ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアのWindows事情

2010-01-24 | ルーマニア・わたしの日常
もともと壊れかけていたハードディスクにウィルスが入り込み、ネットにつながっても数分足らずで切断されてしまう状態になっていたマイダーリンのパソコン。メールの確認もままならず、サイト閲覧やブログ更新も滞る状態に。
 
が、1月に入り格安航空会社の4月以降のチケットが売り出され、今なら底値。一番安く購入できる時期。これを見逃さないわけには行きません。ネットカフェのPCにクレジットカード番号を打ち込み航空券購入などもってのほか、たやすくスキミングされてしまうのがルーマニアのネット事情。それだけパソコンに詳しい人が多いのです。
 
我が家にはネットにつないでいるデスクトップのほかに、ラップトップが2台。私が日本から持参して使っているものと、マイダーリンが昨年購入し仕事場に持って行ったりしているもの。
 
これをネットにつなぎ、とりあえず急場をしのぎました。4月のミラノマラソン遠征、5月のフランス遠征の航空券をネット予約&購入。ダーリンのラップトップはモデム内蔵型、ケーブルをつないでネット接続の設定をするだけですぐに使えるようになったのです。
 
このPC、日本語の読み書きは?今の段階で多言語サポートされていないので、まったく文字化け。OSに使っているWindowsXPのCD-ROMがあれば簡単にインストールできるのですが・・・。
 
さてここでルーマニアのWindowsXP事情を。電気屋さんの店頭に並べられているPCは、Windowsがインストールされているものとされていないものの2種類。当然ながら価格に開きあり。少しでも安く買いたい人が多いので、インストールされていないものを買う人が圧倒的に多いようす(友人でインストール済みのPCを持っている人、1人だけ、仕事でアメリカに渡ったときに買ってきたもの)。
 
で、OSはどうするの?たいてい身近に何人かPCに詳しい人が居るので、その人に頼むのです。PCが壊れたときにも同様。ダーリンのラップトップは職場の友人に一日預け、WindowsXPをインストールしてもらってきました。
 
ルーマニアでは「WindowsXPは1台に一枚」は当てはまりません。オリジナルのWindowsXPを持っている人も見かけません。すべてコピー。ガードをはずし何台のPCにもインストールできるようにしてあるのです。
 
以前に我が家のPCが壊れたときに直しに来てくれた職場の同僚、「これ、コピーだからちょっと不具合があるけど。」と、ぽんとWindowsXPのコピーCDを置いていってくれました。次に壊れたとき直しに来てくれたラン仲間も、持っているソフト類はすべてコピーしたもの。今回見に来てくれた友人も同様。

「オリジナルは高くて買えないからね、僕たちは工夫するのさ。」、ちょっと不具合がおこるけれど、さらにそれを克服するために工夫するそうです。何度も不具合に出会っているうち、PCのスペシャリストに。まさにハングリー精神からの産物。新製品のWindows7もじきにコピーで出回ってくるかも?

でも困ったのが私の日本語入力。それがコピーであってもPCにインストールされているWindowsXPがなければ日本語がインストールできません。手元にあるWindowsXPのコピーCDは別の人からもらったもの。これでは今のOSに対応していないのです。

OSをインストールしてくれた友人に頼んでWindowsXPのCD-ROMを借りてくるか、またはCD-ROMを持って我が家に来てもらわなければなりません。面倒だなあ。

もともと使っていたデスクトップを再生するためには、ハードディスクの買い替え&付け替えが必要、さらにOSの再インストール、旧ハードディスクからデータの取り出し。これも面倒だなあ。私の日本語PCをつなぐためには適応したモデムの購入が必要、これまた面倒、ウイルス対策も必要になってくるし。

ものぐさ&面倒で日本語入力できない状態のまま来てしまい、日本からのメールやこのブログも放置。でもやっと日本語環境に戻りましたので、書き溜めていた日記を順次アップしていきます。お目に留まりましたところから見ていただければ幸いです。

何度も不具合がおこっているこのPC、そのたびコピーCDで対応




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