リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

こいつは春から・・・いいのかなあ

2014年01月02日 | 日々の風の吹くまま
2014年の2日目。今日から平常通り。郵便も普通に配達。郵便受けに押し込んであった
小包には、暮れに注文したGreat Coursesの『ラテン語101』と『食の文化史』のDVD。ど
ちらも30分ずつ36コマの講義で、ラテン語講座は主に文法。ラテン語は古代ギリシャ語と
並んで欧州言語のルーツだから、ある程度の語彙ができると、漠然とではあるけどいろん
な欧州言語で言わんとしていることを推察できて便利。もうひとつの『食の文化史』は世界
の食文化がテーマで、第1回は猿人や原始人の食事から見た人類の進化。まあ、大仕事
が控えているので、当分お勉強三昧はお預けになりそう。

茶色の封筒は2014年度の土地と家の評価額の通知。実際は去年の7月が基準だけど、
評価額は今年の市の固定資産税の算定ベースになる。不動産バブルと言われてもう何年
になるのか、値下がりする、すると言われ続けて、下がったのはリーマンショックの年だけで、
それもすぐにまた上昇。おっかなびっくりで封を切って、通知書をそろっと引っ張り出して開
いたら、ゲッ。日本円だと土地家屋合わせて9200万円。我が家は市の住宅地の標準区画
より少し小さい335平米の土地に築25年で185平米の小さめの家だから、標準区画の平
均的な家だったら1億円を超えたかもしれないってことか。ゲッ、冗談じゃない。

まあ、バンクーバーの評価額はプラスマイナス約5%で、昔から「山の手」だったウェストサ
イドでは低下、逆にブルーカラー層や移民が住む「下町」だったイーストサイドでは上昇して、
価格の東西格差が縮まったそうだから、我が家の上昇率は、その境界線のすぐ東側にあっ
て、不動産屋の都合で西に入ったり東に入ったりする事情を反映していると言えるかな。で
も、この家を売って日本に行ったら、東京都内の庶民的なところなら広めのマンションを少
なくとも2つ買えるかな。日本のバブル時代には東京で猫の額ほどでも土地を持っていたら、
バンクーバーで大きめの戸建が2、3軒買えたそうだけど、今その2、3軒を売り払って日本
に帰ったら「セレブ」になっちゃいそう。ゲッ。

まあ、住んでいるうちはマイホームの評価額なんてただの数字に過ぎないんだけど、いず
れは売って介護ホームに入るであろう私たちには、この先どっちの方へ動くのか気になる
数字ではあるな。でも、いいのかなあ、こんな値段になっちゃって・・・。