ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2か国にまたがるインターナショナル・ロード・ラン

2016-09-21 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


この週末は、ルーマニアとブルガリアの国境にかかるフレンドシップ橋を走る〝International Road Run"、15キロのクロス(=短い距離のマラソン大会)。スタートはルーマニア側の国境都市Giurgiu(ジュルジュゥ)。ゴールはドナウ川を渡った先にあるブルガリアのRuse(ルセ)。
 
素朴な質問、国境通過はどうなるんだろう?・ヨーロピアン市民はIDカード提示だけで渡れる橋。日本人はパスポートコントロールが必要。コンピューターでの照合もあるし、時間がかかります?!
 
以前は、橋の両側でパスポートコントロールがありました。つまりルーマニア側で出国審査、橋を渡ってブルガリア側で入国審査。今ではこれが簡略化され、一か所でコントロール。
 
2007年1月から両国ともEU加盟国なのに、なぜパスポートコントロールが必要?じつは、最後に加盟したこの2か国はシェンゲン条約未発効。国境でIDカードまたはパスポートを提示し、チェックを受けなければならないのです。
 
例年参加しているバルカンチャレンジ(ルーマニアとブルガリアの2国間にまたがるバイクとランのチャリティーイベント)でも、必ず国境で停止し、パスポートとIDカードを提示し、パスポートにスタンプを押してもらってから通過。
 
さて、週末のレースではどうなるのかな。主催者側の何かのアレンジがあるのか?実はこれ、賞金レース、コントロールで時間がかかると、大きなロス!

追記(9/22):
今日、主催者から直接、電話連絡があって、パスポート等はスタート地点で預け荷物の中に入れておいていいそうです。私がEU圏以外の国籍なので、「パスポートを持って走るのか?」と案じているだろうと電話をくださったのです。

ルーマニア側をスタートしたら、パスポートコントロールはすっ飛ばして走ってください、と。それでもルーマニア出国・ブルガリア入国には間違いなし。いったいどうなるんだろう、と成り行きが楽しみです。

おまけに、両国間にまたがる橋はスタート時刻の11時から1時間、車両通行止めになるそうです。土曜日の午前中のこの措置、大混乱にならないのかな。間違いなく、車の大渋滞が起こるに違いなし。国境警備の両国警察を巻き込んでのこのレース、走ってみるに超・価します!

さすがに初の試みのこのレース、イギリス・オーストリア・イタリア・フランス・オランダ・アイルランドなどヨーロッパ各国や、隣国モルドヴァ共和国・モロッコ・ウクライナ・USAからの参加者も。(私のように、開催国の在住者かもしれませんが…)


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ルーマニアといっても広うござる

2016-09-18 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


世の中にはたくさんの旅行情報が飛び交っています。専門誌だけではなく、ちょっとした雑誌にも旅行情報コーナー。
しかしながら、トルコ発行の雑誌の上の表紙は。

『クルージュ・ナポカ特集』と題しながらも、このお城はフネドアラ県にあるもの。クルージュからかなり離れていて、クルージュ近郊とは言い難し。



紙面を開いてまたびっくり、『クルージュ・ナポカ特集』の最初の見開き2ページを使って載せられている写真は、ブラショフのスファトゥルイ広場(Piata Sfatului)。これもまたクルージュとは別物。外国人の私でも知っているくらいだから、ルーマニア人ならすぐに見分けがつくはずの有名な観光名所。
 
『ルーマニア特集』なら、これらの写真が掲載されていても不思議ではないのですが、なぜ『クルージュ特集』にブラショフが?フネドアラ城が?ルーマニアのイメージ写真なのかな。

中の小さなカット写真は、どこのものだろう?ルーマニアといっても広いです、見どころはたくさんあります。深く考えないようにしよう・・・。

おまけの写真:


ラン仲間と訪れたフネドアラ城。お城の前がハーフマラソンのスタートでした。



ブラショフのトゥンパ山から見たスファトゥルイ広場(Piata Sfatului)。この広場発着のトレラン42キロの大会があります。円形噴水の手前に赤いゲートが設けられていて、ここがスタート&フィニッシュ。年代別で2度優勝♪


