8月中旬を過ぎると、大阪市内の海に近い公園にシギが渡来してきます。
越冬地に向かう途中、大阪市内に渡来するシギの数は毎年減少しているようです。
それでも、一部の公園ではこうしたシギの姿を見ることができます。
野鳥が絶滅する環境を放置しておけば、いずれ人間にも悪影響があるでしょう。
今から50年前、遠いシベリアなどから大阪に渡来するシギの姿は、ごくありふれたものだったようです。
従って、多くの大阪市民がこうして干潟の上を飛ぶシギの姿を目撃していたはずです。
ところが今では多くのシギが絶滅危惧種に指定され、シギが立ち寄れる干潟も消滅しつつあります。
これ以上の干潟の埋め立ては止め、子孫にもシギを見てもらい、感動して欲しいと思います。
干潟の上を飛ぶシギは実に美しいと思います。