徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

家の改築 晴れて新生活

2015年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

引っ越しは1月31日(土)。
前日は雨、それも雪まじりの冷たい雨が終日降っていた。
大雪にでもなったら、とても引っ越しは無理だ。
随分心配したが、一夜明けると抜けるような青空になった。

朝8時、予定より30分早くアーク引越センターが来た。
「みんなの評判ランキング」で、アーク引っ越しセンターは酷評の嵐だった。
「家具を壊されたらどうしよう」、「家に傷をつけられたらどうしよう」、などなど随分心配したが、全て杞憂に終わった。
作業はとても丁寧、かつ、迅速だった。
搬出ではどんな小さな物にも毛布でガードし、搬入ではおよそ考えらる所すべてに養生シートを貼りめぐらした。
当たり外れがあるとすれば、自分はとても運がよかった。

朝10時、ヤマダ電機がエアコンの設置にやってきた。
2階に設置するのは23畳用の大型エアコンなのに、作業員は1名。
「重い室外機を一人で持てるのか、絶対に床を傷つける」など随分心配したが、アークの2人が手伝ってくれた。
こちらも問題なく完了。

朝11時、ニトリがソファを持ってきた。
搬入経路や設置場所を一緒に見てくれという。
床の傷や壁の汚れをニトリのせいにされないための予防策らしい。
それぐらい慎重なのだから、あまり心配することもなかった。

そして13時、フレッツ光の開通でNTTの下請け業者がやってきた。
こいつが最低だった。
ONUの設置までが自分の作業で、そこから先はお客様作業だと言うのである。
つまり、ONUと無線LANを繋ぐケーブルも刺さないと言うのである。
こういう奴は脅すに限る。
結局、インターネット接続、ひかり電話、フレッツテレビの稼働確認までつきあわせた。

15時半、不動産屋にアパートの鍵を返却して、全ての予定が終了した。
こんなに上手くいくとは思わなかった。
2015-02-02 11
工務店探しを始めたのは昨年の5月だから、延べ9ヶ月の長い道のりだった。
ともかく、今日から新しい家での生活が始まる。


お気に入り名盤! ジョン・コルトレーン:Ballads


 

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A地点からB地点へ

2015年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

半年間の仮住まいなので、住所変更はしなかった。
住所変更しなくても、郵便物は転送サービスで仮住まいに転送してもらえる。
その仮住まいも今週で終わる。
郵便物の転送サービスも解除しなければならない。
ところが、簡単に出来ると思った転送サービスの解除が出来ないのである。
そもそも、転送の解除や中止という手続きは制度としてないのだという。



最寄りの郵便局に相談することにした。
珍しい話ではないと思うが、どういうわけか話が通じない。

「住所変更をしてもらえば転居先に送られますよ」(郵便局員)
「いや、郵便物は前から転居先に送られているんですよ。それを今の住所に転送して...」
「転送されても、名前が一致しなければ配達されなくなるので...」(郵便局員) 
「それじゃ、配達されない郵便物はどうなるんですか」

まだ分からないらしく、紙にA地点とB地点を書き始めた。
禅問答を繰り返したあげく、結局、奥にいる別の人と相談を始めた。
(分からないなら、最初からそうしろよ)と思った。
奥にいた別の人からは、転送中止の手続きには3~5営業日かかると言われた。
引っ越しは3日後だから、行先不明の郵便物が発生してしまうかもしれない。
転送開始の手続きはネットでできるのに、どうして解除や中止が簡単にできないのだろう。

お気に入り名盤! ナット・アダレイ:Work Song

 

