徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ふるさと納税 奥会津昭和村

2017年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム

奥会津で「ふるさと納税」に対応できていたのは只見町だけだった。
昨年はその只見町に、「ふるさとチョイス」で1万円の「ふるさと納税」を行い、新米10キロのお礼品を受け取った。
その米はとても美味しかったのを覚えている。
今年も同様にと思っていたのに、どういうわけか、お米のお礼が掲載されていなかった。

そのかわりに、昭和村が「ふるさと納税」を始めた。
正確には、寄付だけをできる制度は用意していたのだが、お礼をする仕組みには対応できていなかった。
今年は、1万円の納税に対して、「十割手打ち蕎麦5食」と「昭和村のお米と野菜便」の2点を用意した。
他の自治体に比べれば見劣りするが、寒村ができる精一杯の返礼で、とても好感がもてる。
「さとふる」で1万円の「ふるさと納税」を行い、お礼として「昭和村のお米と野菜便」を頂いた。
昭和村ふるさと納税
お米は「ひとめぼれ」の特別栽培米3キロ。
野菜は盛り沢山で、白大根、赤大根、ごぼう、じゃがいも、さといも、人参、蕪、いんげん、水菜、小松菜、キャベツ。

お米に「田舎の野菜便」書かれたシールが貼られていた。
調べてみると、HPがあった。(https://yasaibin.jimdo.com/)
代表は本名昭司さんで、シールにも同じ名前が書かれていた。
本名さんの米は、新嘗祭(にいなめさい)の献穀米に選ばれたこともある逸品である。
「とある宿」のあるじが、その甘さに驚いたという米で、とても楽しみだ。

お気に入り名盤! ビル・エヴァンス:Waltz For Debby


 

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後付けヘッドボード

2017年10月25日 | 通販・買い物

今使っているベッドは通販で購入した「すのこベッド」である。
このベッドに布団を敷いて使っている。
ベトナム製で、3万円以下の安物だったと思う。
寝返りを打つとギシギシと軋むが値段を考えれば致し方ない。
このベッドにはヘッドボードがない。
必要ないと思っていたが、テレビのリモコンやスマホを枕元に置けないのは不便だった。
サイドテーブルをベッドの横に置くやり方もあるが、邪魔くさい。
諦めて、次にベッドを買い替えるときにはヘッドボード付きにしようと考えていた。

楽天で、後付けヘッドボードを見つけた。
台湾製で、大阪府東住吉区の宮武製作所という会社が輸入販売している。
価格は7,680円。
横幅、高さは、使っているベッドとピッタリ合う。
こんなものがあることに、正直驚いてしまった。
後付けヘッドボード
届いた商品は、安手の合板にプリント紙を貼り付けた代物だった。
7,680円も取るような商品ではない。
輸入業者、通販業者が粗利を乗せすぎているのだろう。
穴の位置は正確で、組み立ては30分程度で済んだ。
設置してみると、やや高さ不足だが、いい感じになった。
ただ、今までは壁を背もたれに使っていたが、それが出来なくなったことに気づいた。
リモコン置き場が出来ても、これではベッドでテレビを見ることができない。
どうやら背もたれクッションが必要みたいだ。
結構な出費になってしまった。

お気に入り名盤! アントニオ・カルロス・ジョビン:Wave


 

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2017年衆議院選挙 右傾化鮮明に

2017年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

大儀なき解散と言われた今回の衆議院選挙は自民党圧勝と報じられた。
どうにも違和感がある。
追加公認を含め、自民党は解散前の議席を確保したものの、議席を増やしたわけではない。
それどころか、連立を組む公明党は議席を減らし、与党としては5議席減少したことになる。
10議席の定数削減を勘案しても、圧勝という表現はしっくりこない。
ただ、希望の党、日本維新の会を含めた改憲勢力は国会発議に必要な3分の2(310議席)を大きく上回った。
4党の議席は衆院全体の約8割に達しており、改憲派にとっては圧勝だったのかもしれない。

小池百合子東京都知事が旗揚げした希望の党は、台風の目になるどころか大惨敗に終わった。
単独で過半数を獲るために235人の候補者を立てたが、当選者したのはわずかに50人だった。
中心的な結党メンバーで小池側近の若狭勝すらも落選した。
敗因は小池百合子の言動にあると言われた。
民進党出身者の公認をめぐり、一部を「排除する」と発言したことについて、「何様のつもりだ」と批判された。
でも、それだけではない。
政権交代が可能な2大政党制とは、対立軸が明確でなくてはならない。
保守vs革新、経済重視vs福祉重視、改憲vs護憲、・・・・。
希望の党にはそれがなく、消費増税反対、原発ゼロ、ベーシックインカム導入など耳障りの良いことを並べただけの政策に有権者が付いてこなかったのは当然である。
切り捨てられた民進党左派は、枝野幸男を中心に立憲民主党を立ち上げた。
こちらは対立軸が明確で、野党第一党となる大躍進を果たした。


それにしても、醜態をさらしたのは前原誠司だ。
野党第一党党首の気概も矜持もなく、出来たばかりの新党に便乗する策を取った。
しかし、選挙選突入前に希望の党のブームは消え去り、世紀の愚策は完全に裏目になった。
選挙後、小池、前原への不満が噴出し、希望の党は早くも分裂含みだ。
旧・民進党議員は頼るべき党を失い、政界を漂流することになろう。
前原誠司の犯した罪は大きい。

