徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

爪切りの話

2017年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

貝印は岐阜県関市生まれの中小企業である。
関市は中世以来「関の孫六」で知られた刃物の町で、貝印は関市を代表する刃物メーカーである。
我が家の貝印商品には、剃刀、爪切り、調理用カッターなどがある。
剃刀の替刃以外は、随分長いこと使用している。

最近、爪切りを買い替えた。
錆だらけだったが、不思議と歯の部分は錆びていなかったので、問題なく使えていた。
買い替える必要もなかったのだが、寒川神社の陶器市で見つけた爪切りが気に入ってしまい、ついつい買ってしまった。
買ったのは、新潟県燕市の富真という会社の爪切りである。
黒塗りで見栄えがよく、値段は1500円で、爪切りとしては高級品の部類である。
使って見ると、乾いた良い音がする。
もはや、錆だらけの貝印の爪切りは不要だと思い、捨ててしまった。
これが後悔のもとだった。
富真の爪切り
自分の足の爪は、軽度の巻き爪で、湾曲している。
富真の爪切りは歯と歯の間が狭く、湾曲した足の爪が入らなかったのである。
貝印の爪切りでは問題なく切れていたから、歯と歯の間が富真の爪切りよりも広かったのかもしれない。
爪切りの仕様は皆同じだと思っていたが、そうではないらしい。

貝印の爪切りを買い直してもよかったが、どうせなら、巻き爪用の爪切りを購入することにした。
岐阜県関市の鵜飼洋鋏という会社の足用つめきりがよさそうだった。
価格は1221円だが、878円で販売していた。
鵜飼洋鋏の爪切り
取っ手の部分の締め付けが少し緩いが、それ以外は問題なかった。
無味乾燥な製品だが、貝印のように長く使用できれば愛着がわくかもしれない。

お気に入り名盤! ヘレン・メリル & クリフォード・ブラウン:Helen Merrill

 

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第6回小出川曼珠沙華まつり

2017年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

曼殊沙華とは彼岸花のことである。
「小出川彼岸花まつり」は、9月23日(土・祝)と24日(日)の両日、別の場所で大々的に実施されている。
回数も今年で10回目になる。
後発のこちらは、彼岸花を使えないので曼殊沙華にしたのだろうが、いかんせん馴染みが薄い。
会場では、地場野菜、花き、栗、パン、飲み物などの模擬店が出る予定だったが、行ってみると誰もいなかった。
早朝に強い雨が降ったので、早々と中止を決めたらしい。
第6回小出川曼殊沙華まつり1
小出川沿いの土手に、5000本以上の彼岸花が植えられているそうだが、にわかに信じがたい。
よく見ると、枯れている花のほうがはるかに多い。
少し時期が遅すぎたようだ。
第6回小出川曼殊沙華まつり2
それにしても、あいもかわらず、川が汚い。
土砂の浚渫は無理でも除草ぐらいはやってもよさそうなのに、この怠慢はどういうことだろう。
こんな場所をいくら花で着飾っても、少しも綺麗にならない。

お気に入り名盤! レイ・ブライアント:Alone At Montreux (Live)

 

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米沢駅駅弁 牛たんめし

2017年09月17日 | 通販・買い物

近くのスーパーで「全国有名駅弁大会」を開催していた。
2ヵ月毎に開催されている恒例行事である。
今回も目玉は「おぎのや 峠の釜めし」。
毎回目玉にしているくらいだから、それなりに人気があるのかもしれない。
それ以外の有名駅弁は、「富山ますのめし」、「鯵の押寿し」、「ひっぱりだこ飯」ぐらいだから、あまりパッとしない。
店に行ったのは13時半頃である。
昼時を過ぎていたこともあり、駅弁の周りは閑散としており、かなり売れ残っていた。
駅弁もひと頃の熱狂はない。
ブームに便乗して、駅弁もどきが氾濫したせいかもしれない。
せっかくだから、ひとつ購入。
米沢駅の「牛たんめし」で、松川弁当店の製品である。
価格は、1,150円。
牛たんめし
牛スープで炊いたご飯に、炭火焼き牛たんが3枚、それに、卵焼き、人参、竹の子、金平ゴボウが添えられている。
ご飯が不味い、パサパサで臭い。
これなら、普通の白飯のほうがいい。
牛たんは薄くて歯ごたえがないが、味は悪くない。
価格に見合わない普通の駅弁である。

