知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ついでに「伽草子」の話

2014-04-02 08:06:10 | 音楽
「伽草子」という曲、実にたくろうらしからぬ作品です。
まぁ、ファークのプリンスといわれて乙女心をくすぐるというレコード会社の戦略見え見えの感じですけど、これはこれで悪くないのですけど…。
しかし、アルバムの「伽草子」には、「ビートルズが教えてくれた」とか「制服」とかが収録されてまして、けっこう硬派な面もあり、

最初の妻、四角佳子さんとのデュエット「春の風が吹いていたら」という軟派な曲もありますし、ややちぐはぐ感があります。
四角佳子さんは、最近は再デビューというか、六文銭やっているみたいですけど、実にスタイルのいい人ですね。さすがヴァレーやってただけあります。

ちょうどタイミング的には、金沢事件というスキャンダルに巻き込まれて話題いっぱいな時期でしたし、
多分、十分な議論を経ないで販売までいたったんじゃないかなと、勝手に思っています。完成度は低いんじゃないかと…

拓郎ファンは、50代後半から60代の方々でしょうから何をいまさらそんなこと書いているのかと批判も受けるでしょうが、
久しぶりに実家にかえって「元気です。」「伽草子」「LIVE73」「今はまだ人生を語らず」を持ち帰ってじっくり聞いての感想です。