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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



以前は飛行機に乗ると、離陸前にCA(キャビンアテンダント=スチュワーデス)から「携帯電話やデジタルカメラ等のすべての電子機器の電源をお切り下さい」という注意を聞かされていましたが、最近そのアナウンスが無くなっています。

実は2014年(平成26年)9月に規制が緩和され、デジタルカメラでの撮影ができるようになっていたのです。御存じない方もいるかもしれないので、伊丹から高知まで乗ったボンバルディアDHC8-Q400型機の離着陸写真と一緒に紹介しましょう。

国土交通省のHPを見ると<携帯電話やデジタルカメラ等の電子機器は、従来航空機の安全な運航に支障を及ぼすおそれがあるため、航空法に基づく告示で航空機内での使用を制限されていました「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」(平成15年国土交通省告示第1346号)>

<このたび、欧米において航空機内における電子機器の使用に関する方針が変更されたこと等を踏まえて、航空機の安全な運航を確保しつつ、旅客の利便性を向上させるため、この制限を見直し、2014年91日から使用の制限を緩和いたします>

<主な見直し点は、電子機器から発射される電波に対する航空機の耐性に応じて航空機を区分し、その区分ごとに使用可能な電子機器と時間帯を拡大します>

それまでは、飛行機が上空を安定飛行している間だけデジタルカメラでの撮影が許可されていましたが、今回の緩和でデジタルカメラ撮影は、ヘリコプター等を除いて大型機、小型機ともに常時(離着陸時も)使用制限はなしとなりました。従って(シャッター音などで)他の乗客に迷惑とならない限り、今回のような写真は自由に撮影できるのです。

但し、航空機外の通信設備と無線通信を行う電子機器(携帯電話、PHS、スマホ、タブレット端末、電子ゲーム機、パソコン、モバイルWi-Fiルーター)は、引き続き使用禁止となっています。

しかし <着陸の後、滑走路を離脱し誘導路に入った時注)から、全ての電子機器が使用可能となります。 注)誘導路がない空港については、着陸の後の滑走が終了し駐機場に向かった時>

とあるので、携帯電話、PHS、スマホ、タブレット端末、電子ゲーム機、パソコン、モバイルWi-Fiルーターでも着陸の後、滑走路を離脱し誘導路に入った時からは使用ができるよう制限が緩和されています。



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