Palm m515
いまでもこのPDAを愛用している。
Palm OSとの付き合いも長く、WorkPadを購入したのがきっかけだったと思う。
2002年位に発売されたm515は事実上の最終モデルだと思う。(日本国内の正式モデルとして)
携帯性は抜群で、筐体も不思議なくらい頑丈にできている。
通信機能を持っていないことも理由のひとつだとは思うけど、なにしろバッテリーの持ちがよい!
とりあえず液晶ディスプレイはカラー(色が付いている程度)で、バックライトならぬフロントライトが
ついている。
基本的には反射型の液晶パネルのはずだから?
真っ暗なところでも問題なく使えるし(あんまり使わないけど)フロントライトのオンオフも簡単なので、
日中の野外ではバッテリーの消耗も抑えられる。
って言うか、普通の明るさだったら室内でもフロントライトはいらないね。
通信機能がないのが「マイナス」?なのかはなんとも言えないけど、スケジュール管理や住所録の
アプリケーションは秀逸のできばえだと思う。
実はいまだに、Palmの住所録から離れられないので、Palm本体を使っているのかもしれない。
内蔵メモリーは16Mしかないけど、まったく困ることもない。
とりあえずSDカードスロットはついている。
バックアップ以外でほとんど使ったことがないけどね。
タブレットPCや最近の携帯電話のように片手での文字入力はできないが、グラフィティ方式がなか
なか認識能力も高くあまりストレスは感じない。
ネットワークへの接続はできないが、昔は出先でメールの送受信やweb閲覧などやらなかったので、
割り切って使う限り快適な端末に感じる。
なにしろ今までの経験値が山ほど入っているので、僕にとってバイブルみたいになっている。
キャブレターの油面情報や、フロントフォークのオイル量・・・等々
こんなことを書いたのも、今日会ったお客さんに「珍しいものを使っていますね」って言われたから。
確かに10年以上前の端末だからね・・・