本部からヘリコプターで逃走した夫妻は、ひとまずスナゴフの別邸に降り立っています。別邸はまだ当時のまま残されています。



森と湖に恵まれ、ボートや遊覧船で湖を廻ることもできます。白亜の建物スナゴフ・シティホール、ヴラッド・ツェペシュ(=ルーマニアの歴史上の英雄です、伝説はこちらから)の墓があるスナゴフ修道院、そしてスナゴフ宮殿と見所はいろいろ。森も湖も大きいので、車で訪れるのがベスト。

ツーリングでも良し:


ブカレストのラン仲間2人は、40キロの距離を自転車でやってきました。「道も良かったよ。」と1時間20分ほどで到着。それでも疲れ知らずで2位と3位に入賞。おめでとう。
 
ルーマニアの中のドイツ語・ハンガリー語:
古代ダチアの時代からのルーマニアの歴史を考えると、中世以降トランシルヴァニア地方は長い間オーストリア・ハンガリー帝国の支配下にありました。その時期に多くのドイツ人・ハンガリー人が移住してきて、いまでもトランシルヴァニア地方ではこのふたつの言語が多く聞かれます。

マドモワゼルの選択:


今日の優勝商品は、3つの中から選ぶことが出来ました。その①シナイアの2ツ星ホテルに2泊ご招待食事込み。その②スパ&エステでのハンドトリートメント。その③電子レンジ。その③だけが非常に現実的、電子レンジはすでに家にあるので、体験したことのないハンドトリートメントを選択。どんなかな~?

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2 Comments

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Unknown (アイロンマン)
2010-06-21 17:54:49
すごくインターナショナルで微笑ましい大会ですね!
スナゴフでトライアスロンをやれば国際的な大会ができるかも?
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トライアスロン! (マドモワゼル・ヒロコ)
2010-06-22 01:34:32
さすが、目の付けどころが違う、百戦錬磨のトライアスリート、アイロンマンさん!
確かにスナゴフは、ベストかもしれません。

ルーマニアでもトライアスロンが盛んになってきて、先週もロングのトライアスロンが内陸部のオラデアというところでありました。みんな、「どこで泳ぐんだ?」と言っていたけれど。

バイク&ランのデュアスロンも、手軽なため各地で開催。さあ~、アイロンマンさん、こうなればもう、ルーマニアに参戦するしかないですね!マラソンでも、トレイルランでも、トライアスロンでも!!
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