航空券を日付間違いで購入、キャンセル出来る？

あわてん坊にもほどがある最近のわたし、ネットで買う航空券を日付間違いで購入してしまいました。6月第1週のストックホルム遠征、飛行機を早く手配するようにマイダーリンにせかされていたのです。
　
そんなところにPC全損がやってきて、ネットで買う航空券というのは刻一刻と価格が変動していくのが常。または売り切れてなくなってしまったら終わり。あせって大あわてで手配。
　
したつもりが、何を間違えたのか7月第1週末の日程で航空券の予約・代金決済を完了。予定しているマラソン大会は6月第1日曜。マラソン以外の旅行なら予定変更もありえるけれど、私たちの旅行は必ずマラソン大会がらみ。マラソン大会がないのにストックホルムに行っても意味なし。「June」と「July」を間違えるなんて、英単語を習いたての初心者じゃあるまいし。
　
いつも使っているのはアメリカの旅行代理店のサイト、エクスペディア。なんといっても航空券検索が早いのでお気に入り。チケットもe-ticketですぐにメールで送られてきます。この即配メールで間違いに気付いたのです。
　
エクスペディアの難点は、予約・購入後の変更やキャンセルなどの場合、すべてアメリカ本土まで電話しなくてはならないこと。サイトには「お問い合わせ欄」もあるけれど、フォームにしたがってネットで問い合わせをすると、決まって「直接電話で受け付けます」と自動応答が返ってくるのです。
　
でも、自動メール応対で情報を得ました。「予約・決済から24時間以内のキャンセルならばペナルティやキャンセルチャージがかからない」とのこと。サイトには「キャンセルの場合、一人150ドル以上のペナルティと航空会社によるキャンセルチャージがかかります」と書かれているだけ。
　
あ～、またアメリカまで電話するの～？、電話で話すのは苦手。アメリカ人のペラペラ英語、これまた苦手。でも24時間以内に何とか話をつけなければ・・・。かけてみると自動音声で問い合わせの内容を聞かれ、係りにつないでくれるはずが、すぐに出ずに待たされます。

「こちとら国際電話をかけているんだい！待たせないで欲しいよぉ。」と憤慨しつつ、何度もかけ直し。そのうち国内通話料だけで国際電話ができるというサービス会社を思い出し、「このサービス、まだ潰れていないかなあ？」などと不審がりながらもダイヤル。
　
エクスペディアには800のトールフリー番号があるけれど、これはアメリカ本土・カナダからの通話のみ。それ以外の地域からかけると国際電話料金が課金されます。404のエクスペディアの市外通話局番でも同じ。どっちみちかかるのは国内通話料だけのはずなので、404に電話。
　
何回目かでつながり、係りのお兄さんの早口英語に「ゆっくり話してください、英語は苦手。」、「もう一度言って下さい。」を繰り返し、逆にわたしのへたくそな発音に「もう一度言って下さい。」を繰り返され、それでも用件は伝わり、24時間以内の無料キャンセルも確認でき、受話器の向こう側からはお兄さんがキーボードを叩く音も聞こえてきます。
　
続けて「僕がほかにあなたに出来ることはありますか？」とお兄さんが聞いてきたときには、わたしの目の前にあるPCモニターのエクスペディア画面から、わたしの予約は消えていました。さすが仕事の早いエクスペディア。
　
今回の間違いは、予約してすぐだったので大事に至らず、ドキドキモノの電話だけで済みました。もっとあとになって気付いていれば、それこそペナルティーがかかるというもの。さらに当日になって気付いていれば、乗る飛行機もないに違いないところ。

それにしてもこんな間違いをするなんて、ほかでもっと大きなミスを犯さないように気をつけなくては。何事も要注意、あわてない、落ち着いて。

＠Osaka


海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