HS1のメンテナンスをしていたら、電装系がおかしいことに気が付いた。
もともと暗いヘッドライトだなぁとは思っていて、時間のあるときにでも配線を修正しようと考えていたので、
土曜日の夕方に少し時間をとって、確認をしてみた。
そうしたらウインカーも点滅もおぼつかなくなり、ついにはヘッドライトがフェードアウトしてしまった・・・
こうなると、気になるところを片っ端から確認することになる。
メインスッチ
これはONポジションから鍵に少し触るとエンジンが止まり、ヘッドライトONから少し触るとヘッドライトが
消えると言う非常にクリティカル?なスイッチだった。
どうやら分解暦があるようで接点まで分解すると、隙間から水が入ったのだろうか?
内部のサビがひどかったので、接点を磨きなおし、グリスを塗って組みなおした。
ヘッドライト内の配線
これが一番の原因で、ライトケースのボルトでアースを取っているのだが、ツイン系のヘッドライトステー
は下部がラバーマウント、上部もアルミとの接触でしかない。
しかもヘッドライトステーは再塗装されているので、電気的には苦しいのだろう。(厚い塗装だ!)
確かに抵抗値を計ると・・・なんと! 33Ωだって?
個人的には嫌いなのだが、ミツマタ部分からアース線を張りなおした。(俗に言うアーシング)
注:指の先はテスター棒を押さえているだけで、特に何も指してはいない!
メインハーネス
これもクセモノで、手を入れた形跡があった。
(前オーナーさんからストップランプスイッチの配線に関して聞いた記憶があったが)
全てをやり直すのは面倒(良いのか?)なので、メインスイッチまでを開腹してみた。
特に問題はなさそうだが、ジョイント部分の絶縁が心配なので強化して被覆を巻きなおした。
硬い被覆をやり直すだけでもハンドリングが変わるよ!
最後にバッテリーを充電してヘッドライトを点灯させると!!!
驚きの明るさに!
しかもメインスイッチを触っても問題なし!
やっぱり基本は大切だね!
じつは今回の整備の発端はニュートラルスイッチが点かないことだった。
でもこれは、点かないまま・・・
まぁ、なくても困らないので、そのうちと言うことで・・・
これで走行会は大丈夫・・・の、はずだったが
雨で中止・・・