徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ラグビーワールドカップ2023 日本、サモアに競り勝つ

2023年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

負けたほうが予選敗退の大一番。相手はフィジカルに勝り、7月の前哨戦では22―24で負けている。しかも、チームの司令塔の流大がけがのため離脱。苦戦は免れない状況だった。

試合開始直後からサモアに攻め込まれる展開で、勝てる気がしない。前半13分、レメキ・ロマノラヴァの突進からチャンスを作り、密集から抜け出したラブスカフニがゴール左へトライ。前半32分にもレメキの突進から一気にゴール前に進み、左で待っていたリーチにロングパスを通してトライ。少ないチャンスを確実にものにして相手を突き放した。

ところが、前半37分に堀江翔太が10分間の一時退場となったことでピンチを迎え、トライを許してしまう。前半を終えて17―8。リードしているものの、なんだか落ち着かない。

後半9分、相手1人がラフプレーで退場となった直後に、ラインアウトモールから姫野がトライ。その後もペナルティキックで得点を重ね、25―8と大きくリード。数的に有利なこともあり、勝利を確信した。興味は、あと1トライ決めてボーナスポイントを取れるかどうかだった。

ところが、後半25分と38分に1人少ないサモアにトライを許し、点差は28―22に。残り時間は2分だが、1トライ決められたら逆転されてしまう緊迫した展開に。なんとか逃げ切って、決勝進出に望みをつないだ。

次戦はベスト8をかけて、アルゼンチンと対戦する。

 

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「笑って人類」 太田光著

2023年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

爆笑問題の太田光の書き下ろし小説。物語は、「架空の小国の首相が世界会議に遅刻したことでテロを免れたのをきっかけに、言葉の力を信じて世界を一つにするべく立ち上がる政治エンターテインメント」と紹介されている。原稿用紙1,188枚の長編大作で、2段組で530頁もある。今年の3月、幻冬舎から2,200円で発売された。

太田は大変な読書家で教養もある。本作は人気芸人の片手間作品のレベルではなく、プロレベルの小説として仕上がっている。出来栄えには本人も相当自信があったようだが、残念ながら、それほど話題になることも、売上ランキングに名前があがることも、もちろん直木賞にノミネートされることもなかった。
笑って人類
茅ヶ崎図書館が入荷したので、借りて読んでみた。
荒唐無稽な話をリアリティをもって語るのは、これがSFだと思えば許容できる。話も途中までは面白かった。問題は、思わせぶりな伏線を長々と語る割には結末が薄っぺらなことだ。登場人物のキャラに一貫性がないのも気になった。読後感も良くない。頁数が多いことも含め、疲れる作品だった。

 

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ラグビーワールドカップ2023 日本、イングランドに力負け

2023年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

9月18日(月)、2戦目の相手は格上イングランド。これまで1度も勝ったことがないが、今回のイングランドは主力を欠いており、日本にも勝機があった。

前半はほぼ互角だった。得点は9-13で、負けてはいるが、大番狂せが期待できそうな雰囲気だった。

勝敗の分岐点になったのは、後半16分のアンラッキーな失点。自陣深くに攻められ、イングランドのオープン攻撃でボールがこぼれ、ノックオンと全員がプレーを止めて見合う中、ボールを拾った相手選手が念の為インゴール。ビデオ判定のTMOで、頭に当たってこぼれたことでノックオンにはならず、トライが認められてしまった。ゴールも決まり12-20と差を広げられた。

これで落胆したのか、自力の差が出始め、後半27分に痛恨のトライを許してしまった。終了間際にも4回目のトライを決められ、12-34で敗れた。日本の得点は松田のPGだけで、ノートライに終わった。


 

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ラグビーワールドカップ2023 日本、チリに大勝

2023年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム

9月9日(土)から「ラグビーワールドカップ2023 フランス大会」が始まった。日本は予選プールDで、同組にはアルゼンチン(世界6位)、イングランド(世界8位)、サモア(世界12位)、チリ(世界22位)がいる。日本は世界14位で、チリ以外は格上になる。ここで2位以内に入らないと決勝トーナメントには進出できない。2敗したら、ほぼ終わりだ。

初戦の相手はチリ、楽に勝てる相手で、結果も6トライを決めて、42-12の大勝だった。しかし、試合内容は点差ほど楽勝と言う感じではなかった。ボールを持った相手フォワードに長い距離を走られる場面が何回もあった一方で、松島幸太朗の独走は不発。スクラムも相手を潰しきれなかった。相手がイエローカードで10分退場している間に、数的有利を活かして点差を広げた印象が強い。

次はイングランド戦になる。イングランドはレッドカードで主力を欠き、日本有利の声もあるが、主力を欠いてもアルゼンチンに27-10で勝っている。苦戦は避けられない。サッカーもバスケットも奇跡を起こしたし、ラグビーにもそれを期待したい。

 

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