リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

英語勉強のやる気の男女差

2014年01月09日 | 日々の風の吹くまま
今日はカレシの英語教室午後の部が再開する日で、目覚まし起床。これですっかり平常に
戻った気分。夜の教室は閉講にしたもので、バタバタするのは朝だけ。今週からスカイプの
レッスンも再開。こっちは時差の関係で夕食後や夜中過ぎのレッスンだけど、ワタシは「営
業時間」だから問題なし。でも、生徒はベトナム、日本、香港、ロシア(モスクワ)とばらばら
なので、時差の勘案に慣れていないカレシは時たま混乱して今日が何曜日かわからなくな
るそうな。

ベトナムのトランさんはかわいい大学生で、親の命令?でオーストラリアに留学する予定。
でも、英語は大好きだけど、留学は気が進まないらしい。日本のN君は一流大学卒で一流
企業勤め。海外で活躍する大望を抱いて、すごく熱心なんだけど、サラリーマンだからか、
日本型思考から抜け出せないのが少々ネック。香港のコンさんは四川省出身で博士課程
の勉強中。専門は環境工学。オランダ留学を目指したけど、英語力不足でダメだったとか。
モスクワのビクトリアさんはドイツ系の銀行に勤める専門職。既婚で子供が2人いて、ドイツ
語とフランス語が話せる(英語も上級の域)。朝の5時からレッスンをして、それから「子持ち
兼業主婦」の1日が始まるというからすごい。

みんなそれぞれ英語に人生の夢を託していて、とにかく熱心。カレシが午後の教室で使っ
ているTEDの講演や新聞雑誌の記事を送って、そのテーマに関するエッセイを書かせ、そ
れを基に文法の間違いや発音を直しながら会話、という流れになっている。みんなかなりの
レベルだけど、やっぱり母語の構文やお国柄が滲み出ているそうで、カレシは「英語では」、
「北米では」と解説しながら会話を進める。ま、脳の劣化防止と同時に異文化交流も楽しめ
て、カレシには一石二鳥だな。

それにしても、スカイプの生徒がN君以外みんな女性なのはどうしてかな。最初は(ワタシ
に気を遣ったのか)男性限定で生徒募集をして、トルコやウクライナ、ベトナム、ポーランド、
日本の男性を選んだけど、意気込みのわりにはみんな1、2回でおしまい。ボランティア先
生の無料レッスンなのに、どうしてかな。一方で、女性たちはリクエストのメールを見て、ス
カイプで「面接」してから「特例」として受け入れた人たちで、週一のレッスンがきちんと続い
ている。語学は女性の方が得意だと言うけど、それを考えても、この落差は何なんだ?