徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

八戸駅駅弁「津軽海峡 海の宝船」

2016年03月28日 | 通販・買い物

「茅ヶ崎さくら祭り」の帰りに、近くのイオンに立ち寄った。
食品売り場の入口付近で、「全国有名弁当フェア」が開催されていた。
数は少ないが、よく知っている駅弁が置かれていた。
厚岸町の「かきめし」に目が留まり、条件反射的に手が伸びた。
これは駅弁の最高傑作だと密かに思っている。
せっかくだからもう一品、食べたことのないものを買うことにした。
目に留まったのが、「津軽海峡 海の宝船」。
2月の青森旅行以来、青森とか津軽という言葉に敏感になっているらしい。

どこの駅弁か書いていない。
調整元が八戸の業者だから、八戸駅の駅弁かもしれない。
八戸で「津軽海峡」を名乗るのはあまりにもご当地感がない。
外箱には「北国の海の贈り物を彩どり鮮やかに、たっぷりとちりばめたお寿司です。」と書いてある。
具を見るかぎり、北国の海が津軽海峡のこととは思えない。
掲載されている写真も美味そうには見えない。
やめようと思ったが、手に取って左右裏表を長々とチェックしたものを、もとに戻すのも気が引けた。
不本意ながら買うことにした。
八戸駅駅弁
酢飯の上に、スクランブルエッグ、いくら醤油漬、蒸しウニ、とびっ子醤油漬け、きゅうり酢漬け、味付け刻み椎茸、が乗っている。
見た目は汚らしいが、味は悪くない。
酢飯と甘いスクランブルエッグの組み合わせも意外にマッチしている。
ただ、食べ進めていくうちに、少々飽きてくる。
口直しの白がりとしば漬けを付けてあるが、これだけでは物足りない印象だ。
量が多すぎるのかもしれない。

お気に入り名盤! 大西順子:ピアノ・クインテット・スイート


 

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第四回 ゆる~いご当地キャラパーティー! in 湘南茅ヶ崎

2016年03月27日 | まち歩き

「ゆるキャラ」という言葉は商標登録されていて、勝手に使えないらしい。
「ご当地キャラ」なら問題ないが、なんだかよくわからない。
「ゆる~いご当地キャラ」とは言い得て妙である。

それはともかく、今年で四回目になる。
ゆるキャラがステージの上で踊っているだけの奇妙なイベントが4年も続くとは思わなかった。
最近はゆるキャラも食傷気味で、ステージの前の観客もあきらかに少なくなった。
来年はもうないかもしれない。
ご当地キャラ
同時開催の「茅ヶ崎さくら祭り」のほうは盛況だった。
明るい日差しに包まれ、すっかり春の気分である。
残念ながら、会場である茅ヶ崎中央公園の桜は咲いていない。
公園北側の桜並木は少し赤みを帯びてきたが、公園内は枯れ木のままだ。
さくら祭り
行列ができていた屋台は、ラーメンの「にぼ達」、カレーパンの「高久製パン」、唐揚げの「からあげセンター加納」。
あまり並びたくなかったので、「ポークマン」のソーキそばにした。
味はイマイチ。
困ったのは、スープを捨てるバケツがなかったことだ。
飲み切るしかないが、これが結構辛かった。

少し並んで、「高久製パン」のカレーパンと揚げパンを購入。
こちらは、平塚の七夕まつりでもおなじみで、間違いがない。
相変わらず、美味かった。

それにしても、今年の桜はいつ咲くのだろう。

お気に入り名盤! ミシェル・カミロ & トマティート:Spain

 

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開花宣言

2016年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

気象庁は21日、東京でサクラ(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。
平年より5日早く、昨年より2日早い。
東京都心のサクラの満開は、今月末頃になるという。