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カスターネが落ち始めたら

2016-09-16 | ルーマニア・ブカレストの日常


すでに秋を感じるブカレスト。日中はこの時期にしては30度近くまで気温が上がっていますが、公園の木々が早くも色を変え始めています。しかしながら、例年なら9月も中旬ともなれば、外出に長袖ジャケットを持っていくべきだったけれど、今年はちょっと異常気象のようで、まだまだ暑いです。


 
写真はヘラストロウ公園内にあるモニュメント。こういった彫像品が数多く置かれているこの公園、湖の周りを1周するだけで6キロの広大さ。
 


疲れたらベンチで休憩。翼の向かって左下に、カスターネを二つ、はめ込んでみました。栗にそっくりなこの実、同じようにイガに包まれていて、この実が路上に落ち始めると、秋かな、と。



カスターネとは:
 「カスターネ」はルーマニア語で、よく知られている名前は「マロニエ」。栗のように見えるの はマロニエの実だったのです。 さらに調べてみると、マロニエは日本では栃の木、またはセイヨウトチノキと呼ば れているもの。というわけで、カスターネの実=マロニエの実=栃の実。見た目は栗に類似していますが、とても苦くて、アク抜きしなければ食べられません。


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旅の最後にフライトキャンセル

2016-09-15 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


またしても出会いました、フライトキャンセル。ルーマニアからジョージアへマラソン遠征、陸路アルメニアまで足を延ばした後の、帰国便。
 
黒海を隔てて西と東にある二つの国、ルーマニアとジョージアの間には、直行便がありません。ブカレストからジョージアの首都トビリシに飛ぶには、イスタンブール乗り継ぎが最短距離。

イスタンブールまではルーマニア国営のタロム航空、そこからトビリシへはトルコのアトラス・グローバル(AtlasGrobal)を利用。いずれもLCC(格安航空会社)ではないので、機体預け荷物は20キロまで無料・機内食のサービスもあります。
 
が、今回、イスタンブールからブカレストへ戻る便が、フライトキャンセル。空港ロビーで出発便のスケジュールボードを見ても、私たちの便が見つかりません。どこかで聞かなくては。とにかくインフォメーションに。広い空港でのセキュリティー検査などを考えて、早い目にやってきてよかったです。

「タロム便は、キャンセルになりました。」
「え!?!」
 
こういった場合、必ず事前に登録したメールアドレスに連絡があるのですが、私もマイダーリンもメールチェックを怠っていました。

「どうしたらいいですか?」
(自分たちからどうすればいいか尋ねるまで、その方策も教えてくれないのが外国の通常のインフォメーション。恐れることなく食い下がるべし。)

「タロム航空のオフィスに行って、聞いてください。」 
イスタンブールのアタチュルク空港は広いです、ルーマニアから乗り入れているタロム航空のオフィス、どこだろう?~案の定、奥まった通路の奥に手狭な一部屋。
 
タロム・オフィスのお姉さん、私たちの名前を告げると、てきぱきと処理してくれました。
「予定していたタロム便より15分あとの、トルコ航空でブカレストに飛んでいただきます。今、航空券を発券しています。」
 
15分くらいなら、大差ありません。それよりも、航空運賃が1.5倍以上するトルコ航空に振り替えてもらえるのが、ありがたいです。

「さあ、出来ました。一緒にトルコ航空のチェックイン・カウンターまでご案内します。」
お姉さん、私たちとオフィスを出るとドアに鍵をかけてしまいました。
 
え!?ちょっと待って、タロム便がキャンセルになって、予約していたはずの人たちが殺到するんじゃないの?しかしながら、これらの手続きの間、ほかの人はやって来ず、私たちだけ。
 
恐る恐る聞いてみると、キャンセルになったタロム便を予約していたのは、二人だけだというのです。タロムのお姉さんは、トルコ航空のビジネスクラスの優先カウンターに私たちを案内してくれ、待つこともなくチェックイン終了~「では、お気をつけて。」
 
