リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

忙しいのにまたよけいなことを考える

2014年01月14日 | 日々の風の吹くまま
正午直前に目が覚めたら、カレシがいない。どうやら早起きしてしまったらしい。何かが気に
かかっていたりするときにあるらしいけど、目が覚めて眠りに戻れなくなってしまうと、眠ろう
としてもよけいに目が覚めるので諦めて起きてしまうんだとか。午後になって姿が見えない
と思ったら、奥の部屋のソファでぐっすり。早く起きすぎたもので、早くも燃料切れとか?(年
だねえとは、まあ、言わないでおくけど・・・。)

今日はとりあえずシーツ類の洗濯を始めて、その間にメガ仕事のファイルをまたひとつ仕上
げて送って、ゆうべもう一社から飛び込んで来た小さい仕事もちゃっちゃとやっつけて早め
に送って、ちょっとひと息。何だかもろにフルタイムの現役にタイムスリップしたような感じが
する。まあ、昔のようにアドレナリンがばんばん出るし、脳みその血の巡りを良くするために
トレッドミルで運動しているからエネルギーもたっぷり(発電機みたい)。ケージの中でくるく
る車輪を回しているハムスターを連想しないでもないけれど・・・。

次のファイルにかかる前に、ちょっくら小町横丁の井戸端会議の傍聴。また国際結婚妻が
「もう我慢の限界」と相談中。「日本人の妻として家事の全てをこなし夫の為に尽くします」と
いうのにはびっくり仰天。蝶々さんみたいな人がまだいたんだなあ。だからこそ日本人妻願
望のアメリカ男に口説かれたのかもしれないし、そういう男はいつまでも「日本人妻」の型に
はめておきたがるから、現地への同化を阻まれてしまうのかもしれない。それで言葉や文
化の違いが原因で「国際結婚がうまく行かない」と思って、相手の性格が問題とまでは考え
つかないのかもしれない。どう見たって、相談の主の相手はアメリカにも日本にもヨーロッパ
にも、世界中にごまんといるようなモラハラ夫なんだけど。

日本人妻願望の男は若いコのたどたどしい英語に萌えるらしいし、言葉が不自由でコミュ
ニケーションが不十分でも「しとやかで従順で自己主張をしないから」、「うまく言えなくても
察してくれている」と勘違いしたままで結婚まで行ってしまえるけど、夫婦になってからも「ア
メリカ人」、「日本人」というフィルターをかけたままで、相手がどういう「人間」なのかよく知ら
ないでいることも多いのかもしれないな。とどのつまりは、問題は言葉や文化の壁じゃなくて、
「色眼鏡の壁」とでもいうべきか・・・?