去年の秋から突然右膝が痛みだした。症状はネットで山のように紹介されている「変形性膝関節症」そのものだった。階段の降りるときに痛みを感じ、しばらく休むと痛みが消えた。徐々に症状が悪化し、いまでは普通にしていても痛みを感じるようになった。思い当たる原因は肥満と筋肉の衰えだ。コロナ禍による巣篭もり生活の副作用である。
もともと膝の状態は不安定で、痛みはないが、カクカクするときがあった。そんな時に服用していたのが、タケダの「アクテージAN錠」。数日服用しただけで不安定な状態が改善する魔法の薬だった。その魔法の薬も今回はまったく効かない。
いよいよ痛みがひどくなり、藤沢徳洲会病院の整形外科に行った。症状を伝えようとしたが、聞く耳を持たないような感じで、「正座はできますか?」と聞かれた。「無理ですね」と答えると、「とにかくレントゲンを撮ってみましょう」とレントゲン室に送られた。そのレントゲン写真を見て、「問題になるほど軟骨がすり減っているわけではありません。手術の必要もないし、ヒアルロン酸を注入する必要もないでしょう。近所の整形外科でマッサージなどのリハビリを受けてください」と言われた。ここは重症患者のための病院ということらしい。
近所に整形外科はあるが、決心できない。マッサージを受けるのはいいが、足の屈伸運動などリハビリノルマが課せられるのが嫌なのである。どうしたものか…
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