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アーク引越センター 気になる評判

2015年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

半年におよぶ仮住まいも今週で終りだ。
荷づくりもあらかた終わっている。
あとは、今週末の新居への引っ越しを待つだけだ。

引っ越し業者は、アーク引越センター。
半年前、仮住まいへの引っ越しをお願いしたのも、この業者だった。

最初は、ネットでの概算見積り依頼だった。
業者を決めるための概算見積りだから、メールの回答でよかったのに、営業が伺うという。
やってきた営業の態度が真摯であったため、その場で決めた。
当日の作業員は3名、普通の若者である。
気のきいた挨拶も無く、手慣れた様子で黙々と作業をすすめ、短時間で終了した。
作業が終わると本部からフォローの電話が入った。
家具や家を傷つけるなどのクレーム対応みたいだ。
特に作業上の瑕疵はなかったので、その旨を伝えるととても嬉しそうだった。
このときの対応はとても良かったので、戻りの作業も躊躇なくお願いした。


ただ、前々から少し気になっていたことがある。
アート引越センターは知っているが、アーク引越センターは聞いたことがなかった。
1字違いだが大違いだ。

「みんなの評判ランキング」というサイトがある。
その中に、アーク引越センターの口コミが94件掲載されている。
ほとんどが酷評である。
「時間にルーズ」、「接客態度が悪い」、「家具を壊した」、「壁に傷をつけた」、「依頼したことが伝わっていない」などなど、読むに堪えないものばかりだ。
そして、「最低」、「もう使わない」、「やめたほうがいい」、「潰れてしまえ」と続く。

どうやら、自分の場合は幸運だったみたいだ。
当日の作業員も半年前と同じ若者が来てくれることを祈るばかりだ。

お気に入り名盤! ライオネル・ハンプトン:Stardust

 

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蘇る記憶 あの日あの時

2015年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

仏壇の奥からVHSのテープが2巻出てきた。
20年前の父親の葬儀を撮影したものである。
見てみたいが、再生手段がない。
ビクターダビングサービスという会社に、DVDへのダビングをお願いした。
料金は2巻で2,800円。
安くはないが、チャプター分けするなど仕事のほうは丁寧だった。

再生してみると、なんともつまらない動画だ。
定点カメラで祭壇の様子を延々と取り続けているだけだ。
画質は驚くほど悪く、人の識別もおぼつかない。
世界を制した日本のアナログ技術とはこんなものだったのかと驚きを禁じ得ない。

それでも、あの時の記憶が蘇ってきた。
読経するお坊さんの後ろで幼い姪が遊び出し、それを心配そうに弟が見ている。
「そういえばそんな葬式だった」

もっと鮮明に映っていればと最初は思ったが、この程度でいいような気がしてきた。
悲しかったのは死んだ直後だけで、その後は、すべてが事務的に処理された。
初七日の法要も葬儀の当日に済ませてしまうぐらいだ。
悲しみは置き去りにされ、ただの儀式になった。
そんな葬式に、姪だけではない、誰もが退屈していたに違いない。

お気に入り名盤! マル・ウォルドロン:Left Alone

 

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2年遅れの「あまちゃん」体験

2015年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

「あまちゃん」は2013年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説で、一大ブームを巻き起こした。主演は能年玲奈、脚本は宮藤官九郎で、平均視聴率20.6%を記録した。
その「あまちゃん」が、3月30日からNHK BSプレミアムで再放送されるらしい。

実は、あまちゃんブームを体験していない。
長いドラマは最初を見逃すと、途中から入っていけない。
あとで総集編を見たが、意外に面白くなくて、途中でやめてしまった。
だから、「あまちゃん」を知らない。

ところが、今、「あまちゃん」を体験している。

JAZZのCDを借りるために、TSUTAYA DISCASを契約している。
品揃えが悪く、名盤、定番が意外なほど少ない。
そのため、借りたいCDがみつからず、定額リストが度々空になった。
空はやはり拙いので、ダミーで、「あまちゃん」を登録しておいた。
人気があるらしく、いつも在庫不足で、まったく発送されてくることがなかった。
ダミーだから気にもしていなかったが、先日思いがけず、1巻が発送されてきたのである。

宮藤官九郎のドラマはあまり好きではない。
理由は、妙に騒がしいこと、下ネタが多いこと、言葉が汚いこと、オタクネタが多いこと、・・・。
NHKの番組なので抑えてはいるが、随所に片鱗が現れる。
でも、単純で面白い。
続きは待っていても当分来そうにない。
その前に再放送が始まりそうだ。

