リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

隣人愛は先愛自己から

2014年01月08日 | 日々の風の吹くまま
今日も雨。天気予報は来週半ばまでずっと雨で、嵐が数珠つなぎになって来るらしい。とい
うことは、冬の名物?の「パイナップル特急」か。まあ、白い「固形の雨」で降って来られるよ
りはましだけど、連日の日照時間はほぼゼロ。季節性のうつになる人が増えても不思議は
ないかな。これ、英語のseasonal affective disorderの頭文字を取って「SAD」。太陽が輝
かないからブルー(sad)とは、わざと選んだわけじゃないだろうけど、何か言い得て妙・・・。

今日は朝食もそこそこにまず仕事。これをやっつけてしまえば、おもしろい仕事にかかれる
と思うとやる気が出て、訓戒たらたらの文書もけっこうすらすら。要望通りにわりと自然な
「おエライさん英語」に仕上がった。がんばった甲斐があって半日でおしまい。ばんざ~い!
でも、納期は週明けだから、まだ終わっていないつもり。その納期が火曜日なので「あれ?」
と思ったら、あら、日本は仕事始めをしたばかりなのにもうさっそくハッピーマンデイ。いいの
かな、そんなに休んでばかりで。休みが多すぎるから残業、残業の激務になるってことは考
えたこと・・・ないのかな。

小町横丁の井戸端で、他人にもらった食べ物は怖くてダメと言っていた人、かなりの類友が
集まったもので、「やはり同じような考え方の人がおられるので少し安心しました」。トピック
の投稿文で「おそらくいらっしゃるとは思いますが」と言っていたから、もしかしたらそういう
「考え方」をするのは広い世間に自分だけじゃないかと心配だったのかな。つまり、自分は
おかしくない、「みんなそうだ」ってことを確認したかっただけか。昔はあまり気にしなかった
と言うのに同調する人がいたところを見ると、やっぱりメディアの影響なんだろうなあ。たぶ
ん、元々猜疑心が強いから、産地偽装、誤表示、農薬汚染、嘘といった言葉を聞いたり、目
にしただけで不安でいっぱいになるのかもしれない。

自分の物差しを「信頼」できなければ、すべてを他人の物差しで判断するしかないけど、猜
疑心の強い人は自分のも他人のも信用できないのかもしれない。人間は「初めに自分あり
き」の先愛自己。聖書も「自分を愛するように隣人を愛しなさい」と言っているけど、「自己」
を否定的に取る思考だと、隣人を愛する前提そのものがなくなる。自分を信用できない人ほ
ど「自分を愛する前にまず他人を愛する」ことを他人に求めるのかもしれない。でも、その他
人が自己を愛せない人だったら、愛してもらうことを期待してもむだなような気がするけど。