つきたての餅は食べたいが、餅つき機を買う気にはなれなかった。餅をつく前の段取りが面倒くさいからである。餅米を水に6時間浸した後、15分間の水切りを行う。これでは、買ってもすぐ使わなくなるのは明らかだった。
ところが、エムケー精工の「プチもっち」は、6時間の浸しが不要で、60分後には餅ができているという。これならと思い、購入した。価格はアマゾンで、16,880円。
切り餅をつきたての餅に戻す機能がある。最初にこれを試してみた。切り餅4個と規定の水量35mlを入れて、スタートボタンを押した。処理時間は24分だ。終了5分前くらいから、振動が大きくなった。終了間際にはテーブルがガタガタと音を立てるほどだった。
窯から餅を取り出そうとすると、ねばついて容易に取り出せない。ガタガタと大きな音を立てていたのもこの粘り気のせいなのだろう。取説には「水の量は正確に」と書いてあったが、35mlでは少ない気がする。悪戦苦闘しているうちにも、冷めて固くなる。取り出せたときには、餅の残骸だった。
買ってしまったからにはしょうがない。いろいろ試して、美味しく出来る水の量をつきとめないと。
お気に入り名盤! リー・モーガン:The Sidewinder