リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日は防火設備の点検の日

2022年11月15日 | 日々の風の吹くまま
11月14日(月曜日)。☀☀。日の出は午前7時半過ぎ。今の時期はリビングの窓からダイニングを通って寝室まで朝日が一直線に差し込んで来る。カレシはもう少し寝ていたいと言うけど、今日は防火設備の年次点検の日だから、普通に起きて朝ご飯を済ませなくちゃ。と、いいながらもしばらくぐずぐずした挙句にもぞもぞと起き出したのは8時過ぎ。窓から見たら、フレーザー川に沿ってもやが流れていて、見渡す限りどの屋根も霜で真っ白。晴れた日が続いているせいで、朝方の最低気温は零度前後まで冷え込むから、朝には冬景色。

朝ご飯定番のミューズリが2人分ないけど、買い置きしていなかったので、今日はオートミールを電子レンジでチン。窓の外が寒そうな日はほかほかのオートミールが何より。いつもミューズリに追加するひまわりとかぼちゃの種とアーモンド、バナナ半分、アップルソースを入れて、牛乳をかけて食べれば、おなかにもやさしくていい。そういえば、最近は日本でも特に北海道でオートミールが人気だという記事があったな。何年も前のことだけど、日本から移民して来た人たちが、カナダで介護ホームに入れられて毎日オートミールを食べさせられるのはまっぴらごめん、年を取ったら日本に帰って白いご飯を食べたいと掲示板で話していたっけ。ワタシとしてはご飯とみそ汁よりもオートミールの方がいいんだけど、うん、日本も時代が変わったってことかな。

防火設備の検査は、8時半からまずは最上階の3戸、次に25階の5戸、24階の5戸と下りて来るので、それぞれでの所要時間が平均10分以下でも、23階の「1号室」にあたる我が家に来るのはいつも9時半過ぎ。煙探知器の他に天井のあちこちについている火災警報器(スピーカー)もチェックするので、ときたま頭の上でいきなりピーピーガーガー、トンカントンカンとやられて飛び上がってしまう。我が家には煙探知器が2ヵ所、警報機が5ヵ所あって、さらに点検の対象ではない消火用のスプリンクラーヘッドに至っては16ヵ所はあるから、防火体制万全というところだけど、実はオフィスの外の廊下にある煙探知器はもう何ヵ月も外したまま。電池のバックアップがない旧式なもので、午前4時にピーピーと鳴り出すようになって、それが毎日のことで止めようがないのに腹を立てて外してしまったので、点検は誰が取り替えるのかを聞くいい機会。予想したように9時半を過ぎてドアにノックがあって、若いお兄ちゃんが「おはようございまぁす」。まず、火災警報器をチェックして、次に煙探知器。玄関エリアにある探知器に(煙成分を?)しゅっとスプレーして、ピーピー鳴り出したら野球帽を脱いでバタバタとやって「OK」。外した探知器を見せての取替えの相談には「こちらで取り付けられますよ」。じゃあ、管理会社にリクエストしておくことにしよう。

お兄ちゃんが隣に移動して行ったら、あとはのんびり。朝から両目にコンタクトレンズを入れていたけど、ランチが終わる頃にはまた右目がひりひり。左目のドライアイは解消したようだけど、右目は小さな傷でもできたのかな。まあ、左目にコンタクトが入っていればあまり不自由はしないので、そのままの状態で買い物。月曜日なので一斉に入荷した商品を積んだ台車がいたるところにあって、ぶつからないように気を付けながらで時間がかかったけど、スーパーの後は重いトロリーを引っ張って、ヴィクターの店に寄って牛肉(シチュー肉とステーキ)、豚肉、ソーセージ、(ウクライナ支援の)クッキー。救急車騒動からいつの間にかもう1ヵ月近く経っていて、やっと疲労感も取れて来たから、おいしいものを食べて元気回復と行こうね。


日本語?ニホンゴ?それともNihongo?

2022年11月14日 | 日々の風の吹くまま
11月12日(土曜日)。☀☀。目が覚めたら、ブラインドの隙間からみごとな青空。冬が退散して、秋が戻って来たというところかな。太陽がずいぶん低くなったせいで、晴れた日には朝の陽ざしがドアを開けっぱなしの寝室にまで入って来る。やっとよく眠れた感じで、起床は8時。午後までは特にしなければならないこともないから、ゆっくり朝ご飯を食べて、ひたすらリラックス。

と、いいたいところだけど、なぜか今日もいの一番にゆうべやり残したブログの仕上げ。日記のつもりでほぼ毎日15年以上も続けて来たブログが、最近はオフィスを閉める時間までに終わらないことが多くなった。元々饒舌な方だから、つい長くなるのはわかるけど、リタイアしたんだから時間がないわけじゃないと思うし、別にいつも世の中の込み入ったことを論じているわけじゃないのに、どうしてかな。と、暇にかこつけてつらつらと考えてみて、もしかしたら日本語が衰えつつあるんじゃないかと思ってしまった。ワタシが生まれ育った母語なんだけど、50年近くも日常生活は英語だけの環境で、日本語は主に仕事用の第2言語みたいなものだったし、フリーランスの翻訳者になって英語訳がメインになった頃から目から入る文字だけの言語になっていたのかもしれない。それに、読めなくなった漢字や意味不明の新しい単語が増えて、いちいちググらなければならないのも、ワタシの日本語が衰えている証拠かもしれないな。まあ、一種の老化現象と言ってしまえばそれまでだけど。

でも、それだけじゃなくて、.日本語でモノを書く時の入力スピードも格段に落ちたという気がする。英語なら、高校3年の時に英文タイプを覚えて以来55年もずっとキーを叩く職業に就いて来たから、指が単語の綴りを覚えてしまっていて、頭に浮かぶ文章をそのまま打ってくれるんだけど、日本語の場合はそうは行かない。英文キーボードしか使ったことがないから、入力はローマ字一択で、例えば「日本語」と入力するには「に・ほ・ん・ご」とキーを打つのではなくて、脳内でいったん「nihongo」と言う綴りに変換してからn-i-h-o-n-g-oと打ち込んで、スペースバーを押すと現れる変換候補から「日本語」という単語を選択するという、回りくどい手順になる。現役時代に主に日本語訳をしていた頃は英語文を目で追いながら訳していたせいか、脳内でごく自然にローマ字変換されていた気がするけど、英語訳がメインになってからは、原稿の日本語文を目で追えばそれに

相当する英語文を指が打ち込んでくれていたように思う。でも、自分で日本語文を書く(打つ)となると、頭の中で「聞こえる」(今でも流暢な)文章を脳内でローマ字変換してからその綴りを指先に指令することになるわけで、そのプロセスが劣化してしまっているのかもしれない。ふむ、これも老化現象なのか、あるいは単に脳みそがめんどうくさがるようになっただけなのか・・・。

☆☆ドクターに会いにクリニックへ☆☆

11月13日(日曜日)。☀☀。夜の間は冷えているらしいけど、朝から気分さっぱりのいい天気で、絶好の掃除日和というところ。冷蔵庫に入れてあったアボカドがちょうど食べごろの手触りになったので、ポーチドエッグを作って、ブリオシュローフをトーストして縦にスライスしたアボカドを並べ、その上に卵を載せて、ワタシ流のovo-avo toast。コロナの前は3個で250円みたいな値段だったアボカドも今では1個が250円だから、すごいインフレだな。でも、毎日食べるわけじゃないし、元気が出る栄養素がたっぷりだから、ま、いいか。

