まったく情けないったら
今日はGT80銀2の納車予定だった
軽トラックで引取りにいらっしゃったオーナーさんに試乗していただき作業に関する説明を・・・
あれ?
オイルポンプの話題で心配になってきてカバーを開けると・・・
オイルポンプのオーバーホールしてない!
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数日前のこと
コンタクトブレーカー周りとステムベアリングの作業を行った
ボールレースの痛みが酷く全て交換
オイルポンプの最小ストロークと確認をワイヤーの引き代を調整
最小ストロークは0.15ミリだったのでギリギリ調整下限
とりあえず走らせても大丈夫だな
んで
試乗してみると妙に濃い感じで回転の上昇も重かった
キャブレターに手を入れるかは未定だったけど無視できないレベル
スパークプラグも真っ黒だった
キャブレターを確認してみるとメインジェットの番手が違ってる
#96が入っていたので#90に変更してもう一度試乗してみる
今度はそこそこ走るようになったけどスロットルの開けはじめが濃い感じ?
微妙なレベルだったので店に戻ってニードルのクリップを変更
今度は気持ちよく回転が上がっていく!
スパークプラグも気持ちよく焼けてる
よし!
これでまとめられるな
一段落したので他のお客様から単体でお預かりしたオイルポンプのオーバーホール作業を
これが間違いの始まり(きっかけ? 原因?)
同じ刻印のオイルポンプだったのでGT80銀2のオイルポンプと頭の中で混在してしまった
この時点で自分の中でGT80銀2は完成したつもりになり
明細書を作成して・・・
GT80銀2のオーナーさんにメールして・・・
本日の納車予定となったがさすがにこの状態での納車は出来ない
オーナーさん
本当に申し訳ありませんでした
早速オイルポンプのオーバーホールを開始!
状態は良好で内部シャフト表面に薄っすら錆がある程度
軽く研磨して綺麗になった
チェックバルブの動作も問題なく順調に作業終了
本当に情けない
同じ車両ばかりやっているメリットとデメリットを感じさせられた
もちろん自分の管理能力にも問題があるわけで再発防止策を考えないと
YG0013