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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日に続いて今年(2018年)5月から全面的に使用開始された広州白雲国際空港(以下広州空港)の第2ターミナル(以下T2)ビルと、駐機場に駐機していたA380型機を紹介してみましょう。・・・大阪行きのA152ゲート

広州とシンガポール、関空の空港旅客数増加率2017年)は、広州空港10%、シンガポールチャンギ空港6%、関空11%、何と関空が最も伸びています。・・・駐機場のボーイング787

利便性が高いと評判のシンガポールチャンギ空港ターミナルビル総延床面積(104万㎡)を年利用客数で割ると16.7/人、一方関空は12.8/人とかなり狭い。関空の利便性をチャンギ空港と同じ水準にするには延床面積を48万㎡まで増やす必要がありそうです。・・・広く明るく清潔なT2コンコース

つまり関空T1の30万㎡、LCC用(T2)の7万㎡に加え、新たにT3として11万㎡以上の旅客ターミナルを建設すれば、世界の空港と互角に戦える魅力的な空港になる可能性があります。・・・プレミアムラウンジに日本航空の文字

広州空港を拠点とするのは、中国最大の航空会社「中国南方航空」で、同社だけで広州T2ビル(66万㎡)の旅客輸送の90%以上を引き受けているとか。・・・プレミアムラウンジの広い入り口、エコノミー客は利用できません。

中国南方航空は、世界最大の旅客機A3805機も保有していて、ロサンゼルスや北京路線などにどんどん運用しています。・・・広東物産のショップ

中国南方航空のA380の客室は、アッパーデッキ(2階)とメインデッキ(1階)から成り、アッパーデッキには、ビジネスクラス70席、エコノミー76席、メインデッキにはファーストクラス個室8席、エコノミーシート352席(総座席数506席)が配置されています。・・・A380に接続される3本のブリッジ、手前はファーストクラス用、中央がメインデッキ用、3本目はアッパーデッキ用。関空にA380が寄港するなら、こうしたブリッジの増設も必要でしょう。

A380キャビン総面積は550㎡、テニスコート3面分の広さがあり、公式HPには「一般的なA380型機の座席配置より19席少なく、(そのぶん席の間隔が広いので)快適な空の旅をお楽しみいただけます」とありました。

日本の航空会社は380をまだ保有していませんが、来年(2019年)以降、全日空が成田・ホノルル路線に3機順次導入する予定だそうです。・・・機体の下で働く人と比べると380の機体は巨大でした。



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