きのうはなぜか週一の洗濯をさぼってしまったので、今日は洗濯と掃除のマルチタスキング。埃や床の汚れが見えないと掃除のしようがないので、コンタクトレンズを入れて、目薬を注しながらの作業。きのうは左目の調子が悪くて、午後からは両方ともレンズを外していたけど、今日は掃除が終わる頃に右目の方がひりひりして、左目はなんともないので、右のレンズだけ外してウォーキング。カレシのしゃっくりが止まってから足馴らし程度に再開していたウォーキングだけど、また時間を計ろうということになって、ストップウォッチを持って出かけたら、予想していたよりも速いペースの17分43秒。この分だと16分台に戻るのも早そうだな。きのうはスラニナ先生が病院から送られた報告を読んで「心配するようなことは書いていないよ」と言ってくれて、プロトンポンプ阻害薬は「1週間は毎朝、次の1週間は1日おき、その後は2日おき、3日おきと減らして行けば大丈夫」。止めたらしゃっくりが再発するのではないかと言うカレシに、自分の頭を指で突いて「それはここの問題」。そう、再発するんじゃないかと心配していたら「望み通り」に再発するってことね。

することリストが空っぽの午後はのんびりするつもりだったけど、あら、日本の元お得意さんの社長からまた「ちょっとリタイア暮らしから出て来ないか」とメール。日本語訳のチェックということだけど、2万語以上ある長い原稿だから、フルタイムでバリバリやっても1週間はかかりそうだなあ。でも、何だかおもしろそうな文書で、受注しても作業開始は年明けになるらしいので、社長からの直々の打診だから、ついイエスと言ってしまうワタシ。まあ、日本語を忘れないためには、ときどきは仕事に戻るのもいいかもしれないな。


戦没者追悼記念日が終わったらホリデイ気分

2022年11月12日 | 日々の風の吹くまま
11月11日(金曜日)。☁⛅🌤。今日はリメンブランス・デイ、つまり戦没者追悼記念日。1918年11月11日午前11時に第1次世界大戦の休戦協定が発効したのを記念して「休戦記念日」として始まったもので、第2次世界大戦後はすべての戦争における死者を悼み、その犠牲を忘れない(Lest We Forget)という誓いを新たにする日。金曜日だから三連休になるわけだけど、そういう趣旨の日だからお祭り気分はなくて、いたって静かなもの。バンクーバーでは夜通しのレイヴパーティを企画して 顰蹙を買っているナイトクラブがあると言う話だけど、午前11時から2分間の黙祷を捧げるときには、ロックが専門のラジオもぴたりと沈黙。やがて物悲しい葬送ラッパが流れ、静寂の中に長く尾を引くように消えて行くと黙祷が終わって、再びロックが流れ出す。

カレシの早朝レッスンが終わるのを待ってウォーキング。ニューウェストミンスター市の戦没者慰霊碑は坂の下の方ロイヤルアベニューに面した市役所の前庭。ウォーキングで5番アベニューを往復する帰り道で、5番ストリートあたりに来たところで、市役所の方から飛行機の轟音が聞こえて来て、交差点で立ち止まった私たちの頭上を第2次大戦時代の戦闘機4機が追悼飛行して行った。カナダではこのリメンブランスデイが終わるのを待ってクリスマスシーズンが始まる。イージーリスニングが専門のあるラジオ局は、明日の土曜日から12月27日まで、毎日1日中ぶっ通しでクリスマスソングを流すんだそうで、クリスマス本番が来ないうちにみんなうんざりしてしまうんじゃないかと、他人事ながらちょっと心配。その点、ワタシがいつもBGMとして1日中つけっ放しにしているラジオ局は1970年代と80年代のクラシックロックが専門で、クリスマスソングがあまりない分野だから助かるな。

午後にはクリスマスムード解禁とでも言うのか、ラジオから流れるクリスマスセールやイベントのコマーシャルが本格化。Arts Clubからはファンドレイジングのクリスマスショーのお知らせ。男性歌手4人組がThe Gingerbread Menと名乗って、BMOのニューモントステージでキャバレー形式のショーをやるというもので、うん行く行くっと折り返しで「チケット購入」のボタンをクリック。座席の選択で「一番良い席」を指定したら、うは、ステージ前のテーブル席がもらえたみたい。ショーは12月12日。そっか、その頃に上演中のショーが休みの月曜日に、実験的な座席構成をそのまま使うということか。チケットの一般販売は来週あたりのようだから、まずは支援者グループの中核であるADC(芸術監督サークル)のメンバーに専用サイトで優先的に売るということで、もしかしたら私たちが一番乗りかもしれないな。楽しみだっ。

何となくホリデイ気分になって来たところで、右目にだけコンタクトを入れて、すぐに必要なオレンジジュースと牛乳とバナナを買いにスーパーへひとっ走り。出かける間際にカレシが「白ぶどうのジュースがあったら買って来て」。かなり長い間入荷してないんだけど、もしあったらね。でも、引っ張るトロリーじゃなくてトートバッグだから、すごく重くなりそうだなあ。ま、入荷していればの話。でも、そう言う時に限って商品棚にジュースが10本くらい並んでいるから、今日買おうか、次の買い物まで待とうか。次の買い物は月曜日として、それまで残っていないかもしれないし・・・とさんざん思案した挙句にえいやっと1本。全部で5リットルの液体を入れたバッグを肩に担いだら、はあ、重かったぁ。


乱視のドライアイには困ったもんだな

2022年11月11日 | 日々の風の吹くまま
11月10日(木曜日)。☁☁⛅。夜のうちに気温が少し上がったようで、きのう遊び半分でプランターのトレイから外して手すりの下に並べたアーチ形の氷がきれいに溶けてなくなっていた。朝になってまたトレイの水が凍っていたら、それを足してもう少し芸術的に並べてみようと思っていたんだけど、何ともまあ儚いもんだ。でもまあ、凍るほど冷え込んでいないのはありがたいから、ここは良しってことにしとこうか。

今日は朝からコンタクトレンズなし。家の中なら勝手知った環境だから普通に動き回れるけど、一番ストレスになるのはやっぱりパソコンの前に座っている時。コンタクトレンズを入れている時は、ワードの画面を120%に拡大してあるけど、レンズを外すと画面から15センチくらいまで顔を近づけないと見えないので、肩も首もコチコチに凝って来てしまう。現役時代に毎日毎日12時間もパソコンに向かっていても別に問題はなかったのに、これもやっぱり老化現象なんだろうな。もっとも、ストレスとも関係があるそうだから、カレシの毒レタス騒動とその後のしゃっくりでの寝不足ですごいストレスがかかっていたせいもありそう。それなら、日常が落ち着けば解消するということだろうけど、ドライアイでコンタクトを入れられないことでよけいストレスになるのが悩み。しょうがないから、画面の表示を150%にして、ブルーライトをカットする(度のない)眼鏡をかけて、涙成分の目薬を注しながら、0.05の目でキーをカチャカチャ。

