2月21日(土)から3月6日(日)までの2週間、恒例となった小出川桜まつりが開催されている。
中日の2月28日(土)には式典が開催され、茅ヶ崎市長や寒川町長などが来賓として出席した。
茅ヶ崎観光協会の会長までいる。
どうしてこんな小さなイベントにVIPが来るのだろう、とても違和感がある。
天気と花は気まぐれだ。
昨年は雨続きで式典は中止、一昨年は5分咲き、その前は蕾状態だった。
花が咲いてなくても、演歌や舞踏などの催し物は予定どおり決行される。
時として、とても滑稽な状況になる。
今年は天気にも花にも恵まれた。
澄み切った青空の下で、河津桜は満開である。
遠方には富士山の姿も見えた。
好天に誘われて、100人以上の人が集まっていた。
来賓挨拶で、茅ヶ崎市長がこんなことを言っていた。
「圏央道が開通し湘南を訪れる人も増えました。この桜まつりも多くの観光客が集まるイベントになるかもしれません」
社交辞令にしても少し言い過ぎだ。
まわりは畑と狭い農道である。
車を止めるスペースもほとんどないし、屋台を置ける場所も限られている。
河津町のように土手沿いに屋台を展開できれば、観光地化できるかもしれない。
しかし、それも難しい。
河津町の場合は、土手の川側に桜を植えてあるので、陸側に屋台が展開できた。
ここは陸側に桜を植えてしまった。
おまけに川も雑草だらけで汚らしい。
本気で観光地化したいなら、そのあたりの整備から始めなければいけない。
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