徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

時事通信社が選ぶ10大ニュース

2017年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

国内1位は、天皇退位特例法が成立したニュース。
海外1位は、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射のニュースだった。
順当な結果だが、国内8位の九州豪雨よりも大相撲の不祥事のほうが関心が高かったかもしれない。



個人的には、大手製造業による不祥事が第一位である。
神戸製鋼、日産自動車、スバル、三菱マテリアル、さらには、東レ。
日本を代表する大手製造業による検査データの改ざん問題には大いに失望した。
日本が世界に誇ってきた高品質な「ものづくり」への信頼が大きく揺らいだ1年だった。
加えて、東芝の半導体事業の売却など、製造業の凋落が実感させられる1年でもあった。

海外では、北朝鮮問題よりも中国の存在感の高まりのほうが不安になった。
自国の国益しか考えない傍若無人な膨張ぶりにはイライラさせられた。
株価の異常な上昇ぶりも不安だ。
来年の火種を抱え込んでしまった1年だったようにも思える。

お気に入り名盤! ジョン・コルトレーン:Giant Steps

 

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福島県昭和村のクラウドファンディング無事終了

2017年12月29日 | 日記・エッセイ・コラム

12月28日、福島県昭和村のクラウドファンディングが終了した。
9月29日からの91日間で集まった寄付は12,117,000円。
目標金額2400万円に対して、達成率は50.5%だった。
結果は大きく未達だったが、よくここまで積みあがったという印象である。



というのも、自分が1万円を寄付した10月7日時点の寄付金総額はわずか271,000円だった。
数字はなかなか上がらず、100万円を超えるのにも随分日数を費やした。
その後、100万円の大口寄付が3件入り、11月末には500万に到達した。
この大口寄付を除けば、寄付者数も少なく、このまま終了しそうなかんじだった。
しかし12月に入ると、本来あるべき小口寄付が積みあがるようになり、最後の2週間はまさに怒涛の追い込みだった。
11月以降の各種媒体やイベントを通じたPRが功を奏したようだ。
惜しむらくは、もう少し早くPRを徹底していれば、もっといい結果になったかもしれない。

自治体がクラウドファンディングで寄付を集めることは極めて珍しい。
結果は未達だったが、よき前例になったのではないかと思う。

お気に入り名盤! ハンク・モブレ:Dippin'

 

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穏やかな年の瀬 茅ヶ崎だるま市

2017年12月27日 | 日記・エッセイ・コラム

12月27日(火)は恒例の第六天神社「だるま市」。
時間は15時から20時までである。
15時半頃に着いたが、平日の昼間だから閑散としている。
きっと夜になれば賑やかになるのだろう。
12月になってから寒い日が続いているが、この日は比較的暖かい。
よく晴れて、穏やかな年の瀬だ。
2017茅ヶ崎だるま市
昨年は、3号だるま(1500円)と6号だるま(3500円)だった。
今年は少し大きくして、3号と7号(4000円)にした。
相州だるま
店主から「家内安全」、「商売繁盛」の火入れをしてもらったが、「商売繁盛」は関係ない。
火入れの前に、「無病息災」でお願いしておけばよかった。
傍らで、茅ヶ崎市役所の人間が写真を撮りまくっていた。
市の広報にでも載せるつもりなのだろうか。

お気に入り名盤! ミシェル・カミロ & トマティート:Spain

 

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ブルキナフォソの石鹸

2017年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

家の改築では浴室もリニューアルした。
この新しくきれいな浴室に、ひとつだけ汚いものが置いてある。
それは10年以上使っている鉄製の錆びたシャンプースタンドである。
4段構造で、一番上が石鹸箱になっている。
新しい浴室にはシャンプーを置ける棚は備え付けられているが、石鹸箱はない。
しかたがないので、石鹸箱を新調するまでシャンプースタンドを使うことにした。
すぐにでも新調するはずだったのに、何故か3年も経ってしまった。

ニトリの通販サイトを見ていて、たまたま石鹸箱に目が留まった。
「浴室マグネット ソープトレー(RAXE)」という製品である。
浴室の壁の裏には鉄板が入っていて、磁石が付くというのである。
これは面白いと思い、近所のニトリに買いに行った。
ニトリの石鹸箱
なかなかいいかんじだ。
耐荷重1.0kgという強力なマグネットでしっかり固定もできた。
これで、あの汚いシャンプースタンドともお別れである。

