ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

老若男女の骨折

2007-06-10 | ルーマニア・わたしの日常
日本の実家の母、骨粗しょう症を患って10年以上。70歳代も半ばになり、「転んだら骨折だから、足元には気をつけてね。」と言い続けて来たのですが、妹からのメール~「バーバラちゃんが転んだ」。

おばあちゃん、といわれるのを嫌う実家の母のことをバーバラちゃん、と呼んだりしています。
 
ちなみにルーマニアでも年とった女の人のことを愛情こめて「babo(=バーボ)」と呼んでいます。特に娘さんなどがお母さんのことを「babo」と言ったりしているのを聞いたことがあります。
 
で、実家の母の場合。先週半ばに家の中の段差の無いところで転び、背中をうって第4胸椎骨折。ポキンと折れたわけではなく、レントゲン検診では今まで起こした圧迫骨折程度の骨折。とはいえ、骨折には違いないから当人は動くと痛がっているそうです。

痛み止めと湿布が処方されていますが、痛みが軽減するには2週間は掛かりそう、とのこと。胸椎だけにギブス固定などは無く、安静にしておくだけ。これをきっかけにさらに筋力低下して動けなくなると大変です。心配です。妹に任せるだけなのでこれもまた、申し訳ないです。

そして今日は、ステファン宅のご長男、ホッケー選手のヴラッドくんが試合中に肘を着いて転倒、上腕部の細い骨を骨折してしまいました。試合終了15分前の出来事で、残りの時間を10人の選手で戦わなければならなくなった彼のチームは試合に負けてしまったそうです。ヴラッドは中心的存在の選手なのです。

夕方にちょこっとお立ち寄りさせてもらおうと電話しても、留守番のラン友達のミハイと次男のラドゥくんが居るだけ。この二人との会話はルーマニア語なので、「オ父サントオ母サンハ、出カケテイル。」くらいしか判らず、とりあえず家に遊びに行ってみると家族みんなが帰宅していて、ヴラッドのギブス姿にびっくり。ご両親と病院に行っていたんですね~。

昨日も試合があって、ボールが当たって左腕を痛めた、といっていたばかりなのに。今日は右腕を骨折とは。いろんなことがあってスポーツ選手としての経験を積んでいくのでしょう。今週中に本格的手術をするかどうかの検診があるそうです。

ちょうど今週中に、14歳になって初めて市民IDカードをもらうことになったヴラッド、受領のサインは左手でしなければなりません。「コレモマタ、治ッテシマエバ思イ出ニナルワヨ」、とお父さんと話しました。

おまけに今週は、両親揃ってクルージュで行われる全ルーマニア警察対抗選手権大会に遠征予定。子供達の面倒はラン仲間のバレンティナさんが好意で見てくれるそうです。



ギブス姿のヴラッド、こんなとき周りの人はどうするか?ギブスにお見舞いメッセージを書き込むのです。「Get well soon, Hiroko」(=早く良くなってね)と私が一番に書き込み、その下のニコちゃんマークは弟のラドゥくん作。お母さんのロディカも次に書き込みました。

チームのスター選手のヴラッド、ガールフレンドも多いそうです、きっと明日学校に行ったら、仲間がところ狭しと書き込んでくれるんでしょうね。


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二重にかかる虹

2007-06-10 | ルーマニア・ブカレストの日常


今日も夕方に短い雷雨。雲はかからず、太陽の下の雨。しばらく降り続いて、明るさに空を見上げるとブロックハウスにかかる大きな虹。続いて外側の虹も現れました。

「キット、良イコトガアルヨ、ダブル・レインボー、ナンテ、珍シイカラネ。」と訪れ先のステファン宅のご家族と一緒に空の短いステージを楽しみました。


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