午後にはコンタクトを入れて、道路向かいの酒屋まで。ワタシのムッシュ・ヘネシーを買って来るつもりだったのが、カレシが「ベルモットがなくなるから、ついでに買って来て。何だったらタンカレーも1本」。はあ、ワタシのヘネシーはいつも2本買うから、ベルモットとジンも買ったら全部で4本。運んでくれる人がいれば話は別だけど、ワタシの細腕には重過ぎるよと言ったら、「じゃあ、一緒に行くよ」。やったぁ。酒屋へはマンション前の道路を斜めに渡って角を曲がるだけなので、おでかけってほどのことでもないから着替えは不要。ジャケットを羽織って、トートバッグを持って、運搬役を従えて、いざ。レジにいた顔なじみのオーナーのおばさんが「あぁら、今日はお連れ合いが運んでくれるのね」。そうなの。だって、大瓶でなくてもベルモットとジンを1本ずつにムッシュ・ヘネシーを2本でトートバッグはずっしりなんだもの。ふむ、買い物もコンタクトレンズなしで、カレシをお供に・・・なぁ~んて。

何だかんだと言っているうちに左の目がひりひりして来たので、片方だけコンタクトを外して対応。ワタシのコンタクトレンズは左が近く、右が遠くを見るようになっているので、どうしてもパソコンの画面をにらんでいる左目の方がドライアイになりやすいんだけど、見方によってはあまり影響されない右目だけコンタクトを入れて動けるので、逆の場合に比べると楽と言えば楽。カレシの前で左目をつぶって、アナタが見える、右目をつぶって、アナタは見えないとやって、2人で大笑い。晩ご飯はヴィクターのお父さんが作ったウクライナソーセージとお母さんが作ったサワークラウトを一緒に炒めて、冷凍のワレニキを茹でてごく簡単に。いや、これがおいしかったの何のって。シンプルなほどおいしくできてしまうのがワタシの料理の謎かな。晩ご飯の後は右のレンズも外してパソコン作業。目薬を注そうと上を向いたら、空高く昇ったお月さんの花火が開花。幻じゃないお月さんはどれなんだろう。高層階から見渡す限りの夜景は大輪の打ち上げ花火の海で、ため息が出るようなすばらしさ。でもこれ、健常眼の人は見たくても見ることができないんだよねえ・・・。



何ごとにも時と言うものがあるんで

2022年11月10日 | 日々の風の吹くまま
11月9日(水曜日)。☀☀。今日もいい天気だけど、寒いっ。日曜日から標準時間(冬時間)になったので、日の出が午前7時過ぎと早くなったけど、日の入りも早くなって午後4時38分。つまり、5時にはもう暗くなってしまうので、午後の時間が短くなったようで忙しない気分。夏時間のままなら午後6時なわけで、夏冬の時間の切り替えを廃止するのに、新しい標準時間として「夏時間」を推す人たちが多いのがわかるような気がするな。でも、それだとこの辺りでは冬の日の出が冬至の頃に午前9時過ぎになるから、まだ暗い中を通勤通学するのに鬱っぽくなってしまわないのかな。もっとも、緯度の高い北極圏の近くに住んでいればそれが普通なんだけど。

このところまたぞろドライアイに悩まされていて、できるだけコンタクトレンズを外しているけど、何せ角膜がでこぼこなための乱視の上に裸眼の視力は0.05まで落ちてしまっているから、手先のことをやるのが精いっぱい。まあ、生まれつきのことなので、ぼやけたイメージを脳内で(記憶にあるイメージを使って)ある程度補正して解像する癖がついていて、それで日常生活は何とかこなせているけど、そうは言っても場合によってははっきり見えないことがだんだんストレスになって来るから困る。ウォーキングはいつもカレシと手をつないでいるから、足元に気を付けていれば安全には問題はないけど、すれ違う人の顔の表情はわからないし、道路の標識や看板も書いてある文字は判読不能。そろそろ眼科の先生に白内障の手術をしたいと言う時なのかな。ワタシの目には1個が15万円とか20万円とかする特殊な眼内レンズが必要で、保険ではカバーされないんだけど、医療費として税額控除できるだろうから、加齢で問題が多くなったコンタクトレンズから解放されるなら安いもんじゃないかという気がする。

ランチの後でコンタクトを入れて、納まっているうちにHマートへ。車で片道30分以上かかっていた旧居の頃と違って今は10分で行ける距離なのに、なかり長いこと行っていなかったな。おかげで、発芽玄米を切らしちゃったし、パン粉も麺つゆもなくなる寸前なので、カレシに待ったなしよと通告。カレシもらっきょうを食べたくなったそうなので、今がチャンス。ニューヨークの小さなアジア食品店から始まって、今ではアメリカ、カナダ、イギリスに100店舗以上を展開する大きなチェーンなので、日本食の食材も(ワタシが使うようなものは)たいてい手に入って便利だったけど、最近は日本産のものがかなり減ったという印象。コロナのせいでワーホリや留学に来る日本人が減ったのか、単に日本からの物流が減ったのかは知る由もないけど、まあ、ワタシはブランドに拘らないから不自由はなし。今日は目的の発芽玄米の2キロ近い大袋とOttogiのパン粉の特大袋とミツカンの4倍濃縮めんつゆの他に、そばやカレシ用のらっきょう(ピリ辛がないので花らっきょう)や、しらたき、ししとう、大豆もやし、しめじ、1メートルもあるごぼうの4本パック、冷凍のおでんセットとビンナガマグロとアサリのむき身。ここでもインフレでレジの数字は仰天ものだったけど、何ヵ月かはもつだろうから、ま、いいか。

アメリカの中間選挙はすごい混戦模様だけど、トランプが推薦した候補が苦戦しているらしいのは、アメリカの保守層の有権者が良識を捨てていなかったということで、要するにトランプの賞味期限がとっくに切れていて、メディアがいくら騒いでも普通のアメリカ人はもうおなかいっぱいだったんだと思う。それにしても、トランプにイーロン・マスクにザッカーバーグに気取り屋のWokeたちに、はては陰謀論者たちもプッチンも習近平も、みんなソーシャルメディアが取り上げる自分しか見えていないって感じで、何となく似た者同士というところだな。あんがいそれが二十一世紀の世界なのかもしれないけど、それとてそろそろ賞味期限が近づいていたりしてね。旧約聖書の『伝道の書』(コヘレトの言葉)にあるんだよね、「何事にも時がある」って。これ、まさに「禅」だと思うんだけど。





主義主張にも賞味期限があるのかな

2022年11月09日 | 日々の風の吹くまま
11月8日(火曜日)。☀☀☀。きのうとは打って変わったいい天気。ルーフデッキにはまだ雪が残っていて、丸いプランターの下のトレイに溜まっていた水がカチンと凍っているのは、夜の間に氷点下の気温だったということかな。今ごろは冬に突入しているはずの東のトロントでは何と20度を超える気温だったそうで、もしかしてカナダの地図が裏返しになっちゃっていたりしてね。もっともずっと昔に11月が真冬だったことが何度かあって、そのときはf真冬のはずの頃に秋たけなわの陽気になった記憶があるから、ま、マザーネイチャーのおっちょこちょいは今に始まったことじゃないのよね。それにしても、抜けるような深い青空はやっぱり気持がすっきりするね。

