いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたコルリ(全長14cm)です。オオルリ(全長16cm)と違って藪の中にいて、なかなか姿を見せません
幸福の青い鳥を探しに行くメーテルリンクの童話は、「青い鳥」がヨーロッパに存在しないから成り立つと書きましたが、当然コルリもいません・・・やっと藪から出てきました
図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると、越冬地は東南アジアと中国福建省、繁殖地は本州中部以北から樺太、沿海州辺り
東南アジアの野鳥図鑑でコルリ(英名siberian blue robin)を検索すると<全長13.5~14.5cm、北ミャンマー、カンボジアを除く東南アジアに冬鳥として渡来>
<標高1830mまで(主に900m以下)のマングローブ林や公園の地面やその近くに生息>
その他に<スマトラ島全域とボルネオ島北部にも分布、フィリッピンでは稀>
中国の図鑑では<標高1800mまでの森林に(越冬期に)季節限定で生息しています>
さらに<密林の中で地面またはその近くに留まります>とあるので、MFと同じような状況で見ることができるのでしょう
折角なので青い鳥コルリを拡大。コルリの体の青はオオルリより鮮やかと思いませんか?