これで今日の仕事は終了なのかな、お姉さんは軽い足取りで去っていきました。イスタンブールへの観光客が激減しているとはいえ、夕刻のタロム便が2名だけの予約とは。
 
私たちにすれば、航空会社都合でアップグレード出来た帰国便、なにも文句はありません。1時間ほどのフライトで、大満足の機内食、ワインもミニボトルでお代わりも出来、さすがのサービスでした。

残念なことがあるとしたら、彼らのサービスを心行くまで楽しむだけの時間がなかったこと。私はいつも、日本との往復にトルコ航空を使っています。この十分な時間に比べると、あまりにも短いフライトでした。

(一番上の写真は、最後に乗って帰ってきたトルコ航空便)

近況ご報告:
ごめんなさい、またしばらく、ブログを放置していました。8月下旬に1週間、ランナーも兼ねてボランティアでルーマニアのトレラン大会に。9月に入ってすぐ、ジョージアへ2週間のマラソン遠征、ブログからご無沙汰でした。
7月から大学が夏休みなのをいいことに、ほぼ毎週、2~3泊の宿泊を伴うマラソン遠征。たまにブカレストにいるときに、ちょうどクロス(=短い距離のマラソン大会)があったりして、ずっと元気に走っていました。
このブログ、『ルーマニア・ランニングライフ』と称しておきながら、マラソン大会の記事がほとんどありません…。必ず、そのうちに。


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頼りになるサプリメントと基礎化粧品

2016-08-21 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアに来た当初は、身の回りの消耗品をせっせと日本から運んでいたものです。基礎化粧品や医薬品、サプリメントの類など。ほどなくしてそれらはすべてルーマニアにあるもので賄えることを知り、今ではすべて現地調達です。
 
とくに基礎化粧品のジェロビタールは、日本でも知る人ぞ知るおすすめのハイクォリティー。日本の百貨店では1万円くらいの価格を付けて販売されているということは、品質の良さを物語っています。

「ヒロコ、年齢の割にはしわが少ないわね。基礎化粧品は何を使っているの?」
「クルージュ産のジェロビタールよ!」
 
ルーマニア女性たちは、国産品よりもヨーロッパ西側諸国やアメリカの化粧品がお好み。ブランド力というのか・・?看板に惑わされず、ルーマニアのものの実力を知ってほしい=。
 


サプリメントの類も、こちらの薬局ですべて入手。国産の『ダチア・プラント』をはじめ、USA製やドイツ製などが品ぞろえ豊富に出回っているし、含有量も多く、使いやすいです。
 
一番頼りになるのは、鉄剤。日本では医師の処方が必要なくらいの含有量の錠剤でも、こちらでは簡単に薬局で買うことができます。1粒100㎎というのは、相当な鉄欠乏性貧血の時に処方される量。貧血予防のために服用するので、これだけの量は多すぎます。というわけで、4分の一に分割して服用。

変形性膝関節症のため、日本ではグルコサミンを愛飲していましたが、こちらでは『サメ軟骨』が入手しやすく、グルコサミンに比べて続けやすい価格。ジョギングと並行して、欠かせません。
 
カルシウムも、成人の一日の摂取目安量が日本とは異なる水準に設定されているので、1200㎎入りのものがあります。これを服用してもすべて体内に吸収されることはないので、ほかのビタミン剤も併用。
 
エナジードリンクの類を「化学物質の塊だ!」と決めつけ、ほとんど飲用しませんが、習慣的にサプリメントは愛用。まあ、栄養補助食品ですから。


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日本から緊急輸入

2016-08-21 | ルーマニア・わたしの日常


日本から緊急輸入したもの、それは、コンタクトレンズ(ハードタイプ)の保存洗浄液=。
 
ワタクシ、マドモワゼル、高校時代からハードレンズのユーザー。当時もソフトレンズがありましたが、手入れの簡単なハードを使い続けて数十年。

ルーマニアに来た当初の10年前はコンタクトなど普及しておらず(=これは予想していたし、その通りだった)、ずっと日本から保存液を持参していたのですが、最近、眼鏡屋さんでそれらしきものを見かけるようになったので、今年からはこちらで買おうと思っていたのです。でもここではソフトレンズばかり。私の使っているハード用のものは、取り寄せだそうです。
 