今日はカレシの早番レッスン(9時)がないので、ゆっくりと起きて、ベーコンとマッシュルームを炒めてスクランブルエッグを作って、バナナ半分を添えて朝ご飯。がくんと減ってしまっていた体重がやっとのことで3週間前の水準に戻って、何となくエネルギーが沸いて来た感じ。混み合っている救急センターに2度も行ったり、昼も夜も構わず2、3時間おきに始まって30分も1時間続くしゃっくりで眠れなかったりして、あの2週間は2人ともほんとに疲労困憊の極限に近かったような気がする。現役の頃にはひどいときには2晩連続で徹夜したこともあるワタシが、頭が朦朧として来て、ベッドに転がってそのまま3時間も眠ってしまったくらい。もっとも徹夜しても大丈夫だったのは20年前までのワーカホリックで「まだ若かった頃」の話で、それから20年の寄る年波にはやっぱり勝てないってことなんだな、うん。

アメリカでは今日が中間選挙の投票日。カナダや日本のような議院内閣制と違って、アメリカは行政と立法が分立しているので、共和党が議会を支配することになっても民主党のバイデン大統領はそのまま。何だか硬直しているという感じがするけど、植民地が本国に反旗を翻して、フランスやスペインを巻き込んでの戦争で独立を勝ち取った国なので、当時のイギリスの政治制度を徹底的に排除することに拘った結果、そのための規制で民主主義そのものががんじがらめになって、頑固な国民性ができ上ったんだと思う。その頑固なアメリカ国民がこうも見事に真っ二つに分かれて、極左と極右で互いをキャンセルし合っている現状では、どっちが優位に立っても山積みの問題を解決できるとは思えないな。ちなみに、独立戦争のときにフランス系のケベックをアメリカに併合しようとして、ケベックを支配していたイギリス勢を追い出す目的で(その時はまだ国としては存在していなかった)カナダに「侵攻」して負けたことはあまり知られていないけど、もしもあの時にケベックがアメリカ側についていたら、ケベックのフランス語がどうなったか、想像がつく気がする。

まあ、何とか主義というのは、所詮は人間が長い歴史の流れの中でのその時その時の状況から作り出したものなんで、その状況も人間も時間の流れに乗って変わって行くものであれば、いずれは硬直して円滑に機能しなくなったり、破綻してしまったりするものも出て来てもおかしくない。主義主張が硬直してしまえば、内部では仲間の思想を統制して結束を死守し、外に向かっては威嚇や暴力で主張を押し付けるしか維持できる術がなくなるんじゃないかと思う。だから、二十世紀の帝国主義も軍国主義も共産主義も社会主義もそうだったように、自由主義も資本主義も平等主義も個人主義も多文化主義も平和主義も民主主義も、みんないずれは行き着くところまで行き着くて身動きが取れなくなるだろうし、そうなったらその隙をついて新しい「主義」が登場して来るのが人類の歴史というものだと思う。ま、政治家でも活動家でも学識者でもないワタシの言うことなんか誰も聞いていないとわかっているからそう言ってしまえるんだけど。あ、夕日に燃えているサレーのタワー群の向こうにアメリカのベーカー山が聳えている。あしたも晴れるかなあ。



今からもう冬支度

2022年11月08日 | 日々の風の吹くまま
11月7日(月曜日)。☁☁。起きてみたら、きのうルーフデッキに積もったべちゃ雪はすっかり跡形もなく消えていて、外はただのどんよりした朝。でも、北東側の山並みは一直線に中腹まで冠雪して、バークィットラムのタワマン群の後ろの山腹には今年も雪の花が咲いたし、ゴールデンイヤーズもその向こうの高い山も真っ白。いつも初冠雪でゴリラ顔になって、雪が積もるたびにひつじ顔になって行くコクィットラム山は、夏の間に山容が変わったのか、なぜかまったく別の顔になっていてびっくり。




あぁ~あ、もう冬景色だわいと思ったら、今度は北極圏からの極端な寒気が流れ出して来て、今夜から夜中過ぎにかけてべた雪が降ると言う予報。これじゃあ夜更かしをして月食を見るなんて無理だな。おまけに朝方の予想最低気温は1度、水曜日の朝はマイナス4度だって。あれ、北極圏はどんどん温暖化してるって騒いでたんじゃなかったっけ。それにしても、高温と干ばつでいつまで夏が続くのかと思っていて、やっと雨が降り出してあっという間に秋の色になったと思ったら、もう寒波襲来って、ちょっと極端すぎやしないかなあ。まあ、今月は土曜日にカレシがスラニナ先生の診察を受けに行く以外は車で出かける予定がないから、天気予報とにらめっこで買い物のタイミングを計るだけでいいんだけど、ラニーニャがしつこく居座っているそうだし、何だかこの冬は荒れるんじゃないかなあと言う予感がする。

と言うわけで、今日のひと仕事はオフィスの窓にプレキシガラスのシートを取り付けること。ガラス張りの高層マンションは、がっちりした二重ガラスで防音性能はすごくいいんだけど、金属製の窓枠に断熱材が入っていないので、断熱性能は今いち。特に金魚鉢と呼んでいるオフィスは隣の主寝室と一緒にルーフデッキに突き出した形なので、2面が天井から床までのガラス壁。敷居の下にベースボードヒーターがあるんだけど、これが何とも頼りなくて、冬には窓枠の隙間から冷たい空気が忍び込んで来るし、窓に沿って冷気が対流するので、デスクに座っていると、ヒーターがすぐ脇にあるにも拘らず足元や膝が冷えてしまう。そこで、冬の間だけ旧居で窓の断熱に使っていたプレキシガラスのシートをぐるりと取り付けることにしているけど、窓枠もシートもサイズがまちまちなので、7枚のシートを何とか工夫をしながら両面テープと断熱テープで窓枠に貼り付けること小1時間。これだけでテスクの上に置いてある時計の温度表示が1度上がるから、ある程度の断熱効果はある。

でも、夜になればオフィス全体がちょっと寒いなと感じられて、足元が冷えて来るので、小さいポータブルヒーターで足元に温風を送って補強。電気料金もずいぶん高くなったことだから、2人暮らしには少々広すぎる感じのユニット全体を温めるよりも、2人がいる空間をピンポイントで温める方が、サーモスタットの設定温度を上るよりは効率的でいいと思う。天気サイトの予報の通り、10時過ぎに雪もよう。カレシに温かいココアを作ってあげて、ワタシはいつものようにムッシュ・ヘネシーとデート。明日は晴れるみたいだけど、寒そう。純毛の毛布を重ねてかけた方がいいかなあ・・・。



ずいぶん早い初雪だこと

2022年11月07日 | 日々の風の吹くまま
11月6日(日曜日)。🌧❄☁。目が覚めてブラインドの隙間から外を見たら、おっ、ルーフデッキには雪の気配がゼロで、普通の雨もよう。起きて天気サイトをチェックしたら、「降雪警報」は解除。なぁ~んだ、大山鳴動して雪のひとひらもなしってことか。でも、寒そうだなあ。今日から時計が1時間逆戻りして、来年3月までの4ヵ月間は「標準時間」。寝酒を始める前にデスクの時計、オフィスとキッチンの壁時計、ベッド脇の時計2個だけの針を戻しておいて、時計の上ではいつもよりちょっと早めの11時半ごろ(夏時間ではいつもの真夜中過ぎ)に寝たら、自然に目が覚めたのが8時近くで、そのまま1日中「1時間の時差」をまったく感じないまま。時差が1時間や2時間なら、その場の時計が表示している時刻だけを見て、きのうは(旅行中ならバンクーバーでは)何時なんて考えない方がすんなりと切り替えができて、時差ぼけにならずに済むみたい。