開花宣言のようすをNHKのニュースで放映していた。
靖国神社には、東京管区気象台が指定する東京地方の桜(ソメイヨシノ)の標本木がある。
気象庁の職員が標本木の花の咲き具合を日々チェックして、開花宣言を出すかどうかの判断している。
チェック作業は、多くのマスコミや見物客に囲まれる中で行われる。
寡聞にして、このニュースを見るまで開花宣言がどうように行われているのか知らなかった。

茅ヶ崎中央公園では、今週末に「さくら祭り」が開催される。
開花宣言を聞いて、さっそく見に行ってみた。
茅ケ崎中央公園
公園の中も北側沿道の桜並木も、花は一輪も咲いていなかった。
靖国神社と同じソメイヨシノのはずだし、気温も都心よりは高いはずだが、どういうことだろう。
「さくら祭り」が心配になってきた。

お気に入り名盤! ウィントン・ケリー:Kelly Great


 

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千葉よみうりCC(千葉県)

2016年03月20日 | スポーツ

よみうりランドが運営するパブリックコースで、千葉ゴルフ場銀座の老舗コースである。
開場は1978年(昭和53年)、設計は阿部恒雄。
過去に何度か利用したが、20年以上も前のことだ。

アクアラインが開通する前、茅ヶ崎から千葉ゴルフ場銀座への移動は大変だった。
スムーズにいっても3時間だが、いつでも渋滞に巻き込まれた。
日帰りゴルフの限界が千葉よみうりCCで、それ以上先はとても無理だった。
アクアラインの開通で、移動時間は1時間以上も短縮され、最も遠かった千葉よみうりは最も近いゴルフ場のひとつになった。
それなのに、アクアライン開通後は一度も行っていない。
不思議な話だ。

今回久しぶりに行ってみようと思ったのは、18番ホールを改造し、東京よみうりCCの18番をそっくりそのまま再現したと聞いたからだ。
東京よみうりCCも何度か行ったことがあるが、18番はいつもサブグリーンだった。
模造品でも、「魔の18番」を一度経験してみたかった。
千葉よみうりCC
トリッキーな丘陵コースである。
芝は薄く、メンテナンスの状態も良くない。
距離は短かめで、ほとんどのホールがOBとワンペナに囲まれている。
お世辞にもいいコースとは言えない。
ただ、球の落ちるあたりは意外に奥行きがあり、OBもワンペナもほとんど出なかった。
見た目ほどひどくはない。

事前の天気予報は快晴だったが、今にも降りそうな曇り空。
午後には日も差してきたが、終日肌寒かった。
また、前日の豪雨の影響がフェアウェイやバンカーに残っており、コースの状態はとても悪かった。
スコアはOutからまわり、47、52の99だった。

問題の18番はこの日もサブグリーン。
わざわざ行った甲斐がなかった。

お気に入り名盤! デイヴ・ブルーベック:TIME OUT TAKE FIVE Bule Rondo La Turk

 

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あれから5年 薄れゆく記憶

2016年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム

14時半、「防災ちがさき」の放送があった。
「犠牲になられた人々に哀悼の意を表し、14時46分から1分間の黙とうをお願いします」

あの日は品川にある20階のオフィスにいた。
立っていられないほど激しく左右に揺られ、事務機のぶつかり合う音と女子社員の悲鳴がフロア中に響きわたった。
揺れが収まった後も、暫く船酔いのような状態だった。
その日は帰宅難民になり、家に戻れたのは翌日の昼だった。
品川の喧騒とは対照的に、茅ヶ崎は静まり返っていた。
その静けさがとても気味悪く感じた。
あれから5年が経ち、津波を想定した避難訓練が定期的に行われている以外、生活の中に震災を感じるものはほとんどなくなった。

被災地や被災者のほうは、そんな簡単にはいかない。
復旧・復興作業は遅々として進まず、いまだ17万8000人が故郷を離れて暮らしている。
作業の遅れは人口の流出を加速する。
働かなくてはいけない若い世代は避難地が新たな生計の場所になり、容易に元には戻れない。
新しい町に戻るのは老人ばかり、完成が遅れれば戻れる老人も少なくなる。