取り寄せても、自分の思ったものが来なかったら困るので、日本に緊急発注。ちょうど友人がルーマニアに遊びに来るというので、日本から持ってきてもらうことにしました。

ネットで私の希望するコンタクト保存液を見つけて購入、配達先を日本の友人宅にして、それをスーツケースに詰めて持ってきてもらいました。合計4本、8か月分。助かりました。
 
今のコンタクトレンズの主流は世界的に、ソフトタイプ。ここ10年くらいでコンタクトが普及したルーマニア、当然ながらこの流れをくみ、ソフトタイプが流通しているのです。このことに気付かず、眼鏡屋さんの店頭にコンタクトの付属品が並んでいたとしても、それはソフトレンズ用。
 
おそらくこれからも、ハードタイプはルーマニアに普及しないでしょう。というわけで、私がハードレンズ・ユーザーである限り、レンズケア用品(保存洗浄液に限らず、保存用のケースなども)をせっせと日本から運んでこないといけない==。


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ルーマニア・ミニバスの旅~ロシア・モンタナ往路編

2016-08-16 | バカンス・山へお出かけ

 
つづいて、ルーマニア・ミニバスの旅はロシア・モンタナへ。ロシアは、「Rusia」ではありません、ルーマニア語の「rosu」は「赤い」。そこはヨーロッパでも有数の金山。山から流れ来る湧き水は、岩肌を赤く染めています。2000年以上も前から、ここでは金が掘り出されているのです。いざ、金山を走るマラソン大会へ。
 


ブカレストからアプセニ山系のロシア・モンタナまでは、かなり遠いです。休憩も含めると車でも8~9時間の旅。3年前はラン友の車に乗り合わせ、途中、アルセニエ・ボッカ(Arsenie Boca)の教会などにも立ち寄りながらのマラソン遠征でした。

ボッカの教会は、彼を偲んで年じゅう花束を携えた参拝者が絶えないことで有名。こういった立ち寄りができて、自家用車は便利だけれど、乗せてもらっている立場上、あまりグースカ寝込むわけにもいきません。
 
今年は大会主催者の計らいで、ブカレストからミニバスを1台、チャーターです。ランナー・ボランティア・応援を含め、先着19名の枠に潜り込み、朝8時の出発でいざ、一路ロシア・モンタナへ。
 
のはずが、朝8時前に集合場所に行っても、5~6名が集まっているだけで、主催者側の取りまとめの人も来ていません。バスは何台か止まっているけれど、どれだろう?自分たちで見つけて勝手に乗り込むわけにもいかないし。
 
バス係のボランティアが約10分遅れでやってきました。朝8時に集合で、出発は8時半、とのこと。これじゃあ、だれも8時を守らないよ==。
 
無事にバスを見つけ、運転手さんとも合流。バスを申し込んでいて、3名来ていない人がいます。利用者リストの携帯電話で連絡を取ると、2名はペアで、何を間違えたのか、ロシア・モンタナ方面行の公共のバスターミナルで待っているとのこと。私たちのチャーターバスは、バスターミナルではなく、都心の一般駐車場から出発すると、メールで連絡が来ていたのですが。
 
1名とは全く連絡取れず。往復のバス代金は、オンライン決済でもいいし銀行振り込みでもいいし、当日手渡しでもいい、という曖昧な集金方法なので、この1名は未入金・キャンセルのようです。
 
とにもかくにも総勢18名で出発==。三分の一は顔も名前も知っていて仲良しのラン友。三分の一はラン友の友達か顔見知り。残り三分の一が初めて出会う人たちです。
 


最初からワイワイ騒ぎながらのバス乗車。しかしながら、日本でのチャーターバスの旅のようなアルコール持ち込みはありません。バスの中の飲酒は禁止なのかな。みんなジュースや水を飲んでいます。スナック菓子もつまんでいるけれど、ビールを飲んでいる人も持っている人もいません。
 