お気に入り名盤! キース・ジャレット:The Koln Concert

 

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家の改築 外溝工事

2015年01月15日 | 日記・エッセイ・コラム

当初、家の解体工事と外溝工事は、工務店の請負範囲だと勘違いしていた。
工務店は単に業者の選定と見積り依頼を代行してくれただけだと知ったのは随分後になってからだ。家の引き渡しが完了したことで工務店は引き揚げてしまった。
残った外溝工事の進捗管理はすべて自分でやらなければならない。
妙に心細い。

家の改築で、なによりも心配だったのはご近所とのトラブルである。
境界線、騒音、日当たりなどのトラブルはよく聞く話だ。
義兄が家を改築した際には、隣家から、「騒音でノイローゼになった」、「アパートに避難するから費用を負担しろ」、「壁のひび割れはお宅の工事のせいだ、弁償しろ」などと、因縁をつけられた。こういう隣人とこの先も暮らしていくのだから、不運としかいいようがない。

幸い、当方の隣人は概ね常識的だった。
とはいえ、きちんと礼をつくしておくことにこしたことはないし、問題の芽は摘んでおく方が無難だ。
実は、駐車場の境界線がはっきりしなかった。
境界ブロックが隣家にまたがるように設置されていたのか、境界ブロックの置いてあった場所までが我が家の土地なのか、はっきりしなかったのである。
のちのちのトラブルを避けるため、境界ブロックは以前よりも内側に作ることにした。
多少狭くなるが、自分の敷地内であることは明確である。
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外溝工事は2週間の予定だが、あくまで天候しだい。
今年の冬は例年になく寒いので雪が心配である。
コンクリートを流す段階まで進んでいるので、あと1週間ぐらいで完了できそうだ。
このまま無事に終わってほしい。

お気に入り名盤! エリック・ドルフィー:Out To Lunch

 

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第2回湘南茅ヶ崎ラーメン祭

2015年01月10日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年と同様、1月の3連休に茅ヶ崎中央公園で開催されている。
今年の出店は15店舗。地元が2店舗、地元以外が13店舗である。
昨年は地元が4店舗、地元以外が9店舗だったから、幾分、ラーメン祭りらしくなった。
15店舗の内容は以下のとおり。

(1) 湘南ラーメン会コラボ店(湘南ラーメン会)
(2) らーめん達(湘南ラーメン会)
(3) ドゥエイタリアン(千代田区)
(4) 頑固麺飯魂 気むずかし家(長野市)
(5) 長浜ナンバーワン(福岡市)
(6) せたが屋(世田谷区)
(7) 昔食堂なおじ(新潟市)
(8) 麺匠 佐蔵(松本市)
(9) 東池袋 大勝軒(豊島区)
(10) 麺や Bar 渦(藤沢市)
(11) とろぼたや(中野区)
(12) 吉祥寺 武蔵屋(武蔵野市)
(13) 京都熟成細麺 らぁ~めん京(京都府)
(14) 真武咲弥(札幌市)
(15) 鯵壱北篠(小田原市)

殺人的な混雑を覚悟して、14時半頃に行ってみた。
あきれるほど空いている。
並ぶこともなく、入口で1杯800円のラーメン券を購入できた。
混雑緩和のために、今回はラーメン券を事前購入できるようにしたらしい。
しかし、店の前も閑散としていたから、昼時を避ければ空いているみたいだ。
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昨年、長い行列に並びたくなくて断念した店があった。
頑固麺飯魂「気むずかし家」である。
今日は数人並んでいるだけなので、迷うことなくこれにした。
期待の一杯だったが、結果は期待はずれである。
スープは魚介風味のとんこつで、かなりくどい。
麺は、博多ラーメンによくある、紐のような固い細麺。
若者向けのガッツリ系といったところか。
2015-01-10 14
「ドゥエイタリアン」の塩ラーメンにすればよかった。
12日まで開催しているので、気が向いたらもう一度行ってみよう。

