リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

なんちゃっておせちで祝い膳

2014年01月01日 | 日々の風の吹くまま
元旦は、西洋では年越しパーティの二日酔い養生の日だけど、日本のお正月は1年で一番
盛大な伝統的お祝い行事。イヴは和洋折衷だったけど、クリスマスは洋食だったし、大晦日
は「洋風日本食」の元祖のようなすき焼きだったから、元旦には日本風の祝い膳がいいな。
ということで、ちょっと怪しげだけど、まあなんとかなった「なんちゃっておせち」でお祝い。

   

取っ手の付いた一番下の段には「ごぼう、しいたけ、鶏のもも肉、しらたき」の煮しめ。別々
に盛り付けて、仕上がりの少し前に上に載せて軽く熱を通したにんじんときぬさやで彩り。

取り外せる二段にはおせち風5品。紅白のかまぼこ、茹でて食紅で色をつけた紅白のうず
らの卵、しいたけのえび詰め蒸し、子持ち昆布と蒸しオクラの和え物、あわびを煮たときの
大根とえび。貝割れでちょこっと彩り。

しいたけのえび詰めは、小エビ、しょうがのかけら、長ネギの緑の部分を一緒に細かく包丁
で叩いて刻んで、うずらの卵1個をまぜて、しいたけに詰めて(オクラを蒸すときに一緒に)
蒸したもの。あわびの殻に盛ってみた。子持ち昆布は塩抜きしすぎた感じだけど、卵のこり
こりとオクラの種のこりこりとが絶妙に合って、なかなかの食感。あわび大根は醤油と海塩
少しで味をつけて、小エビと一緒に電子レンジでチンした、なんちゃらふろ吹き大根。

あわびと大根の煮汁を加えて炊いた「あわびご飯」と、「餅抜き」のお雑煮風澄まし汁。昆布
だしを使って、具は鳥のもも肉、ほうれん草、きぬさや、かまぼこ、しいたけ。ほうれん草は
サラダ用の葉っぱをそのまま入れたので浮いてしまった。でも、母のお雑煮の味にちょっと
は近かったかな。(手持ちのもち米でお餅に挑戦してみようと考えていたけど、忙しくなって
そのチャンスを逃がしたのは残念。)

いながらにしての「ニッポンのお正月」にご機嫌のカレシと、冷えた新潟の純米大吟醸のお
酒を酌み交わして、新年おめでとう。今年は2人家族も満39年。楽しく暮らして行こうよ。

元旦、世は新春

2014年01月01日 | 日々の風の吹くまま
元旦。といっても、目を覚ましたらもう午後1時だったから、寝正月みたいなもの。バンクー
バーでは花火を上げないので、今年もお隣アメリカのシアトルの花火で新年を迎えたけど、
霧がかかっていて、花火がぼかしのようになって、かなり幻想的だった。朝食は、年越しの
シャンペンの残りとオレンジジュースの「ミモザ」カクテルをお屠蘇代わり。2014年。今年は
どんな年になるんだろう。とりあえず、ワタシには仕事三昧での始まりだけど、いいことがた
くさんありますように。

バンクーバーのイングリッシュベイでは元日の恒例行事「Polar Bear Swim」。今年で94回
目の寒中水泳で、水温が8度と穏やかだったこともあってか、参加者は2550人の新記録。
でも、写真を見ると、ご馳走の食べすぎなのか、ぽちゃぽちゃした人が多いなあ。それが正
午に絶叫しながらどどどっと水中へ。絶叫していないと凍え死んじゃうかもね。気温マイナス
13度のトロントでは勇敢な250人が水温ほぼ0度のオンタリオ湖にざぶざぶ。ううっ、見て
いるだけで鳥肌が立って来る。

アメリカのミシガン州ではプロホッケーNHLの人気イベントになった屋外試合「ウィンターク
ラシック」。数年前に昔のアイスホッケーをもう一度という「ノスタルジア」として企画されたの
が大ヒットして、今やすっかり人気イベント。今回は気温マイナス11度、強風による体感温
度がマイナス18度で雪が降りしきる天候の中を、10万以上のファンが巨大なスタジアムを
埋め尽くし、(ザンボーニが使えないから)雪かきをしながらの試合。でも、そんな大きなスタ
ジアムだと、上の方の席では米粒が動いているみたいに見えるだろうな。(だから巨大スク
リーンに試合を大写しするわけか。)

元旦には全国各地の新年ベビー第1号が発表されるけど、トロントでは8分の差で双子の
女の子が違う年に生まれて話題になっている。ガブリエラちゃんは2013年12月31日生ま
れ、ソフィアちゃんは2014年1月1日生まれ(0時0分38秒)。去年生まれの赤ちゃんと今
年生まれの赤ちゃん。これが数え年だったらもろに「ひとつ違いの姉妹」になるところだな。
でも、他の病院で0時きっかりに生まれた赤ちゃんがいたので、ソフィアちゃんはトロント地
区の新年ベビー第1号にはなれなかったけど、赤ちゃんが元気に生まれて安心した両親は
「別々に誕生日を祝ってあげます」。Happy New Year, everyone!