チャーターバスの運転手さんによると「ブカレスト~ロシア・モンタナの往復、遠回りはしない(=遠回りとなる立ちよりは無し)。運転の規則上、4時間半に一度、45分の休憩をとる。」という契約だそうで、あとは何も決まっていません。
 


日本の長距離バスなら常識的な「1.5~2時間に一度のトイレ休憩」も決まっておらず、「トイレに行きたくなったら、どこかで止まるから申し出て。」と、主催者側の担当者。結局、お昼の休憩まで、ノンストップ。昼休憩の場所もバスに乗ってから、みんなでワイワイ決めたレストラン。そこからまた、目的地まで止まりませんでした。


 
運転手さんも大変、けれど連続運転に慣れているみたい。金山への最後の登りは急カーブの連続、無事に私たちを運んでくれました。~復路編に続く。 


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ルーマニア・ミニバスの旅~モロイエニ編

2016-08-15 | バカンス・山へお出かけ


ちょっと郊外へ行くのに、また地方都市へ行くのに、ルーマニアはミクロ・ブースと呼ばれるミニバスが発達しています。たいてい横3列で19席、運転手を含めて20人乗り。残念ながらトイレはついていません。

この7月、相次いでバスの旅をしました。それぞれ異なるエピソードが。時系列に従いご紹介。



まず、モロイエニ(Moroieni)行。大体において、モロイエニってどこ?今まで聞いたことのない地名。シナイア(Sinaia)とトルゴヴィシュテ(Targoviste)の間。



シナイアはルーマニア王国時代から栄えている夏のリゾート地。トルゴヴィシュテは、ブカレストに首都が定まる(=1459年)以前のルーマニアの古都。その間にあるだけで、特に足を止めることもない通過地点。


 
しかしながら、マラソン7500大会でペアを組むパートナーが、ここに宿を取りました。チームメイト7名も同宿、とのこと。では、私もそこへ合流して、一緒に寝泊まりし作戦会議をするのが常套。彼女のチームは、ビストリッツァから。つまり北からやってきます。南から来る私と合流するのはここしかありません。
 
遠方のマラソン大会に行くときには、たいていブカレストのラン友たちと車を乗り合わせていくのですが、今回ばかりはモロイエニに宿をとっているブカレストのラン仲間はいません。というわけで、私一人でたどり着かなければならない・・・。
 
宿と直接コンタクトを取って、「ブカレストから公共の交通機関で行くにはどうすればいいですか?」と聞いてみました。
「直行のバスがありますよ。」と、オートガラ(バスターミナル)を教えてもらいました。

時刻表を調べ、念のためバスターミナルに出向き、予約が必要かどうかを訊ねてみると、「大型バスだから大丈夫。15分前に来て。」とのこと(この時は横2×2の4席のバスでした)。
 
乗り場は確認できたものの、モロイエニといっても広いです、どこで降りると宿に近いのかな?~また宿に聞いてみました。「スコルピオンで降りて。」

降りる駅名は判ったけれど、こういった地方路線のバスには、途中の駅のバス停(銘板)がほぼ、ありません。バス車内でも「次は○○駅です。」というアナウンスも無いけれど、乗客たちは皆、常連のようで、自分の降りたいところでちゃんと降りていきます。
 
時計を見ながら(またはスマホのGPSを見ながら)、近づいてきたな、と思ったら運転手さんに「○○駅で降ろしてください。」と頼むしかないです。


 
作戦成功、ちゃんと降ろしてもらえました。私が運転手さんに頼むのを聞いていた前列席の乗客までもが、「あんた、次が降りる駅だからね。」と教えてくれる親切さ。
 
そしてバスを降りたら、二人のローティーンの女の子が待っていました。宿の姉妹だそうです。バスに乗ってやってくる日本人を、お父さんに言われて待っていてくれたのです。そこから宿は5分もかかりません。「まあ、ルーマニア語を話すんですね。」と言われつつ、短い自己紹介。
 