写真は女川駅周辺の現在の状況だ。
ゴーストタウンを造成しているように思えてならない。

昨日のNHKニュースで、女川カレーが取り上げられた。
避難所へ炊き出しに行ったインド人青年が作っていたカレーを商品化したもので、女川町で製造されている。
街おこしと雇用創成のために始めたプロジェクトだったが、厳しい状況にあるという。
2012年の販売開始当初に比べて、売上は半分ぐらいに落ち込んでしまった。
通販でも買えるというので調べてみると、682円の商品に送料が1000円もかかる。
協力したいが、これでは買えない。
インド人青年の店は鎌倉にあり、鎌倉には女川カレーを販売している店がいくつかあるらしい。
鎌倉へ行った折にでも購入してみよう。

上野松阪屋の「東北物産展」が今年は開催されなかった。
「東北の玄関口の上野では、復興支援に本格的に取り組み、チャリティー・寄付だけではなく、東北の産品を消費するという本質的な応援の仕方で、一過性のイベントで終わらせないように、専門組織を立ち上げて取り組んでいく」という話だった。
その組織が「上野地区東北復興支援実行委員会」であり、活動の一貫として始まったのが、上野松阪屋の「東北物産展」だったはずである。
それなのに、わずか2年で中止である。

善意に頼った売上げは長続きしないということかもしれない。

お気に入り名盤! 上原ひろみ:アナザー・マインド

 

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オホーツク紋別空港名物「ずわい蟹弁当」

2016年03月07日 | 通販・買い物

近所のスーパーでは、2ヶ月毎に「駅弁・空弁」フェアを開催している。
かつての盛り上がりはなく、品数もめっきり減った。
この企画もそろそろ潮時だ。

今回の弁当はわずか11種類で、目新しいものもなかったが、厚岸の「かきめし」があった。
これを逃すわけにはいかない。
ところが、早めに行ったにもかかわらず、「かきめし」はどこにも置いてなかった。
棚札も貼ってなかったから、どうも最初から品物が無かったようだ。
チラシには、「航空便にて入荷の為、天候不順により未入荷の場合があります」と書いてはあるが、そんなことってあるのだろうか。
釧路空港のフライト状況をチェクしてみたが、天候不順の様子もなく、どうも釈然としない。

手ぶらで帰るのも馬鹿らしいので、ひとつだけ買って帰ることにした。
蟹関連が3種類あった。
稚内駅の「かに三種鮭親子弁当」、福井駅の「越前かにめし」、紋別空港の「ずわい蟹弁当」である。
「越前かにめし」はチラシに載っていなかったから、「かきめし」の代替品かもしれない。
そう思うと買う気にはなれず、稚内の駅弁は前回買ったので、今回は紋別空港の「ずわい蟹弁当」にした。
手のひらサイズの小さな弁当で、値段は972円。
ずわい蟹弁当
酢飯の上に、ずわい蟹身の酢じめ、錦糸卵、紅しょうが、しば漬け、昆布の佃煮が乗っている。
具も少なく、見るからに工夫のない弁当だ。
工夫がないというのは、食べなくても味の想像がつくということである。
案の定だが、蟹は甘みがあって意外に美味かった。
それ以外は見たまんまだ。
外箱には、「オホークツ紋別空港名物」と書いてある。
これが本当に名物ならば、なんと魅力のない場所だろう。

北海道におけるずわい蟹の主要水揚げ地は網走市と紋別市で、水揚げ量は150トン程度である。
20年前は年間12,000トンを超えていたというから激減である。
道内で出回っているずわい蟹の大半がロシア産だという。
一方、福井では越前蟹と呼ばれ、越前町の水揚げ量は400トン。
どうやら今は、「越前かにめし」のほうが本流のようだ。

お気に入り名盤! オスカー・ピーターソン:Mellow Mood

 

