徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

駅そば大船軒 最後の一杯

2014年01月31日 | まち歩き

茅ヶ崎駅の駅そば大船軒は、1月31日の営業をもって閉店となる。
今日の夕飯は、大船軒の「かき揚げ天玉そば」にした。
甘めのつゆは毎日食べると飽きるが、日をあけると無性に食べたくなる。
食べ方にも流儀がある。
玉子を崩さないよう注意しながら、蕎麦と天ぷらを先に食べる。
つゆと玉子だけになったところで、黄みを軽く崩し、甘いつゆと一緒に飲みこむ。
これが実に美味い。
100_3275_r
この20年間で、この蕎麦を一体何杯食べたのだろう。
週一として年50杯、20年で1000杯。
「1000杯は余裕で食っているな」などと考えているうちに最後の一杯を完食した。
チェーン店だから、大船軒が消滅するわけではないが、20年間利用した茅ケ崎店の閉店には多少感傷的になった。


 お気に入り名盤! MJQ:Concorde

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イトーヨーカ―ドー茅ケ崎店 「駅弁・空弁フェア」

2014年01月28日 | まち歩き

イトーヨーカ―ドー茅ケ崎店で「駅弁・空弁フェア」が開催された。
食品売場の入口付近で数点販売されているだけだが、なかなかいいものが置いてある。
お気に入りの「氏家かきめし弁当」、「ひっぱりだこ飯」、「松川弁当店牛肉道場」もあった。
買ったのは、「氏家かきめし弁当」と「網焼き牛たん弁当」。
「網焼き牛たん弁当」は初めてである。
Pic20140128
容器は可熱材入りで、ひもを引くと仙台名物の牛タンがアツアツで味わえる。
この種のものは、容器の大きさの割に中味が少ないのが通例だ。
これも例外ではなく、蓋をあけると、量の少なさにガッカリする。
しかも、白いご飯の上に薄い牛タンが5枚乗っているだけで、なんとも寂しい。
さすがに人気弁当だけあって、味は悪くない。
量も見た目ほど少なくなかった。
ただ、小さな漬けものがそえてあるとはいえ、おかずは牛タンだけなので、物足りなかった。

 お気に入り名盤! ミルト・ジャクソン:OPUS DE JAZZ

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ラチエン通りから見た烏帽子岩

2014年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

1/25付けの日経新聞電子版に「名曲と行くサザンの聖地」という記事が掲載された。
サザンオールスターズの歌詞の中に登場する茅ケ崎の場所を紹介する内容だ。
地元住民にとっては、別に目新しいことは何もないが、ひとつだけ興味深い箇所があった。
それは烏帽子岩に関する部分だ。
ラチエン通りから烏帽子岩を見ると、「通りの両側に住宅が立ち並び、目の錯覚で烏帽子岩がそびえるように大きく見えるという。ところが防災林をくぐり、浜辺に出ると小さくなるから面白い。」
掲載された写真には、そびえるような烏帽子岩が写っていた。
Pic20140126_3
信じられなかった。
本当に、こんなに大きく見えるのか、見に行ってみた。
防災林越しに見る烏帽子岩は大きく見え、防災林を抜けると視界が広がって小さくなる。
確かにその通りだが、写真のように巨大ではない。
サーファーの背丈ぐらいの大きさである。
Pic20140127
記事の写真は合成写真のように思える。
これを信じて見に行った人は、きっと騙されたと思うに違いない。

 お気に入り名盤! ミルト・ジャクソン:MILT JACKSON

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世界同時株安懸念の台頭

2014年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

24日の東京市場で日経平均株価は急落し、下げ幅は一時400円を超えた。
終値は304円安で、約1ヶ月ぶりの1万5400円割れになった。
また、東証1部の売買代金は3兆809億円で、SQ算出日を除き、約6カ月ぶりの高水準。
一斉に投資資金が引き揚げられた感じである。

日経平均は年初から下がり続け、1月24日で下げ幅は900円に達した。
昨年末、異常な9連騰で1,138円も値上がりしていた。
値がさ株に買いを集中させて、強引に指数を押し上げるような株価操作が行われたのである。
専門家は、年明けからの下落は「当然な調整」だと語った。
下げるたびに同じ説明を繰り返し、15,750円近辺で一旦下げ止まると、「調整はほぼ終わった」と説明した。
ところが、23日に全面安の下げ相場になると、「まだ調整が残っていたようだ」と言い訳し、さらに2日連続の全面安になると、「中長期的な上昇トレンドが途切れたわけではないが、目先の短期調整はしばらく続く可能性もある」と言い出した。
本当に短期調整なのだろうか。