実際に出会った宿のご主人も奥さんも親切でした。私が事前に、ブカレスト発のバスの時刻を知らせていたので、わざわざ乗務員さんに電話をして「日本人が乗っていますか?乗っていたら、○○駅で降ろしてあげて。」と頼んでいてくれたそうです。


 
こういった地方路線は、乗客も乗務員も運転手さんもみんな顔見知り。乗った時から、「あなた、ここに座ったらいいから。」と前列の席を譲ってもらったり、と、なんとな~くみんなが親切っぽかったのは、そういったわけ。公共交通の旅も、良いものです。

追記:


この時の宿は、Casa Moroeni。予約を入れるとほどなくして宿のご主人からFBのフレンドリクエスト。ここからすでに会話が弾んでいました。

帰りのブカレスト行のバスに乗るときも、「日曜日はブカレストに戻る人(この地方都市から仕事に行っている人、または帰省していた学生たちが都会へ戻っていく)で混雑して、途中から乗ると正規の席に座れないことがあるから、始発のバス停まで送ってあげます。」と、数キロ余りを送ってもらいました。



前日走ったマラソン大会で非常に疲れていて、バスに乗り込んだらすぐに寝てしまい、宿のある付近を通過したときには熟睡していたのがちょっと申し訳ないかな=。


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ルーマニア王宮を弔問

2016-08-11 | ルーマニア・ブカレストの日常


今月1日にお亡くなりになったルーマニアのアナ女王のために王宮を弔問。



私はこの国では外国人ですが、ルーマニア王室は非常に身近に感じる存在です。というのも例年5月10日に開催されるルーマニア王室にちなんだ「ロイヤル・マラソン(Maratonul Regal)」により、マルガレータ王女の王宮やシナイアのペレシュ城で開催の王室園遊会に招待されています。

さらにマルガレータ王女が数年前にヘラストロウ公園で開催してくださった「世代間交流クロス(Crosul Generatilor)」の一人の参加者ニコラエ・ソアレくんは、今年リオ・オリンピックでマラソンを走る選手に成長しました。その時の様子はこちらから

王室への賛辞、感謝、敬意と哀悼の意をこめて。
 


弔問のために私が着て行ったのは、ロイヤル・マラソンのTシャツ。赤・黄・青のルーマニア国旗のトリコロールにルーマニア王室の紋章があしらわれたもの。こんな派手な色を着ている人はいないので、門のところで警察官に「Buna ziua.」と一瞬止められました。が、「アナ王女のために来ました。」と答え、このロイヤル・マラソンと書かれたTシャツを見てもらうと、もう怖いものなし。


 
王宮入り口では、予想していたような手荷物チェックもなく、長蛇の列もなく、すぐに階上へ上がることができました。ここでは少し待ったけれど、棺の前へ一人ずつ向かうことができました。広い宮殿に安置された棺は朝のテレビニュースで見たとおり、四隅を警護隊に守られ、ものすごく静かでした。もちろんここでは写真撮影や携帯電話の使用は禁止。列の反対側に報道のビデオカメラがたくさん並んでいたけれど、ごく静粛でした。

その後、地上階へ降りて、記帳テーブルがありました。しかしながら一か所だけで、テーブルに椅子がしつらえられており、一人ひとりがめいめい、長文を書き込んでいてまったく進まないので、残念ながらパスしてきました。
 
今朝の8時から一般人の弔問を受け付けている王宮、朝一番にすでに200名が列を作っていたそうです。が、35℃以上の猛暑日が予想されていたブカレスト、真昼間に弔問する人はやや少なかったようです。夕方以降は1時間以上の待ち時間、とのこと(テレビのライブニュースより)。

葬儀は土曜日、クルテア・デ・アルジェシュの新しい大聖堂にて執り行われますが、一般人はテレビにて最後のお別れとなります。記帳は喪が明けるまでの間、ペレシュ城・ブカレストの王宮とエリザベータ王宮で受け付けられます。