朝ご飯を食べて、大汗をかいて床掃除をしてから、自動的に切り替わらない電子レンジとオーブンとレンジフードの時刻をセットし直し。いつもそれぞれてんでな時間になってしまうので、時計として見ないから脳内時計への影響はゼロ。昔は家中の時計と言う時計の時刻をすべて手作業でリセットしていて、あるとき思いついて数えてみたら、何と23個あったけど、今は9つ。今どきはサーモスタットやコンピュータなどのエレクトロニクス機器は自動的にリセットされるから楽でいいね。ランチのしたくを始めたら、あ、窓の外で白いものがちらちら。思わず雪だぁ~っと叫んでしまったけど、降雪警報は解除したんじゃなかったのかなあ。大きな雪ひらがぼたぼたと降って来て、初めはルーフデッキに落ちるとすぐに解けていたけど、だんだん積もり始めて、窓の下の道路までも白くなって、あっという間に見渡す限りの冬景色。初雪は去年より1ヵ月以上も早いんじゃないかなあ。







雪降る日のランチは金曜日に届いたスープからチャウダーを選んで、フリーザーにあったアサリを出して来て、鍋いっぱいのクラムチャウダー。クラムチャウダーは牛乳やクリームを使うので、普通は白いんだけど、煮立ったらまっ黄色になったのでびっくり。材料のリストを見たら、前には入っていなかったターメリックがあったので、なるほどその色か。ターメリックの味はほんのり程度で、クリームを足したら黄色さも薄まって、何とも不思議な丸みのある味わいのおいしいチャウダーになったからすごい。スープの材料を詰めたチューブがレギュラーサイズじゃなくて「小」なので、できたスープは2人で2回分。チリなどはいつもカレシが2日か3日くらい経ってからの方がずっとおいしくなると言っているけど、この黄色いクラムチャウダーはどうかな。ターメリックの味が強くなるのか、それともさらに丸みが出て来るのか、楽しみだな。

午後になって朝に解除された降雪警報がまた発令されたそうだけど、何か泥縄という感じだなあ。でもまあ、雪が止んだので、お気に入りのハンターのゴム長靴を履いてウォーキング。クィーンズパーク地区の家々の庭にもべちゃ雪が積もっていて、歩道は雪が解けてできた水たまりだらけ。大きな水たまりがあれば、わざとびちゃびちゃと水しぶき。カレシは少々あきれ顔だけど、そのための長靴なんだから、童心に帰った気分で楽しいもんだよ。風はちょっと冷たかったけど、ウォーキングで気分爽快になったら、次は晩ご飯の算段。きのうスマホを見ていたカレシが「カツサンドって何?」かと聞いて来たので、たまたまヴィクターの店のシュニッツェルがあるから、じゃあ今日の晩ご飯は久しぶりに油で揚げたとんかつと行こう。新調してまだ使っていない揚げ物鍋で揚げたら、やっぱりエアフライヤーで作ったのとは大違い。千切りキャベツを添えて、ゆずポン酢で、うん、今日はおいしいものを堪能した感じがする。シュニッツェルを2枚とも揚げちゃったから、明日のランチはご希望の「カツサンド」にしようね。



大風の一夜が明けて

2022年11月06日 | 日々の風の吹くまま
11月5日(土曜日)。🌤☀。台風一過のような空模様。かなりの大風だったようで、メトロバンクーバーとバンクーバー島の東側を中心に33万戸が停電。ほとんどがおそらく風に吹き倒された樹木によるもので、長い旱魃で根が弱っていたためにひとたまりもなかったんだろうな。早朝の5時ごろにどこからかチェーンソーのような音が聞こえていた。電力会社は停電の多発を予想して、金曜日は復旧作業要員を早くに帰宅させて、徹夜での作業に備えて休養させたそうで、おかげで朝までには半数が復旧したそうな。ゆうべは10時を過ぎた頃からだんだん照明が不安定になって来たので、いつ停電しても困らないように、電池式ランタンを用意して寝る支度。でも、市内の数ヵ所で停電があったものの、我が家の周辺では起きなかったようで、やれやれ。で、今度は今夜から明日の朝にかけて何と「降雪警報」。大雨の次は大風で、その次は雪って、何なの、もう。海抜100メートル以上では積もるかもしれないって、あのぉ、我が家は海抜100メートルの丘の上の高層マンション23階なんだけどぉ・・・。

今日は断食をする日なんだけど、カレシの「毒レタス騒動」と「7日しゃっくり」の後で2人ともまだ今いち体調万全とは言えないし、何となくきのうのコロナワクチン5回目の副反応のようなものもあるので、完全な断食は来週スラニナ先生の診察を受けるまでは棚上げと言うことに決定。副反応と言っても、カレシはちょっと胸がむかつくと言う程度で、ワタシは先々週のインフルエンザのワクチンの時と同じく、夜遅くに寒気のように肌がぞくぞく、ざわざわしていた程度。まあ、コロナは前4回と違うオミクロン対応のワクチンだし、インフルエンザは高齢者向けの4倍用量のだから、少々の反応は驚くにはあたらないかな。

それでも、せっかくのいい天気だからとウォーキング。玄関から出て、6番ストリートに曲がったら、うはぁ。銀行の前の街路樹がみごとに倒れているじゃないの。寝ぼけ耳で聞いたチェーンソーの音はここだったのかな。窓から見下ろしたときに、並んだカラーコーンの間を車がのろのろと走っていたので、何かの工事かと思ったんだけど、そっか、大風の被害だったのか。太い幹が平屋の建物の屋根に倒れかかっていて、もしもこれが住宅だったらけが人が出たかもしれないと思うと背筋がゾクッ。引き返して横断歩道を渡るのもめんどうなので、車とテープの間をそろそろと歩いて5番アベニューとの角に出たけど、見たところ銀行の窓ガラスは無事だったようで、「入らないでください」という張り紙がしてあった。まあ、これじゃあ入りたくても入れそうにないけどね。




後ろの建物が我が家のあるマンション
(コミュニティ新聞『New Westminster Record』から拝借)

そうめん1把2人前で、カレシはスープが多め、ワタシは麺が多めの軽い卵そうめんでランチをして、午後は洗濯機を回して、小さい冷蔵庫の霜取りをして、その間に冷凍庫とフリーザーの中身を整理して、ランチの食材にするつもりで取って置いた使い残しの肉の切れ端など、長居し過ぎて「判別不能」になったものを片っ端からごみ袋に放り込んで、ごみルームの生ごみ容器に廃棄。後はすっかり曇ったキッチンシンクの大掃除。その間ずっと外ではチェーンソーとシュレッダーの轟音が響いているので、ときどきバルコニーかルーフデッキに出て行って見物。歩道に散らばった枝の処理は簡単そうだけど、建物に倒れ掛かった太い幹を歩道に下ろすのは高所作業用のバケット車を使って午後いっぱいの大作業。あぁ~あ、屋根のパラペットがへこんでしまっている。銀行の隣は床屋で、その上にオーナーが住んでいるようだから、そっちの方に倒れなくてほんっとに良かったね。










雪、ほんとに降るの?


