今年の全英女子オープンは、スコットランドのリンクスコース「ロイヤルトゥルーンGC」で行われた。優勝したのは、ドイツのソフィア・ポポフ。なんと、世界ランク304位、下部ツアーが主戦場の無名選手だった。日本人は上田桃子が6位に入ったが、トップとは8打差、優勝争いに絡むことはなかった。野村敏京が22位、畑中奈紗が64位。それ以外はすべて予選落ち。昨年覇者の渋野日向子も12オーバーで予選落ちだった。
予選ラウンドは強風に見舞われ、非力な女子プロには過酷な状況。渋野日向子は今年3戦してすべて予選落ち。調子云々以前に、強風のリンクスコースを克服するには明らかに経験不足、実力不足だった。昨年はスマイルシンデレラで時の人になったが、今後はメジャーフロック勝ちの風評が付いて回りそうだ。
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