昨晩のダウ工業株30種平均は前日終値比318.24ドル安の1万5879.11ドルと、昨年12月17日以来、約1カ月ぶりの安値で終了した。
ダウ平均の1日の下げ幅は昨年6月20日(353.87ドル安)以来の大きさで、4日続落。
1週間の下げ幅は579ドルに達した。
これで、週明けの日経平均は大暴落し、15,000円を割り込むのは確実だ。
短期調整どころか、14,700円が上値抵抗線になっていた昨年秋頃の水準まで逆戻りしそうだ。
Pic20140124
世界同時株安の引き金になったのは、23日に発表された中国の製造業PMI指数である。
景況の改善・悪化の節目となる50を半年ぶりに下回った。
これをきっかけに、アルゼンチンやトルコ、南アフリカなどの通過が大幅安となった。
中国の景気減速懸念や新興国の通過安などを背景に世界的にリスクオフの動きが広がり、そして資金の回避先として円が狙われ、円高が進行した。
世界的な金余りだから、ちょっとしたきっかけで大量の資金が動き、株価や為替の過激な動きに繋がる。
これはもう人智をこえている、先を予測することもコントロールすることも不可能だ。
バブル崩壊の克服はバブル再燃しか知恵がなく、大量の金融緩和が生んだ世紀末の様相だ。
人類はリーマンショックから何も学んでいないように思えてならない。

 お気に入り名盤! ケニー・ドーハム:Quiet Kenny

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最新電気ケトル考

2014年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

その昔、会社の独身寮に入居していた。
パソコンも携帯電話もない時代とはいえ、寮の生活は前近代的だった。
寮では、外出時に家電品のコンセントを抜くことが義務付けられていた。
おそらく、過去に家電品を原因とする火災があり、再発防止策としてこのようなルールができたものと思われる。
寮生が出勤すると、寮の管理人さんが部屋の点検を行う。
ルールを守っていないと会社の総務に連絡が入り、怒られた。
常時通電できないルールだから、部屋にエアコンはない。
使える家電品はテレビとコタツぐらいだ。
だから、夏はとても暑く、冬はとても寒かった。
そんな中で、寮生の誰もが持っていた家電品がもうひとつあった。
東芝の電気ケトルだ。
用途は、カップラーメンとコーヒーである。
お湯が沸くとポット全体が振動し、フタがカタカタいう。
ちょっと危険なかんじだった。
そのうち、ルールが緩和されて、世間並みに寮の部屋にも家電品が増えていった。
電気ケトルもお役御免になり、保温ができる電気ポットに代わった。
Pic20140125
最近、よく見かけるのが、T-falの電気ケトル。カップ1杯のお湯が1分で沸くらしい。
よく売れているという。
しかし、電気ポットが普及した今、そんなに需要があるとは思えない。
電気ケトルの利点として、「熱いお湯が必要なとき、電気ポットの再沸騰機能では必要以上のお湯を沸かすことになるが、電気ケトルなら必要な量だけで済む」と書かれた記事を見た。
しかし、100度のお湯が必要なときとは、カップラーメンを作るときぐらいしか思い当たらない。
カップラーメン用に売れているとも思えない。
なぜ売れているのだろう、不思議でならない。

 お気に入り名盤! ケニー・ドーハム:Afro-Cuban

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旭川とんこつ塩ラーメン

2014年01月21日 | まち歩き

ファミールの「全国ラーメン紀行」は6か月サイクル。
半年経つと同じメニューが出てくる。
ただし、多少の変更はしてるようで、今月は「旭川とんこつ塩ラーメン」である。
おそらく新メニューだ。
旭川といえば醤油のはずだが、「らーめん山頭火」がブレークしたことで、同じような店が多く出現しているらしい。
ファミールの「旭川とんこつ塩ラーメン」も、「らーめん山頭火」にそっくりだ。
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麺はストレートな細麺。
とんこつラーメンの定番だが、あまり好きじゃない。
もっとも、九州のとんこつラーメンの麺よりは、ずっとましだ。
スープにとんこつ臭はなく、あっさりしていて美味い。
「らーめん山頭火」はカップめんでしか食べたことが無いが、かなりくどかった印象がある。
こちらは上品な味わいで、なかなか良い。
次回は半年後だから、今月中にもう一度食べに行ったほうがよさそうだ。

 お気に入り名盤! フィニアス・ニューボーンJr.:A World of Piano

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湯乃市 湘南ライフタウン店

2014年01月20日 | まち歩き

よく利用している日帰り温泉は「湯快爽快 ちがさき店」と「竜泉寺の湯 湘南茅ヶ崎店」。
2か月に1回ぐらいだから、気まぐれに行く程度だ。
昨年は「湯快爽快」が2回、「竜泉寺の湯」が4回だった。
「湯快爽快」はただ風呂に入るだけだが、「竜泉寺の湯」は露店風呂から富士山や丹沢連邦の眺望が楽しめる。食事も「竜泉寺の湯」ほうが美味い。
最近は「湯快爽快」に行く理由が見つからない。

