このところ、毎日のように韓国の日本批判が報道され、食傷気味だ。
ことの発端は、日本が兵器転用の恐れのあるフッ化水素など3品目の輸出管理を強化したことだった。その背景には、韓国が日本からの輸入物資で兵器に転用可能な物資を第三国に横流している疑惑がある。これに対して、韓国がきちんとした対応を示さないため、日本政府は追加措置として、「ホワイト国」から韓国を除外したのである。
韓国はこれに反発し、政府に扇動される形で、反日をエスカレートさせている。日本製品の不買運動に渡航自粛、WTO提訴、日本をホワイト国から除外、さらには、放射能汚染国の誹謗中傷。ほとんどが愚にもつかない嫌がらせだ。手詰まりから、米国の要求を無視して「GSOMIA破棄」にまで及んだ。米国の仲裁以外に事態を収拾する術はないのに、その米国をも怒らせてしまった。
文政権は外交、経済の失政続きで、国内には不満が蓄積しているという。反日はそのガス抜きだが、抜いたところで事態が改善するわけでもない。GDPの多くを頼る輸出が不振で、貿易赤字、経常赤字、GDPマイナス成長、ウォン安と状況は悪くなる一方だ。頼みの中国からも毛嫌いされ、ロシアにも相手にされず、北朝鮮からも無視され始めた。四面楚歌なのに、あげた拳を下ろすこともできない。
横長し疑惑にきちんと対応すればいいだけだったのに、自国をここまで追い込んでしまう文政権はあまりにも愚かだ。経済がこれ以上悪化すれば、前政権同様、任期をまっとうできずに退陣となりそうだ。
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