お気に入り名盤! アル・ディ・メオラ:Friday Night In San Francisco

 

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シンク下から異臭

2017年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

水道屋さんのマグネット広告が頻繁に投函される。
業者は4社で、書いてある内容もほとんど同じだ
冷蔵庫に張り付けてはあるが、家はまだ新しいし、お世話になることもないと思っていた。
ところが、今年になって2回電話する事態になった。

1度目は春ごろだったと思う。
2階のトイレの水を流すと、排水管から異音が出るようなった。
日を追うごとに音が大きくなり、不安になって、水道屋さんに電話をした。
1時間後に作業員が到着。
さっそく症状を確認してもらった。
「これは排水管に空気が入っただけですから問題ありません。そのうち治りますよ」
料金を尋ねたら、作業をしていなので料金は無料ということだった。
わざわざ来てもらって申し訳ない気がした。
排水管の音は、見立て通り、いつのまにか消えていた。

2度目は今週である。
今度も2階で、キッチンの周辺から異臭が漂っていた。
異臭の発生源を探ってみると、シンク下の配管穴だった。
ネットで原因を調べてみると、隙間パテが剥がれているか、防臭キャップが外れているか、そのどちらからしい。
いずれにしても、水道屋さんに来てもらったほうがよさそうだった。
防臭キャップ
原因は、予想通りで、防臭キャップが外れていたためだった。
はめ直したら解決した。
作業時間は2分程度だが、料金は5,400円。
出張サービスとはいえ、少々高い。

それにしても、どうして外れたのだろう。
それが分からない。

お気に入り名盤! ノラ・ジョーンズ:Come Away With Me


 

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福島県昭和村・築80年木造廃校舎「旧喰丸小学校」を人が集う拠点へ

2017年10月07日 | 日記・エッセイ・コラム

奥会津昭和村は好きな場所のひとつである。
5年前の秋、クルマで奥会津を巡った際に、昭和村を訪問した。
織姫交流館で昼食を取った後、喰丸小学校に向かった。
昭和53年に廃校になった小学校で、昭和12年に建てられた木造校舎が残っている。
老朽化のため解体される予定だったが、映画の撮影に使われることになったため、しばらく延期されることになった。
その映画の撮影も終わり、解体されるのを待っている状態だった。
解体される前に一目見ておきたいという気持ちから、昭和村に行った。
というよりも、喰丸小学校を見ることが奥会津に行く動機だったように思う。

この日の喰丸小学校は想定外の賑やかさだった。
それは、「第一回イチョウまつり」が開催されていたからである。
校庭にはテントが張られ、肝心の校舎の全容を見ることができなかった。
なんて間が悪いのだろうと思う反面、疑問も感じた。
校庭のイチョウの木も切られてしまうはずなのに、「第一回」と銘打っているのはどういうことだろう。
来年もここでやるつもりなのか、イチョウの木は切られないのか、校舎は解体されないのか。
そんな疑問である。


喰丸小学校

2015年、村の定例議会で喰丸小学校の存続が決定した。
このような木造校舎が二度と建てられることはないから、とても素晴らしい判断である。
そして、この秋、保存に向けた工事が始まった。
改修にかかる費用は総額約1億4,400万円だという。
国の補助金を活用し、不足分2400万円はクラウドファンディングで調達することになった。
期間は9/29から12/28までの91日間である。
さっそく、1万円を寄付した。
10/7現在、寄付者総数は20名、寄付金総額は271,000円。
前途多難だが、なんとか目標を達成してもらいたい。

お気に入り名盤! ジョン・コルトレーン:Soultrane


 

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大儀なき民進党解党

2017年10月02日 | 日記・エッセイ・コラム

前原誠司、この男は何のために民進党の代表になったのだろう。
衆議院解散の報に触れたとき、「疑惑隠しだ、大儀なき解散だ、安倍政権を終わらせる」と息巻いた。
正義はこちらにあるのだから、たとえ討ち死にしようとも徹底的に戦う覚悟なのだと思った。

ところがそうではなかった。
解散が現実味を帯びると、小池百合子・東京都知事が立ち上げた「希望の党」に合流するような動きを見せたのである。
野党共闘、選挙協力だと思ったが、そうではなかった。
信じがたいことに、民進党を解党して希望の党に入党するのだという。
希望の党もこれを歓迎しているという。
背景には、希望の党は注目されていても金がない、民進党は人気はないが金はある、ということらしい。
ただし、希望の党に合流できるのは民進党の中道右派だけで、左派は切り捨てだという。
切り捨てられた左派は、枝野幸男氏を中心に新党を結成する動きになっており、その場合の党名は「民主党」だという。
与党をせめるどころか、「大儀なき解散」の争点は完全に消し飛んでしまった。

野党再編

今回の総選挙の主たる対立軸は「安倍VS小池」になった。
しかし、小池新党からは何も政策めいたものが聞こえてこない。
一体何を争うのだろう。
明確な争点がない以上、ただ相手を誹謗中傷するだけの下品な選挙になることだけは間違いない。
この国は左派が一定の勢力を維持することで憲法が守られてきた。
「安倍VS小池」の二大政党では、右傾化は避けられそうにない。
国民はどのようは判断を下すのであろうか。
10月10日公示、投開票は22日である。

お気に入り名盤! バド・パウエル:Bud Powell Trio Plays

 

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