6年前の記事でも紹介したことがありますが、広州の不思議な形をしたビルを紹介しましょう。・・・高速道路を走っていると見えてきました。
2013年に完成したこのビルの高さは138m、33階建て、外円直径は146.6m、総床面積10万5千㎡、総投資額10億元(関空レートで180億円)。・・・五円玉に見えませんか
このビルが珠江の水面に映ると、円が縦に二つ並ぶ「8」の形となり、縁起の良い「八」につながることから、この形が決定したそうです。・・・高速道路を下りて広州圓大廈に向かう途中、ビルの間から見えていました。
前後の円盤に挟まれたビルの外壁は直線なので、円盤がバリのように外に飛び出しています。
中国にこのような奇抜なデザインの建物が多い理由は、人々が今も「風水」を深く信じているからでしょう。
近くからも見てみましょう。表と裏の円盤の間(幅は28.8m)に挟まれたビルの外壁は直線。
内部円の直径は47m、エレベーターは内部円の外側に配置されるので、ビル最上階(33階)への移動は内部円の上部階で乗り換える必要があるのかもしれません。
ビルの直径が146.6mもあるので、大きすぎてカメラのフレームに納まりませんでした。
入り口にある広州圓大廈の文字
つづく