お気に入り名盤! ジョージ・ウォーリント:Jazz For The Carriage Trade


 

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家の改築 新居の完成

2015年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム

1月8日に新居が完成した。

工務店の立ち会いのもとで、完成した我が家の下見を行った。
細かな傷や汚れを修正して、最終的な引き渡しは1週間後だという。
要するに、1週間以内に残金を入金しろということらしい。
ぬかりなく請求書が用意されていた。

建設業界の慣習で、工務店の正月休暇は長い。
だから、家自体は昨年末には完成していた。
引渡しを年明けにしたのは、新年度の売り上げにしたかったらしい。
こちらとしても、家の建て替えに伴う納税が一年後ろにずれるので、多少は楽になる。
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改築を決断し、工務店探しを始めたのは昨年の5月。
完成まで8カ月間の長い道のりだった。
完成した喜びよりも疲労感のほうが大きい。
不思議なもので、つくづく家というのは、全ての手続きが完了している建売りに限ると痛感した。

家の周囲の外溝工事が残っている。
入居はそのあと、1月末の予定だ。
すでにアパートの退去を不動産屋に連絡してあるので、引っ越しが遅れたりするとやっかいである。天気に恵まれ、外溝工事が済々と進むことを祈るばかりだ。

お気に入り名盤! ドン・フリードマン:My Favorite Things

 

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平成27年 方位除

2015年01月04日 | 日記・エッセイ・コラム

3日は寒川神社の初詣。
3日でも大変な人出で、本殿の前では入場制限が行われていた。
本殿入口の神門には、恒例の「迎春神話ねぶた」が飾り付けられていた。
今年は「八岐大蛇退治」。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)が大蛇を打ち倒そうとする姿を表現しているという。
見事なものである。
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寒川神社は八方除の守護神である。
九星気学では、毎年の自分の本命星がどの方位に移動するのかによって、その年の運勢を判断する。特に、本命星が「東北(表鬼門)」・「南西(裏鬼門)」・「北(困難宮)」・「中央(中宮)」の4方位に移動した年は注意が必要で、災いを軽減するために神社でお祓いをうけるのが良いとされている。

自分の本命星は「二黒土星」なので、今年は大丈夫だが、来年は最悪の「中宮(八方塞)」になる。九星の1年の切り替わりは「立春」だから、来年の2月は寒川神社のお世話になりそうだ。

お気に入り名盤! エラ・フィッツジェラルド:Mack The Knife - Ella In Berlin


 

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平成27年 初日の出

2015年01月02日 | 日記・エッセイ・コラム

茅ヶ崎市民の初日の出はサザンビーチである。
6時前からサザンビーチ周辺は大渋滞になる。
車で行きたいのは山々だが、身動きできずに初日の出を見逃してしまう可能性もあるから、歩いて行くのが無難だ。
サザンビーチまでは徒歩で40分くらいかかる。
6時前に家を出ないと間に合わない。
この日は寝過してしまい、起きた時にはすでに6時を過ぎていた。
しかたがないので、原チャリを使った。
車の間をすり抜け、到着したのが6時40分頃。
ギリギリ間に合った。
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太陽は江の島の右あたりから上がるはずだ。
ところが、そこは暑い雲に覆われていた。
冷たい風に耐えながら、祈るような気持ちで海を眺めていたが、状況は変わらない。
日の出の予定時刻6時51分を過ぎると、諦めて家路に着く人が増えてきた。
背後の富士山は赤く染まっていた。
もう太陽が上がってしまったのは明らかである。
悔しいが、諦めざるをえない。
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午後から日が陰り、14時を過ぎたあたりから粉雪が舞ってきた。
雪の元旦は、子供の頃に遡っても記憶にない。
初詣のおみくじが末吉だったことを思い出した。
今年は妙な年になりそうだ。

お気に入り名盤! チェット・ベイカー:Sings


 

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