新しい電話機が届いた。
パナソニックのデジタルコードレス電話機(VE-GD35DL-W)で、価格はアマゾンで9,721円。
色はネイビーブルーとホワイトの2種類あり、ネイビーブルーのほうが2,000円高い。
機能は同じなので、安いホワイトのほうにした。
同じデザインの下位モデル(VE-GD32DL-W)でもよかったが、音質が悪いという口コミがあったのでやめた。
大した思い入れもなく、ただ古い電話と置き換えただけだった。
古い電話はシャープ製のコードレス電話(CJ-N76CL)で、2004年頃に買ったものだ。
数年前に子機の液晶が壊れてしまった。
構わずそのまま使っていたのだが、最近、ブツブツと変な音がするようになった。
おそらくバッテリーの問題だろう。
半壊の子機の電池を買い替えるのも馬鹿馬鹿しいので、本体ごと買い替えることにした。
昔に比べると、固定電話で通話する機会は本当に少なくなった。
ほとんど手元にあるスマホを使う。
ひかり電話なので、固定電話の受信も発信もスマホからできる。
そういう意味では、電話機を買い替える必要もなかったのだが、・・・。
2004年頃、携帯電話もシャープ製だったように思う。
この頃はシャープも元気だった。
シャープの前に使っていたのは日立の電話機で、まだ留守録がカセットだった時代である。
その日立も今は電話機を作っていない。
パナソニックの新しい電話もマレーシア製だ。
日本の製造業はグローバル化のうねりの中で大きく変貌した。
日立は構造改革に成功して復活し、パナソニックは未だ暗中模索、シャープはみじめに没落した。
ほんの10年ぐらいの出来事である。
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