九州のガレキ焼却は北九州市だけではない。 黒崎 苅田のセメント工場 そして大分も。埼玉は三ヶ所 とくに横瀬町は三菱マテリアルと太平洋セメント両方から。その他青森 栃木も。
セメント会社のガレキ焼却は国の要請によるものである。
問題点
Ⅰ自治体の焼却と違ってわかりにくい
Ⅱ下水汚泥が含まれる → 高濃度? ガレキ → アスベスト?
Ⅲ健康被害が起きたとき 誰が責任を持つか不明 → すでに九州でまた熊谷でも喉の痛み 頭痛などの症状が出ている。
Ⅳセメントによる二次汚染
Ⅴ塩分によってセメントの強度が弱まる?
Ⅵ莫大な利権
受け入れ県市町村だけでなく 近隣の県 市にも被害が及ぶ。
→ こちら
①三菱マテリアル 青森 岩手 埼玉横瀬 北九州市黒埼・苅田全5工場で受け入れ
化学工業日報 2011年04月20日
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2011/04/20-1354.html
三菱マテリアルは、東日本大震災で大量に発生した災害廃棄物を、全国に5つある同社のセメント工場すべてでセメント原燃料として受け入れる。まず5月から宮城県の下水汚泥の受け入れを開始する。ヘドロや建築廃棄物なども、準備が整い次第、受け入れる。各工場はフル稼働させ、本格的な復旧・復興需要に向けたセメントの増産と合わせて災害廃棄物処理にも貢献していく。
今回の震災で発生した災害廃棄物量は、宮城、岩手、福島の3県で阪神大震災の1・7倍に当たる2500万トンと推定され、ヘドロや自動車などを加えれば、その2倍近くになるとの見方もある。市町村が持つ焼却施設や処分場だけではとうてい賄いきれず、国は毎年2500~3000万トン規模で産業廃棄物を処理しているセメント業界に災害廃棄物の受け入れを要請していた。
三菱マテリアルは、青森工場(青森県下北郡、クリンカ生産能力年間50万トン)、岩手工場(岩手県一関市、同50万トン)、横瀬工場(埼玉県秩父郡、同110万トン)九州工場・黒崎地区(福岡県北九州市、同60万トン)、九州工場・苅田地区(福岡県京都郡、同634万トン)の国内のセメント工場すべてで災害廃棄物を受けれることにした。九州の2工場は海上輸送で廃棄物を搬入する。
②住友大阪セメント 栃木工場の出荷・生産を再開
化学工業日報 2011年05月16日
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2011/05/16-1916.html
住友大阪セメントは、栃木工場でセメントの出荷と生産を再開した。原燃料として福島県県中浄化センターから受け入れた下水汚泥に放射性セシウムが検出されたため今月2日に出荷と生産を停止したが、このほど国から「福島県内のへ水処理の副次産物の取扱いに関する当面の考え方」が公表され、同工場で生産されたセメントおよび周辺環境の安全性が確認された。13日に出荷を、14日に生産を再開した。
③太平洋セメント 大分津久見 埼玉 熊谷 横瀬 日高
大分日報
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133471427071.html
東日本大震災で発生したがれきの処理について、県は17日、太平洋セメント大分工場(津久見市)に協力を要請する考えを初めて明らかにした。津久見市と連携し、今月中に同工場を訪れる方針。自治体レベルの受け入れが具体化しない中、民間を活用した広域処理が先行して動き出した。
熊谷市のニュース 2012年09月07日
http://fc2knew.blog.fc2.com/blog-entry-378.html
太平洋セメントの莫大な利権
http://portirland.blogspot.jp/2012/05/blog-post_27.html
広域瓦礫処理・特に北九州がここまで強引な理由は、国が数年来かけて練り上げてきた、首都圏の廃棄物処理+産廃利権が絡んでいることが考えられる。