お断り:
ブログの記事の中で、アナ女王と表記していますが、これはルーマニア語名『レジナ・アナ・ア・ロムニエイ、Regina Ana a Romaniei』の直訳。正しく和訳すると、アナ王妃(ルーマニア国王の正室)となります。


Astazi am vizitat Palatul Regal pentru Regina Ana a Romaniei.
Eunt străina din Japonia, dar ma simt ca familia regal este apropiat de mine. Pentru ca am alergat Maratonul Regal (pe care face 10 mai fiecare an) cateva ori si avut invitatia la Garden Party in Palatul Elisabeta si Castel Peres.
In plus, Principesă Margareta a României a organizat Crosul Generatilor acum cateva de ani in Parcul Herastrau. Unul dintre participanți merge la Rio Olimpic acum, el va alerge maraton. Numele lui este Nicolae Soare, Îl cunosc el de la această Crosul.
Omagiu, recunostinta, respect si condoleanţele pentru familia regal.


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学食も夏休み

2016-07-28 | ルーマニアのご馳走


ルーマニアの就学制度は、秋始まりの夏終わり。小学校~高校は9月が新学年で6月が年度末。大学が始まるのは10月で、学年末と卒業のシーズンは6月末~7月。幅があるのは、6月中の本試験に合格できなかった学生たちのために7月に追試が行われるから。
 
というわけで、大学も7月になるとやってくる学生もめっきり減ります。学生寮も入寮者が減るので、居残る学生たちには割高の入寮費になったりします。そして、寮に併設されている学食も、7月16日~9月25日まで、長~い夏休みに入りました。
 


学生寮併設の学食は、国立大学であるからか消費税(TVA)も免除(0%)のありがたい存在、食いしん坊の私がどれだけ食べても、7レイ(=約200円)を超えることはありません。


 
野菜中心のメニューを選んだら、支払いが5レイに満たないこともしばしば。肉類(ポークやチキンのグリル、牛肉のスープ)を選んでも、スープ・サラダを添えて6レイ余り。
 
大きな食堂に厨房、たくさんのおばさんたちが毎日調理し、手早くショーケースに並べ、そこから好きなものを選んで自分のトレーに取っていくカフェテリア形式。
 
2か月以上の休業で、おばさんたちもお休み、お給料が入ってこないのでは、とちょっと心配。
 


そして私の胃袋は、どこで満たされるの?~大丈夫、寮併設の学食は夏休みがありますが、学舎にある学食は、先生方や事務職員も多く利用するので通年営業。
 
ここは、大学の直営ではなく業者が入っていて、消費税(TVA)が課税(9%)されます。そして、レジで注文したものがウェイトレスによって運ばれてくるので、ランチ代は少々割高。それでも、6~8レイぐらいで、3品(スープ・サラダ・メインと付け合わせ)のメニューが食べられます。
 
というわけで、大学で仕事がなくても、学舎から半径1.5キロくらいのところに私用がある場合、大学まで足を延ばして学食ランチを食べに行くこと、しばしば。一人でも気軽に利用できるし、何といっても「早い、安い、旨い」~♪

追記:
私の行っている学食は、「学生・教職員に限る」としっかり明記されています。寮併設の学食は「身分証掲示の上、購入のこと」・学舎の地上階にある学食は注文票に、1.学生、2.教員、3.職員、の区別を書かなければなりません。

でも、身分証を見せたことはないし、何も言われたことがありません。明らかに目立つアジア人ですが。日本から友人が来たら、ぜひ一緒に食べに行きたいです==。ビールが無いのが玉に瑕!!

追記、その2:


マイダーリンは警察官、そして警察官とその家族や関係者だけが利用できるレストランが市内にあります。同じように安価で、ワインやビールもあります。ハウスワインは1リットル頼んでも6レイ、でもビールは定価を割り込んで販売するわけにはいかないので、小売店で購入するくらいの価格、やっぱり食事には、アルコールがなくっちゃね==。

ダーリンの警察手帳提示で入場できるこのレストラン、私一人で行くわけにはいかないのが、これまた玉に瑕。


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