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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



旅行に出発する直前、 広州の情報ポータルサイト「エキスプロア広州」のニュースで気になる情報を知りましたので小雨の中、広州郊外にあるそのポイントまで見に行ってきました。(グーグル地図上の青いマークの場所)

そのニュースとは、「広州市内の荔湾区白鵝潭経済圏の南端に、ユニークな外観のビルが姿を現し始め、市民の関心の的となっている」というもの。車の窓から見ると、普通の高層ビルの工事現場みたいです。

ところが横から見ると、確かにニュースの通りのユニークなビルでした。中央に円形の穴が空いている銅銭(お金)の形をしていて、完成すると高さ138m、33階建てのビルになるそうです

ビル外側の直径は、約150m(正確には146.6m。ビル下の約9mが安定のためにカットされている?)、内側の穴の直径が約50m(正確には47m)、外壁ガラスは、中国人の大好きな金色が使われるそうで「大金環(ゴールドリング)」と呼ばれているとか。

ビルには厚みがあるので、お金にちなんだ(縁起の良い)銅銭というよりも、バームクーヘンを縦置きにした形と言った方が判りやすいと思います。

設計者は、この地区のシンボルとなるビルを要望されたので、絶対忘れられない形としてこのデザインを考えたと言いますが、それを採用した依頼主を含めて中国人の面目躍如と言ったところでしょう。

日本ではまず考えられないデザインですが、ビルは2012年中の完成を目指しているそうで、急ピッチで工事が進んでいるように見えました。

ビルの正式名称は、まだ決まっていないようですが、珠江の岸に建っていて、対岸から見るとビルの姿が川面に映り、中国人の大好きな「8」の形に見えるようになるとか。

このほか広州市内には、7年前には無かった珍しいデザインのビルが林立していましたので、次回以降ゆっくりとご紹介したいと思います。

つづく



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