せっかくだから、新しい石鹸を置くことにした。
在庫の中に見慣れない石鹸があった。
「DIAMANT VERT」と書いてある。
すべてフランス語で、日本語の記載は一切ない。
封を切ってみると、手作り感満載の武骨な石鹸がでてきた。
漢方薬のような臭いがする。
ネットで調べると、「DIAMANT VERT(ディアマン ヴェール)」はモロッコの高級リゾートホテルだった。
明らかに違う。
キーワード(「SAVON ARTISANAL」)を追加したら、ヒットした。
ブルキナファソの自家製石鹸だった。

パッケージをよく見ると、「BURKINA FASO」の文字があった。
ブルキナファソは西アフリカに位置する共和制国家である。
マリ、ニジェール、ベナン、コートジボワールなどきな臭い国々と国境を接する。
治安はよく、2009年1月に在ブルキナファソ日本国大使館が開館している。
石鹸は、大使館の仕事でブルキナファソに行った友人からのお土産だったようだ。

お気に入り名盤! ペギー・リー:Black Coffee

 

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東レ 小型浄水器 ウォーターボール

2017年12月15日 | 通販・買い物

我が家の2階にミニキッチンがある。
料理が目的ではなく、コーヒーメーカーなどの給湯設備として導入した。
蛇口は、いかにも安っぽい2ハンドル混合水栓の丸形蛇口である。
浄水器を取り付けたかったが、小さなキッチンには不釣り合いなため、浄水蛇口を使っていた。
安価にもかかわらず確認できるだけの浄水効果があり、特に不満もなかった。
浄水蛇口の交換時期なり、スーパーの売り場に行ったとき、妙な形の浄水器に目に留まった。
東レの小型浄水器「ウォーターボール」である。
値段は1,640円。
浄水蛇口よりは高いが、通常の浄水器よりは安い。
何よりも、この大きさがいい。
東レ小型浄水器
ミニキッチンの蛇口に取り付けてみると、それほど違和感がない。
右側の赤いレバーで、浄水と原水シャワーを切替える。
飲んでみると、期待したほどの浄水効果はない。
機能面では浄水蛇口と大差ないが、雰囲気は随分良くなった。

この蛇口に、パナソニックのアルカリイオン整水器の取り付けを検討したことがあった。
2万円程度の出費で、胃にやさしいアルカリイオン水が継続的に利用できるなら悪くないと思った。
しかし、ネットの書き込みを読むと、アルカリイオン水はまったく効果がないという意見が多い。
パナソニックは「厚生労働省が改善効果を認めている」と主張しているが、万人に効果があるのかは不明だ。
水の世界も妙に胡散臭い。


お気に入り名盤! チャーリー・パーカー:Jazz At Massey Hall (Live)


 

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ナガオ アップルカッター

2017年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム

先日の「町イチ村イチ2017」で、福島県国見町のリンゴを購入した。
サッカーで有名なのは長崎県の国見町で、こちらは宮城県との県境に位置する人口約9000人の町である。
桃の産地だが、リンゴ栽培のほうが歴史は古いらしい。
「国見町のリンゴは蜜が多い」と盛んにPRしていた。

リンゴの切り分けは果物ナイフで十分だが、今回はあれを使ってみることにした。
あれとは、テレビでお馴染みのアップルカッターである。
購入したのは「ナガオ アップルカッター」、価格はアマゾンで594円。

さっそく使ってみた。
少し力が要るが、花が開くように切り分けられた。
アップルカッター
正確には、切れただけで、分かれてはいない。
ひっくり返してみると完全に切れていないのがよく分かる。
安全対策なのか、ステンレスの歯が取っ手の中に納まっているので、ここまでしか切ることができない。
アップルカッター
リンゴを少し浮かせてやればいい。
キッチンペーパーを小さく畳んでリンゴの下に敷いたら、完全に切り分けられた。

お気に入り名盤! ソニー・クラーク:Sonny Clark Trio (The Rudy Van Gelder Ed


 