松川弁当店のHPを見ると、「米沢牛の弁当はここだけ」と書いてある。
ということは、ライバル新杵屋の大人気駅弁「牛肉どまんなか」は米沢牛ではないということになる。言われてみれば、米沢牛の弁当がそんなに安く食べれるわけもない。
それでも、なんだか騙されたような気がした。
この「牛たんめし」も米沢牛ではない。
米沢駅で提供される駅弁ならば、たとえ米沢牛でなくても、地元の国産牛であってほしいものだ。

お気に入り名盤! オスカー・ピーターソン:In Tune

 

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農溝の滝

2017年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム

君津香木原CCの帰りに、今年、インスタグラムで話題になった「農溝の滝」に立ち寄った。
地図上の場所は「清水渓流広場」である。
笹川湖、片倉ダムの周辺にある5つの公園の一つで、遊歩道などが整備されている。
その散策の途中に「農溝の滝」がある。
看板には、「日帰り温泉 千寿の湯」「亀岩の洞窟」の大きな文字が目立ち、その下に「農溝の滝」と小さく書かれている。
少し意外な気がした。
実は、人気スポットの本当の名前は「亀岩の洞窟」で、「濃溝の滝」は洞窟の50メートルほど下流にある清流である。
インスタグラムで話題になった際、誤った形で広まったらしい。

午後15時を過ぎているのに、公園内の駐車場は満車に近かった。
駐車場から滝までは、徒歩400歩と書かれていた。
徒歩5分くらいか。
濃溝の滝は、遊歩道の上から見ることができる。
覗いてみると、清流がわずかに流れているだけで、どこにも滝を確認することができなかった。
事情が分からず唖然としていると、「農溝の滝」の左側に洞窟らしきものを見つけた。
亀岩の洞窟1
遊歩道を下ると、洞窟のすぐ側まで行けた。
洞窟の後ろから差し込む光と水面に反射する光が重なって、ハートの形を形成する。
有名になった写真は、朝6時頃でないと撮れないらしい。
この「亀岩の洞窟」は、自然にできたものではなく、350年前位に水田耕作のために作られたものだという。
亀岩の洞窟2
洞窟から駐車場まで木道が整備されている。
木道にあったポスターによると、夏の夜は蛍が飛交い、秋は紅葉が楽しめる場所らしい。
駐車場に戻ると、「風鈴堂」という名の店に入った。
ここの「舞プリン」はかなり有名らしい。
散策の後なのでソフトクリームしたが、こちらも濃厚でとても美味しかった。


お気に入り名盤! キャノンボール・アダレイ:Mercy, Mercy, Mercy - Live at 'The Club'


 

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君津香木原カントリークラブ(千葉県)

2017年09月09日 | スポーツ

館山自動車道/君津ICより25km(約30分)あり、都心からだと少し遠い。
開場は1987年4月(昭和62年)。
設計は、日本ゴルフ泰明期の第一人者・宮本留吉である。
宮本はゴルフ場の完成を見ることなく、1985年(昭和60年)に他界している。
倒産の過去は無いが、経営者は頻繁に変わり、そのたびにコース名も変わった。
香木原国際CC、君津CC、新香木原CCと変遷し、今の名前になったのは3年前である。

施設、設備は一昔前のものだが、綺麗に使われている印象だ。
コースは起伏のある丘陵コースで、距離は無いがフェアウェイは狭く、ややトリッキーである。
フェアウェイ、ラフの状態は良好だが、グリーンは凸凹だ。
セルフプレー中心なので致し方無いところもあるが、それにしてもひどい状態だった。
君津香木原CC
この日は秋晴れのゴルフ日和。
アクアラインの渋滞のせいで到着が遅れ、あわただしいスタートになった。
詰め込んでるかんじではなかったが、毎ホール、毎ショット、うんざりするほど待たされた。
待ちの長いゴルフは緊張感がなくなり、注意力散漫に陥りやすい。
そのせいなのか、アウト3番のティーグランドで転倒し、左手首を捻挫してしまった。
時間経過とともに痛みがひどくなり、ついにはペットボトルも握れなくなった。
インからスタートし46とまあまあのスコアだったのに、アウトは怪我のせいで59の大乱調。
せっかくのゴルフ日和が台無しになってしまった。

お気に入り名盤! マイルス・デイヴィス:A Tribute To Jack Johnson


 

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