雪の便りとワクチン接種と温かスープ

2022年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(金曜日)。🌧🌧☁。大雨は過ぎたようだけど、まだ雨もようで寒々。メトロバンクーバーの山のふもと一帯では雪が降ったそうで、邸宅が並ぶウェストバンクーバーのブリティッシュプロパティーズやコクィットラムのウェストウッドプラトーのような高台は何センチも積って、すっかり冬景色。海抜200メートルくらいのところでも白いものがちらついたところがあるというからびっくり。だって、我が家のバルコニーは海抜170メートルくらいのレベルなんだもの。でも、大雨が去ったっと思ったら、今度は強風警報が出て、吹き倒された木による停電が続出。風は我が家の後ろ側にあたる南西か西の方から吹いて来ているので、バルコニーもルーフデッキもあまり影響はなさそうだけど、ときたま照明がちらつくのが気になるな。商業地区のど真ん中なので停電はめったにないんだけど、大丈夫かな。

今日は、きのう「お忘れなく」メールが来ていたコロナのワクチン接種の日で、これで5回目。今回は徒歩3分のモールの中にあるドラッグストアに予約を取ったので楽々。薬局のすぐ横の小さな部屋が接種場所になっていて、「予約時間の順に並んでください」という看板。私たちの前に2人並んで待っていて、閉まっていたドアが開いて接種を終えた人が出て来たら、即座に「はい、次の人、どうぞ」。先頭にいた人が入って行って、ドアが閉まったと思ったら、5分くらいで出て来て、「はい、次の人」。予約は10分間隔だったけど、そんなの関係ないという感じで、あっという間にワタシの番。中で医療保険番号が載っている運転免許証を渡したら、薬剤師がコンピュータに入力しながら「モデルナとファイザーと、どっちがいいですか」。へえ、今回は選べるんだ。どっちでもいいと言ったら、「それではファイザーにしますね」。右腕をまくったらチクッとやって、絆創膏をペタッと貼って、「はい、終わりです」。免許証を受け取って、外で待っていたカレシと交代。まるで流れ作業みたいなスピードで、ほどなくして出て来たカレシが「何も感じなかった」。まあ、薬剤師の注射は忙しい看護師よりていねいで痛くないことが多いけど、インフルエンザの予防接種と同時進行で腕前が上がったのかもしれないな。

ワクチン接種はどこでやっても、副反応の可能性に備えて10分か15分店内にいるように言われるけど、コロナワクチンも5回目となれば、経験から深刻な副反応は起きないとわかっているので、その足で同じモールにあるスーパーに行って牛乳とカノーラ油を買って帰宅。薬局でカレシの接種が終わるのを待っている間にスープミックスを注文してあったSimply Delishから「注文品が配達されました」というメールが入っていたので郵便箱をチェックしたら、小包ロッカーの大きな鍵。郊外のラングレーで若い夫婦が始めたビジネスで、セロファンのチューブに乾燥したスープの材料がだんだらに入っていて、基本ヴィーガンなんだけど、作り方の説明の中に「好みに応じてたんぱく質を加えてください」と書いてあるところがいい。ビーフ&バーリーには牛肉、チャウダーにはあさり、マッシュルーム&ライスにはきのことチキンというように、冬の寒い日のランチはたんぱく質たっぷりの熱々のスープが何よりのご馳走。





夕方が近くなって雨は止んだけど、風は強くなるばかり。まあ、今日のイベントは無事に終了したから、後は巣ごもり。晩ご飯はカレシが大好きなチリコンカン。ヴィクターの店で買った脂身がまったくないシチュー用の牛肉にアヴォカド油を加えてチョッパーでひき肉にして炒め、ニンニク、玉ねぎ、セロリ、ニンジンを刻んで加えて、缶詰のトマトと一緒にカレシの菜園から収穫したトマトで最後まで残っていたのも全部入れて、今日は定番のインゲン豆の代わりに黒豆。チリパウダーを盛大に入れて、後は煮込むだけ。大きめの鍋いっぱいに作るので、残る分は何かの時の「非常食」として冷凍しておけて便利。それにしても今夜は荒れそうだなあ。建物が風を遮っているバルコニーとルーフデッキは静かだけど、玄関ドアの外の内廊下では、通気ダクトからの風がゴォゴォとすごい音。大風はタワマン高層階の最強の敵だからねえ。


雨、雨、雨の季節になっちゃった

2022年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月3日(木曜日)。☁🌧。かなりしっかり眠って、起床は9時過ぎ。バルコニーの温度計は4度で、天気サイトを見たら外は3度。寒っ。大雨警報発令中。水害が多発した去年の二の舞にならないといいけど、来週は後半に最低気温が氷点下になって、雪がちらつくらしい。季節外れの高温が続いたと思ったら、今度は季節外れの寒波かいな。秋をすっ飛ばしていきなり夏から冬なんて、やぁ~だっ。

カレシがバルコニーのゼラニウムの鉢をレクルームに取り込むと言い出したので、まずは床のスペース作り。積み上げて放置していた通販の段ボール箱を解体して地上階の駐車場の隅に置いてある段ボール専用のコンテナに廃棄。次に、去年は高齢のフクシャが全滅しちゃってこの冬はゼラニウムだけなので、サイドテーブルなどをソファの反対側に移して、床にカレシが数えた鉢の数に合う大きさのビニールシートを広げて、その上にゴムシート。この位置ならヒーターから離れているので、春までサーモスタットの設定温度を下げておいて、午後の2、3時間だけ上げるようにすれば、ミニチュア工房を閉めなくてもいいし、カレシもソファの半分は使えるね。寒ければもう1枚重ね着するとかひざ掛け毛布を使うとかいろいろと対策はあるし、太陽が低くなって晴れた日には部屋の中まで日が差し込んで来るし・・・。



木曜日の朝にはいつも行きつけのSave‐On‐Foodsからボーナスポイントやスペシャルのお知らせメールが来るので、一応チェックするんだけど、あら、1回の買い物のミニマムの金額は変わっていないけど、ボーナスポイントは2200点から1700点に減っているじゃないの。一時は3600点とか大盤振る舞いしていたのに、インフレの影響なのか何なのか知らないけど、これじゃあ、ポイントゲームが全然おもしろくなくなっちゃいそう。スーパーではほとんど肉を買わなくなったら、ミニマムの買い物をするのだってけっこうめんどうくさいし、ポイントが貯まっても、引き換えられる商品のリストにはワタシが買いたいものはそれほど多くないし、ま、ゲームオーバーってところかな。もちろん毎週のボーナスポイントとレジのポイント2倍はちゃんとカードに記録しておくけど、買い物はその時にいるものを買うだけにして、ボーナスポイントが付けば良し、付かなくても良し。どっちみちポイントで釣ってもっと買わせるのが狙いなんだから、あんがい、まだ必要のないものを敢えて買わないことで思わぬ節約になったりしてね。