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ふるさと納税 山形県朝日町

2017年12月06日 | 日記・エッセイ・コラム

朝日町は山形県のほぼ中央に位置する人口約7,000人の町である。
HPの町長挨拶には、「人口約8,500人の小さな町ですが、・・・」と書かれているが、それは10年以上も前の話だ。
昭和30年の16,615人をピークにその後は減少を続け、平成22年には8,000人を割り込んでしまった。
山形県の町の人口要件は8,000人以上だから、すでに町としての人口要件を満たしていない。
もっとも、一度町と指定されれば、後に人口減などで要件が満たされなくなっても指定は変わらない。
奥会津の三島町や金山町の人口は3,000人に満たないが、いまでも町のままである。
それと比べれば、朝日町の状況はまだましと言える。

町の経済を担っているのはリンゴの生産で、国内有数の産地でもある。
近年はワインの生産にも注力しており、「りんごとワインの里」を町のキャッチフレーズにしている。
それなのに、へそ曲がりのせいか、ふるさと納税のお礼の品は、リンゴでもワインでもなく、米にした。
ふるさと納税朝日町
送られてきたのは、「はえぬき」の新米10キロ。
山形といえば「つや姫」が有名だが、「はえぬき」も山形を代表する品種である。
コメ袋には、「りんごとワインだけじゃない」と書かれている。
それは嘘ではなく、本当に美味い米だった。

ふるさと納税の対象には、過疎に苦しむ寒冷地を選んでいる。
朝日町もこの範疇に入るが、それは結果論で、実は山形県朝日村と間違えたのである。
朝日村はすでに消滅し、現在は山形県鶴岡市朝日地区になっていた。
ここには、400年間受け継がれてきた「廻り地蔵」という不思議な風習がある。
厨子に納めたお地蔵様を家から家へ隈なく廻すのである。
家は500軒あり、それぞれの家に一週間づつ滞在し、全部の家をくまなく廻るには10年以上かかるという。
2012年2月放送の「にっぽん原風景紀行」の中で紹介された。

このとき、お地蔵様の光輪が半分欠けていたが、最近の写真を見ると手も無くなっていた。
せつない気分になった。
過疎化で、日本独特の文化的伝統の多くが失われつつある。
旧朝日村の「廻り地蔵」も危機的状況にある。

お気に入り名盤! ウェザー・リポート:Heavy Weather


 

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町イチ!村イチ!2017

2017年12月02日 | 日記・エッセイ・コラム

12月2日(土)、3日(日)の両日、東京国際フォーラムで開催されている地域活性化イベントである。
2011年からはじめて、今年で4回目ということだから、毎年開催されているわけではないようだ。
今回は、全国927町村のうち345の町村が参加した。

2日(土)は12時から19時までの開催である。
開始10分ぐらい前に会場に着いたのに、入口の前は想定外の大行列ができていた。
先着1万5千人にはオリジナルトートバッグが貰えることになっているのだが、あまりの人の多さに貰えるのか不安になった。
町イチ村イチ2017
会場に入れたのは12時半を回っていた。
立錐の余地もないほどの混雑ぶりで、落ち着いて見て回ることもできない。
ランチタイムなので、まず食事をすることにした。
飲食ブースは88店舗ある。
麺系がよかったのだが、テーブルまで持ってくるのが危なさそうで、早々に断念。
目の前にあった石川県穴水町の「能登牡蠣ぶっかけ丼」にした。
値段は500円で、茶碗1杯程度の量である。
味はまずまずだが、如何せん、量が少ない。
隣のブースは、福島県会津坂下駅の「桜肉のにぎり」で、大いに食指が動いたが、これも断念。
テーブルを離れたら最後、二度と戻れそうにないからだ。
いろいろ食べ歩くには、時間帯が悪すぎたようだ。

物販ブースではいろいろと購入。
福島県国見町の「リンゴ500円」
福島県三島町の「会津地鶏のスープ(600円)」
福島県昭和村の「銀杏(200円)」と「じゅうねんドレッシング(400円)」
宮城県大衡村の「甘酒(1100円)」
もう少し買いたかったが、リンゴと甘酒が意外に重く、加えて、昭和村から特別栽培米2合をプレゼントされ、バッグの紐がきれそうだった。
町イチ村イチ2017
飲食ブースが空いてきたので、鳥取県伯耆町の「大山Gビール(500円)」で休憩。
会場を出たのは13時半、1時間ぐらいしかいなかった。
大行列はすでに解消し、オリジナルトートバッグも大量に残っていた。
遅い時間に行く方が利口だったかもしれない。

お気に入り名盤! キャノンボール・アダレイ:Mercy, Mercy, Mercy - Live at 'The Club'


 

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