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青森土産「気になるりんご」

2016年03月05日 | 通販・買い物

2月の青森旅行のお土産は定番中の定番である。

「気になるりんご」
「パティシエのりんごスティック」
「いのち」
「石炭クッキー」
「しじみラーメン」
「長者様の七味にんにく」

「気になるりんご」、「パティシエのりんごスティック」、「いのち」はいずれも、弘前の「ラグノオささき」というスイーツショップの製品である。
3製品もお土産の定番に名を連ねているのだから、かなりの名店といっていい。
なかでも「気になるりんご」は、どのサイトをみても青森土産の1番人気だ。
ふじを丸々1個シロップに漬け込み、それをパイ生地で包み込んで焼き上げている。
芯はくり抜かれ、くり抜かれた部分にはリンゴペーストが詰め込まれている。
お土産の中でも、もっとも食べるのが楽しみだったのがこれだ。
気になるりんご
ほんのり甘い香りがただよう。
立体的なアップルパイの外観は実にグルテスクだ。
それに、どうやって切り分ければいいのか悩んでしまう。
りんごのように切り分けたら、中のりんごペーストが剥がれてしまった。
薄いパイ生地は湿った紙のようだし、りんごも皮つきのまま漬け込まれていて結構固い。
はっきり言って、美味くない。
お土産としてのインパクトはあるが、商品としては「パティシエのりんごスティック」のほうがはるかにいい。

ところで、青森旅行の打ち上げは、青森駅前アウガの地下にある「りんご箱」という店だった。
ここで食べた青森産生本マグロの味は今でも忘れられない。
近海ものだから生で食べられるということなのだろう、生のマグロがこれほど美味いとは思わなかった。
海の近くだから魚が美味いとは限らない。
いままでで本当に美味いと思ったのは、稚内のウニ、金沢ののどぐろ、そして、青森の本マグロである。
「気になるりんご」は少々残念だが、青森の食のレベルは総じて高い。

お気に入り名盤! オスカー・ピーターソン:The Way I Really Play


 

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驕れる者久しからず

2016年03月02日 | 日記・エッセイ・コラム

鴻海によるシャープの買収交渉が難航している。
第三者割当増資の発表までしておいて、買収の調印保留というのは前代未聞である。
調印保留の理由は、3500億にものぼる偶発債務の存在が判明したためだ。
不信を募らせた鴻海は、調印の前にシャープの財務状態を精査することにしたらしい。
買収交渉の期限は2月29日までだったが、これを1週間延期、さらには期限を設けずに変更された。
恥も外聞もなく、鴻海にすがるしかないシャープの窮状が垣間見れる。
その醜態ぶりはもはや嘲笑の対象でしかない。

3月1日の日経新聞に、「シャープを追い詰めた社徳のなさ」という記事が掲載された。
これを読むと、どうやらシャープという会社は業界の嫌われ者だったようだ。
液晶の成功で慢心し、礼儀も信義も軽んじる傲慢な会社に変貌していたらしい。

「液晶製造装置を納品していたコマツは、ほとんどオーダーメイドだったのにもかかわらず、汎用品の金額しか支払ってくれなかった」
「不振の液晶事業の再編を打診するためシャープを訪問した日立は、上から目線でけんもほろろの扱いをされた」
「ソニーと東芝は、液晶パネルの購入契約を結んでいたにもかかわらず、液晶テレビが売れ始めたら、供給を制限された」

その後の凋落は自業自得といえそうだ。

我が家には、シャープ製のテレビが2台、掃除機が1台ある。
その評価は、「デザインや使い勝手はいいが、壊れやすい」というものだ。
しかも同じような壊れ方をする。
以前購入した液晶テレビ、DVDレコーダー、エアコンは、いずれも突然電源が入らなくなった。
いつ爆発するか分からない時限爆弾のようだ。
信頼よりも目先の利益優先の企業風土は、企業相手だけではなく、消費者に対しても同じなのかもしれない。

お気に入り名盤! ラリー・フラー:Easy Walker

 

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