午後、雨足が強くなって来たけど、今日はファーマーズマーケットの最終日。先週は強風で中止になってしまったので、朝ご飯のお気に入りのブリオシュローフを買うためにも今日は外せないから、フードの付いたパーカと長靴で身を固めて、いざ。天気のせいもあって、テントの数は3分の2くらいで、買い物に来ているのは常連らしい人たちがほとんど。ケイラの店もさすがに行列はできていなくて、待たずに小粒のジャガイモ1パックにみずみずしいタアサイ3束と白菜1個、とっときのチベット種のにんにくをどっさり買って、ケイラにしばらくさびしいけど、春になったらまた会おうねと挨拶。ブリオシュローフは2個買って、顔なじみになったお兄ちゃんに春にまたねと挨拶して、ずぶ濡れになりながらの家路。下を向いて歩いているもので、歩道いっぱいに散った落ち葉が目に付いて、きれいなのを1枚、2枚と拾って来てしまった。帰り着いたらトートバッグはずぶ濡れで、担いでいた肩はブラジャーのストラップまで濡れて、びっしょり濡れたジーンズの下は寒冷蕁麻疹。熱いシャワーを浴びてひと息ついたけど、ほんとにそういう季節なんだなあ。あぁ~あ・・・。



また大嵐が来るそうだけど

2022年11月03日 | 日々の風の吹くまま
11月2日(水曜日)。🌤🌤。普通に眠って、普通に起きて、普通に朝ご飯。カレシのしゃっくりが止まってから3日経ったのかな。どうやら2人ともしゃっくりはもう戻って来ないという確信が持た感じがする。起きたのがちょうど日の出の時間で、みごとな朝焼け風景に、思わず着替えもせずにカメラを掴んでパチパチ。でも、「朝焼けは雨」という諺の通り、明日の夜から金曜日にかけて「パイナップル特急」(大気の川)第3号が到来するという予報で、予想雨量は多いところで70ミリ、南東な風は11メートルから16メートルで、瞬間最大風速20メートル以上。豪華な朝焼けを愛でている場合じゃないけど、パイナップル特急は今ごろの季節の常連みたいなもんだからねえ。





いつも11月と共にやって来る「時計の針を動かす儀式」が今年も今週末の日曜日。時計の針を1時間戻して冬時間になるのに、時差ぼけ状態になってしまう人も多いそうだけど、2人揃って就寝や起床の時間にあまり縛られない暮らしをしている分には影響はあまり感じないかな。つい2年か3年前に、時間の切り替えを廃止して夏時間を通年の標準時間にする話が進んでいたんだけど、BC州とアメリカ側のワシントン州とオレゴン州は準備ができているのに、カリフォルニア州がぐずぐずしているうちにコロナのパンデミックで脱線。(オンタリオ州とケベック州もアメリカのニューヨーク州の出方を待っているうちに頓挫。でも、聞くところによると、アメリカ連邦議会で上院がすでに切替え廃止法案を可決していて、下院が法案を通してバイデン大統領が署名すれば、来年の3月に夏時間に切り替えるのが最後になると言う話。ただし、下院はまだ諮問委員会がどうのこうのとやっている段階だそうだし、今のアメリカは左と右が角を突き合わせてにっちさっちも行かなくなっている問題が山ほどあって、隣の国から見ているとアメリカはもう統治不能なんじゃないかと思ってしまうくらいだから、期待してもムダって感じがするな。んっとにしょうないもんだね。

おととい発表された一般開業医の報酬制度改革が実施されると、BC州の開業医の平均収入は全国のトップクラスになるらしい。でも、それって当然じゃないかなあ。BC州は他の州に比べてマイホームの値段がダントツに高いし、トロントに抜かれるまでは家賃も物価も全国のトップだったんだもの。平均以上の年収でもマイホームは買えないし、賃貸住宅もオフィスも家賃がバカ高いし、とにかく住む土地としては並み以上のコスト高だから、どうりで山の向こうのアルバータに人が流れてしまうはず。最近は「Alberta Calling」とか言って、「アルバータは招くよ」みたいなコマーシャルがラジオから流れて来て、アルバータに移り住んだ青年が「給料は上がったし、住みやすいし、ゆとりのある暮らしができるようになって、最近は(バンクーバーの3分の1の)4千万円でマイホームが買えたんだよ。引っ越しを考えているなら、ぜひアルバータを検討してみてね」と同世代にアピール。BCの住人としては何ともうざったい客引きコマーシャルなんだけど、おとといの発表でそのアルバータで「BC州への人材(特に開業医の)流出」を懸念する声が上がっていると聞いて、BC人としてはしてやったりの気分。それでも、州の間で人材の争奪戦と言うのはあまり好ましい状況とは言えないと思う。ここは頂点に立つトルドー君に指導力を示して欲しいところだけど、各州の首相が連名で連邦政府に医療費予算の増額をラジオでアピールし始めたくらいで、はてさて、ふわふわ総理にどれだけ期待していいのやら。

それでは、早めにご飯を食べて、Arts Clubの『Mom’s the Word:Talkin’ Turkey』を観に行こう。デボラ、アリソン、ロビン、バーバラ、ジルの5人のママさん役者が30年前にストーリーテリングの形で子育ての悩みや冒険をベースにした脚本を書いて、それをArts Clubが上演して大ヒットしたのが始まりで、その後ティーンになった子供との関わり合いや、大人になって独立したはずが出戻って来た子供との関わり合いになり、今回はクリスマスを基本テーマにした5作目。ずっと楽しみにしていたので、カレシのしゃっくりが止まって良かったぁ。


ストレスと寝不足で疲れ過ぎると・・・

2022年11月02日 | 日々の風の吹くまま
11月1日(火曜日)。🌤🌤。ハロウィーンが開けたら11月。きのうは暗くなってから、我が家からぐるりと見える範囲いっぱいに花火、花火、花火。川向こうのサレーは地平線に沿うように花火のオンパレードだったのはさすが。近いところでの花火はポンポンとにぎやかだけど、遠くで上がる花火は音なしだから、こっちの方がちょっぴりハロウィーンの不気味な趣があると言う感じ。今日から運動ウォーキングを再開することにして、久しぶりにクィーンズパーク地区を歩いたら、あちこちの家の玄関先や前庭にハロウィーンの飾り。前庭がそっくり骸骨が続々と墓から出て来るシーンになっていたりして、夜中に通りかかったらきゃぁっと叫んでしまうかもしれないな。それにしても、かなり手の込んだ飾りつけがたくさんあってびっくり。あと1ヵ月もしないうちにクリスマスの飾りつけをする時期なんだけど・・・。

カレシのしゃっくりはどうやら完全に止まったようなので、一連の健康問題は解消したと判断して、ワタシはまだちょっと疲れが残っているけど、とにかくこの2週間近くずっと乱れっ放しだった日常のリズムと食生活パターンを取り戻さなければということで意見が一致。ずっと「流動食」続きだったランチもたんぱく質たっぷりの「固形食」に切り替えて、カレシが大好きな太いウクライナソーセージのホットドッグ。サワークラウトと(スーパーで買った)レタスをどっさり入れて、久しぶりの「がっちりランチ」はおいしかったね。最初の「毒レタスアレルギー」の直後は何も食べる気がしないとこぼしていたのに、PPI(プロトンポンプ阻害薬)を毎朝飲むようになったらやたらとおなかをすかせるようになって、しゃっくりが止まったら、起き抜けの第一声が「腹減ったぁ」。いいことだと思うけど、そのうち「太って来たぁ」ってことにならないように気を付けないとね。

