スプレー缶に必ず書かれている注意書きがある。
「火気と高温に注意」
高圧ガスを使用した可燃性の製品であり、危険なため、下記の注意を守ること。
①炎や火気の近くで使用しないこと。
②火気を使用している室内で大量に使用しないこと。
③高温にすると破裂の危険性があるため、直射日光の当たる所や火気等の近くなど温度が40度以上になる所に置かないこと。
④火の中にいれないこと。
⑤使い切って捨てること。
どの製品も一字一句同じ文言が書かれているから、多分、法律で規定されているのだろう。
危険なのは分かったが、なかなか使い切ることが難しい。
市も、「中身を使い切ったあと、穴をあけた状態」でないと回収してくれない。、
捨てることもできず、中身が入ったまま家庭内にいつまでも放置されることになる。
この際だから、一気に処理することにした。
ムースなど整髪料の類は、中味をトイレに流したあと、風呂場で缶に穴を開けた。
家の中でできるものは簡単だ。
エアーサロンパスのような臭いのキツイものは困る。
早朝、屋外に噴霧したあと、屋外で缶に穴を開けた。
穴を開けた時、噴き出した残液が地面につき、しばらく臭いが残ってしまった。
人目をはばかるようにシューシューやるのも、なんだか後ろめたい感じだ。
殺虫剤は、玄関で処理することにした。
ドアを半分開け、ティッシュを入れたゴミ袋の中で噴霧。
結構時間がかかる上に、殺虫剤まみれになっていくようで、気分が悪い。
1本やったら嫌になった。
最後に残ったのが、フマキラーの「カダンA」と「カダンD」。
これは屋外で使用する殺虫剤で、散布にはゴム手袋にマスクを装着しろと書いてある。
こんな危険なものは個人の責任では処理できない。
メーカーに処理を依頼することにした。
スプレー缶を買う時は、割高でも使い切れる量のものにしたほうがよさそうだ。
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