年明けの初風呂も「竜泉寺の湯」にするつもりだったが、同じ所ばかりでは面白くないので、もう少し足をのばしてみることにした。
比較的近くにあるのは、平塚の「湯乃蔵ガーデン」と「湯乃市 湘南ライフタウン店」の2か所。
「湯乃蔵ガーデン」は以前行ったことがあるので、「湯乃市 湘南ライフタウン店」に決めた。
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建物はなかなか雰囲気がある。
温泉はない、いわゆるスーパー銭湯だ。
風呂の種類はいろいろ用意されているが、どれも湯船が小さい。
規模的には「愉快爽快」の三分一、「竜泉寺の湯」の半分ぐらいだ。
特に不満はなく、充分楽しめた。
食堂はセルフサービスで、メニューはまるで定食屋。
セルフなのに、値段はそれほど安くない。
ワンタン麺(680円)を注文したが、普通に美味かった。
ご近所の憩いの場みたいな感じで、わざわざ足を伸ばして行くほどの店ではなかった。

お気に入り名盤! フィニアス・ニューボーンJr.:HERE IS PHINEAS

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小出川 河床堀削工事

2014年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も小出川の土砂を掻きだす工事が始まった。
マメにやらないから、年々ひどくなる。
今回もわずかな距離しかやらないみたいだが、やらないよりはましだ。
測量棒を立てたところまで川底の土砂を取り除く。
ファークリフトの腕を伸ばして土砂をすくうだけだから、きれいには取れない。
川の真ん中にある石垣は、数年前に土砂を掻きだした時の取り残しだ。
経年変化で、土が石のように固まってしまった。
石垣の先に土砂が堆積し、石垣の左側は水が流れなくなった。
流れない川は異臭や汚染の原因になる。
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川の中にも測量棒を立てている所を見ると、ここの土砂も取り除く計画のようだ。
水が流れるようにするなら、この見苦しい石垣を壊したほうが早い。
抜本的な対策は、上流から流れてくる土砂を海に流すことだ。
それができないから、行き場の無い土砂は川底に堆積し、土砂の補充がない海岸線はどんどん後退してしまう。
最新の土木技術は、どうしてこの単純な問題が解決できないのだろう。


 お気に入り名盤! チェット・ベイカー:Sings

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駅そば大船軒 閉店

2014年01月16日 | まち歩き

茅ヶ崎駅の改良工事も最終局面に入ったようだ。
改札の反対側は、すべて駅ビルのラスカになるらしい。
すでに、改札の反対側にあった券売機やみどりの窓口は改札側に移された。
そのあおりを食って、改札側にあった「NEWDAYS」、「てんや」、「大船軒の弁当売場」は閉店になった。残る店舗は、「駅そば大船軒」と「QBハウス」の2軒だけだ。
これも今月中に閉店になる。
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茅ケ崎に移り住んでのは21年前だ。
この頃はまだ、北口の歩道橋も無かったし、駅ビルもルミネだった。
駅のコンコースには、「ロッテリア」、「キリンシティ」などの店舗があった。
日々様変わりしていく中で、変わらなかったのは「大船軒」だけである。
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ラスカになってどう変わるのか分からないが、立ち食いそばのない駅になるのは確実だ。

お気に入り名盤! カーティス・フラー:BLUES ette

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肉そば総本山神保町けいすけ

2014年01月14日 | まち歩き

高南駅伝のゴールを見届けた後、中央公園の前を通ったら、ラーメン祭の行列がほとんどできていないことに気付いた。
このぐらいなら我慢出来ると思い、並ぶことにした。
並んで見ると、人の数が減ったように見えたのは錯覚だったことに気付いた。
昨日までの長い行列を折り畳んだだけで、人の数はあまり変わっていない。
入口付近まで来ると、係員の叫び声が聞こえてきた。
北海道の「真武咲弥」、長野の「気むずかし家」、東京の「せたが屋」には100人近い行列が出来ていて、1時間半待ちになっているという。
これでは並んだ甲斐がない。
700円のチケットを買うまでに35分もかかった。この上、1時間半も並べない。
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「赤備」のラーメンが美味そうだったが、ここの行列も長い。
そのとなりの「肉そば けいすけ」が空いていた。
行列は10人ぐらいで、15分で購入できた。
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脂ぎった真っ黒なスープの上に、ハムのように薄いチャーシューが数枚乗っている。
美味くない。
スープは、まるでチャーシューの煮汁を飲んでいるようだった。
空いているわけだ、みんなよく知っている。

それにしても、こんなに混んでいるのに地元の店には客がほとんどいない。
こんなに並んで地元のラーメンを食べる馬鹿もいない。
主催の湘南ラーメン会にとっては、企画倒れだったかもしれない。

 お気に入り名盤! マル・ウォルドロン:LEFT ALONE

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