ランチの後で、コロナワクチン5回目接種の予約。個別に来るお誘いメールによると、オンライン予約は5分で済むということだったけど、やり慣れたもので、その5分でカレシとワタシの2人分の予約ができてしまった。すぐに予約確認メールが来て、場所は徒歩3分のモールの中にあるドラッグストアで、金曜日の午後1時20分と30分。この「getvaccinated」という州政府のワクチン接種予約サイトは、お役所が立ち上げたシステムとしてはシンプルで使いやすくできているから感心する。もっとも、お誘いメールについて来る登録確認番号が一度きりしか使えないらしくて、インフルエンザとコロナの両方を同時に受けようとした人が勘違いで別個に申し込もうとして2度目のログインができなかったというバグがあったそうだけど、2種類のワクチンの同時接種を予約するオプションは今回が初めてだから、手順の説明が不十分だったんだろうと思う。ま、ワタシの方は今回の予約もすいすいと完了したもので、勢いに乗って寒い季節のランチにするスープミックスをまとめて注文して、ついでのついででアメリカの通販サイトで前に買って気に入っているチュニックの色違いを2枚注文(カナダ向けの送料がすごいけど、ま、いっか)。

あしたはArts Clubのシーズン第3作目のオープニングナイトなので、週2の買い物の大きい方を今日のうちに済ませておこうと、計算器代わりの携帯を持ってスーパーへ。ゲーム感覚でミニマム(1万7千円)ぎりぎりでボーナスポイントをゲットしようと、品物をかごに入れるたびに値段をちょいちょいやって、今日はプラス200円。ところが、支払いを済ませて財布をポケットに入れたところで、あれっ、キーフォブがない。どのポケットにもない。忘れて来たはずはないけど、と必死で考えて思い出したのが、出て来る前に郵便箱をチェックしたこと。どうも郵便箱のドアに差し込んだまま出て来ちゃったらしい。やぁ~だっ。急いで携帯で家に電話して、2度目にかけて出て来たカレシに、すぐにロビーに下りて郵便箱にキーフォブがぶら下がっていないかチェックしてっ。重いトロリーを引っ張って速足で帰って来たら、ちょうど出て来た管理人のカリードが「ラッキーだったよ。フォブはオレが見つけてオフィスに持って行ってダンナさんに取りに来てもらったからね」。はぁぁぁ、いつもむっつり顔のカリードが天使に見えたなあ。ロビーに入れてもらって、カレシに迎えに来てもらったけど、携帯を持って行く日だったのも何ともラッキー。これからは郵便箱のチェックは買い物から帰って来た時にしなくちゃ。はあ、この2週間のストレスと疲労でふっとボケが入っちゃったのかなあ。やぁだっ。雲でも眺めてリラックスしないと・・・。







ハロウィーンと共に10月が終わり

2022年11月01日 | 日々の風の吹くまま
10月31日(月曜日)。☁🌤⛅。とうとう10月最後の日。何だかあっという間に吹っ飛んで行ったという気がする。ほぼ1週間ぶりにカレシが一度もしゃっくりをせずに7時過ぎまで眠り通したので、今日は2人ともやや疲れてはいるけど回復ムード。きのうは日中もしゃっくりがほとんど出なかったので、プロトンポンプ阻害薬を毎日飲むようになって6日目だから、効果が出て来たということかもしれないな。そうだといいね。雲が晴れて青空が広がったら、眼下はすっかり秋の色。



今日はハロウィーンだけど、伝統的に子供たちがキャンディをもらいに近所の家々を回るお祭だったのが、最近はマリファナ入りのクッキーとか危険なことが増えて、いつの間にか大人になり損ねたみたいな若者のイベントになってしまった感がある。だから、大方のイベントは土曜日か日曜日のうちやってしまっているだろうから、本番の今日はせいぜいあちこちで花火が上がるくらいじゃないかと思う。その花火もメトロバンクーバーでは規制が入り乱れていて、バンクーバー市では全面禁止だけど、おおむね私有地に限って消防署による許可制(事前申請が必要で、おおむね有料)で認めているところが多く、その許可証が何と15万円というところもあれば、第三者損害保険が必須のところもある。インド系が多くて何かというと花火が上がる川向こうのサレー市は消防署の許可の他に何と連邦政府の花火取扱いの認証も必要だそうで、これはちょっと意外。ニューウェストミンスター市ではハロウィーンの日に限って午後4時から真夜中まで裏庭などの私有地での小型の花火を上げられるけど、爆竹やローマンキャンドルは禁止。でも、ルールは破ってなんぼと思っているバカっちょが増えているみたいだから、今夜はけっこう賑やかになりそうだなあ。

一般開業医の不足が続いていて、人口500万のうち100万人がかかりつけの家庭医がないという深刻な状況にあったBC州で、州政府が一般開業医の報酬制度を根本的に変えることにしたという爆弾ニュース。家庭医不足については何らかの対策が取られるとは予測されていたけど、ディックス保健大臣が発表した改革案はこれまで政府が固執していた報酬制度をひっくり返すもので、5月から州の医師会などと検討と交渉を重ねて来た結果だそうな。基準報酬を引き上げるだけではなくて、症状の程度や診療内容に応じた報酬にする他、個々の患者の診察に当てる時間や1日に診療する患者の数、オフィスに登録する患者の数を開業医の裁量にほぼ委ねているところが画期的で、難しい病気を抱える患者にはじっくり時間をかけて診察することが可能になるし、1日の患者の数を増やしたり、受け入れる患者を増やしたりすればそれだけ報酬も増えるようになるわけで、州内で開業している医者がやめるのを防ぎ、さらに新しい開業医を誘致するのが狙い。私たちのかかりつけのスラニナ先生が、「患者の健康を総合的にみる家庭医としての仕事がしたいのに、ここでは患者の話をちょっと聞いて処方箋を書くのが精いっぱいで、それができない」とロッキー山脈の向こうのアルバータ州に移る理由になった制度が様変わりするわけで、先生、もしかしてニューウェストに帰って来てくれるかなあ。

新制度は来年の2月から実施されるそうで、費用は700億円とか。報酬を増やしてもすぐに医者が増えるわけじゃないという向きもあるけど、何ごとにも「第1歩」というものがあって、その1歩を踏み出さないことにはどうしようもないだろうに。とにかく、大きな1歩だよねとカレシと喜び合っていたら、今度は予防接種のお誘いメールが飛び込んで来て、おお、思ったより早く来たね。前回のお誘いメールではインフルエンザとコロナの両方のワクチンをを同時に接種できたんだけど、2人とも風邪が完治してからあまり日が経っていなかったので、慎重を期してインフルエンザのだけにしたから、今度はコロナワクチンの5回目だけ。あと1ヵ月で4回目をしてから6ヵ月になるから、来週か再来週に予約を入れなくちゃ。それまでにはカレシの体調もすっかり回復しているだろうな。やれやれ、まるで医療がテーマだったみたいな10月だったね。嵐が去って広がった青空ではハロウィーンを装ったおうな雲たちがむくむく・・・。